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814 名前:左慈ss3[sage] 投稿日:2007/10/02(火) 13:48:23 ID:q9UVRjSa0
随分前の左慈ss2の続き。見たい人はいないかもだが投下

「・・・・・ん・・・ここ・・は?」
(背中が冷たい・・・俺は寝かされているのか?)
ズキッ
(クッなんだ頭が痛い?どうして・・・・・)
(・・・っ!?そうだ俺はあの侵入者にやられて気を失った)
(くそっ!この俺が一方的にやられるとは!!)
己の不甲斐なさに憤り腕を床に叩きつけようとすると「ジャララ」と音がした
「ちっ、手枷か。暗くて分らんが体中を拘束されてるようだな」
暫くすると暗闇にも目が慣れてくる
「ただの鎖なら引き千切れるんだが、なっ!」
ガギッ!
「無理か。上手く力が入らん。おぼろげにしか見えんが、おそらく呪法の類で強化されてるだろうな」
(だがこの状況をどうする。拘束され自力では脱出不可能、助けを待つにしても干吉は俺と同じかもしくは
既に殺されている可能性がある・・)
(万事休すか、せめて相手の正体と目的が分れば・・・)
・・・・・コツコツ、コツコツ
(っ誰か来る、奴か?足音からすると一人、いや二人か?)
・・・・・コツコツ
(来たか。)
815 名前:左慈ss4[] 投稿日:2007/10/02(火) 13:49:35 ID:q9UVRjSa0
・・・ギィィイィー
扉が開き灯り共に人影が一つ入ってくる
(逆行でよく見えんが・・・あの巨漢か。だがもう一人は何処だ?)
(こっちに来る?、気絶してる振りをしておくか)
目を瞑る、と瞼越しに灯りが灯ったのが分った
コツコツコツ
「んふふ〜、よく眠ってるわねぇ〜」
聞こえてきたのは不本意ながら聞きなれた濁声
「んなっ!?」
つい声を出し、目を見開き声の主を見やる
「あらん、起きてたの左・慈・ちゃん?」
「貴様、貂蝉!!??」
呆然としていると貂蝉が扉の方へ声をかける
「目が覚めたならもう良いわよね。」
もう一人が部屋に入ってくる
「ええ、もう結構ですよ貂蝉、有難うございました」
そこにいる人物にさらに驚愕する
「なっ!、何故お前がそこにいる・・・・・干吉!?」

〜とりあえず此処まで〜
817 名前:左慈ss5[sage] 投稿日:2007/10/02(火) 22:47:51 ID:q9UVRjSa0
続き
「今説明してあげますよ。とその前に、貂蝉・・・「ゴソゴソ」ああこれです」
服の下から小瓶を取り出し貂蝉に差し出す
「あらん、これがそうなの?」
「ええそれが報酬の特性媚薬です。ただし使用の際には気を付けて下さい。これは非常に気化しやすいので
蓋を開けたら数分で全て空気中に消えてなくなってしまいます。使うときは厳重に施錠した密閉された部屋で
お願いします。あ、ちなみに超即効性ですので媚薬を吸い込んだら2〜3秒で効果が現れますよ」
「んふふふ〜、わかったわぁ。そうと決まればもう帰るわね、まっててね〜ぃご・主・人・様ぁ〜ん!!(じゅるり)」
叫び声をあげながら神速で去ってゆく貂蝉
「ふふふ、御武運を」
「(よく分らんがあいつの狙いは北郷だろう。奴の事は憎いが同情はする・・・ってそうじゃない!」
「おい干吉!貴様これはどういうつもりだ!!」
「どう・・・とは?」
「ふざけるな!!俺を貂蝉に襲わせてここに拘束している事だ!!!」
「ああ、そのことですか」
いつもの笑みを浮かべ
「いい加減我慢の限界でして・・・」
「我慢・・・だと?」
「ええそうです。もう限界なんですよ」
「もう・・・耐えられないんです」
「何度も気持ちを抑えようとしましたっ」
「でも、駄目なんですっ!」
「抑えれば抑えるほど膨れ上がって!胸が苦しくなって!!でもそんな事には貴方は全く気づいてくれないっ!!!」
818 名前:左慈ss6[sage] 投稿日:2007/10/02(火) 22:48:35 ID:q9UVRjSa0
急に激昂する干吉に左慈は混乱する
「ちょ、ちょっと待て。お前はいったい何を言って「でももう良いんです」は?」
「気づいたんです、我慢する必要ないんだって事に」
「左慈、貴方が悪いんですよ?私の想いを無視して何時も何時も北郷一刀の事ばかり考えて」
壊れた笑みを浮かべる干吉
「どうしたら私の事を見てくれるか・・・考えて考えて答えが出たんです」

       ”そうだ、自分しか見られないようにシテシマエバイインダ”

「それからは迷いは消えました。貴方を手に入れるためにどうしたら良いか。監禁調教なんていいんじゃないか?
でも私では身体能力では敵わないと思い、貂蝉に協力を求めました」
「はじめは渋っていましたけど報酬の話をしたらすぐに乗り気になりました。ふふ、さすが私と同じ趣向を持つものですね」
「そうして秘密裏に準備を進め、今こうしているという事です」
左慈は得体の知れない恐怖に襲われながらも気丈に振舞う
「お、俺をどうするつもりだ!」
「ふふ、さっきも言ったじゃないですか。私の物にすると」
「戯言を言うな!さっさとこれを外せ!」
ジャラリと手枷を鳴らす
「いいですけどその前に聞きますよ?」
「私の物になると誓ってください」
819 名前:左慈ss7[sage] 投稿日:2007/10/02(火) 22:50:15 ID:q9UVRjSa0
「〜っ! ふ・ざ・け・る・なーーー!!!早く外せ!!もう我慢ならん!!すぐに殺してやる!!!」
「おやおやいいんですか?上の方々に怒られますよ?」
「上の事なんぞ知った事か!!!」
唇の端を噛み切り、血を流しながら干吉を睨み付ける
「・・・・・もう一度聞きます。私のm「黙れ!!!」・・・・・そうですか・・・」
「手荒な真似はしたくなかったのですが」
「なんだtむぐっ「少し静かにしましょう」むー!」
口内に布を詰められる
「私も心が痛みますが仕方ありません。これも貴方のためです」
「傀儡子兵達よ、来なさい」
扉より入ってくる十数人の傀儡子兵達
「むーむむーっ!」
「何をするですか?それはですね、これからこの傀儡子兵を使って貴方の後ろを犯し、開発調教します」
表情が凍る左慈
「ちなみに部屋の外に100人ほど、全体で1万人ほどですかね。その人数を相手にして貰おうかと思ってます」
「むがー!!」
「初めは10人ほど、慣れてきたら徐々に人数を増やして堕としていきます」
「まあ早く堕ちてくれたほうが私としては嬉しいのですが」
「むー!むー!!」
「それでは始めましょうか。時間はたっぷりありますから楽しんでくださいね、左慈?」
「傀儡子兵よ、行きなさい」
「ーー!!むむがー!むむー!!!」

(何故こんな事にっ あ、や、やめろ!来るな!!・・・やめろぉぉぉぉぉーーーー!!!)
820 名前:左慈ss8[sage] 投稿日:2007/10/02(火) 23:29:33 ID:q9UVRjSa0
〜とあるち○この屋敷〜

「よしっこれで最後だよな?」
「はい、本日の分は全て終了です」
「んぁぁ〜!疲れたー」
「お疲れ様ですご主人様。あ、今お茶を入れますね」
「ああお願いするよ、朱里」
業務を終え休息する二人
「はいどうぞ」
「っとありがとう」
ズズズ
「うんうまい」
「有難うございますv」
はにかむ朱里。
「あ、そうだご主人様」
「ん?」
「ご主人様はこの後どうしますか?」
聞かれ考え込む一刀
「んー、もう外も暗いしな。後は寝る・・・もしくは(ニヤリ)」
「朱里と”運動”するとか?」
あわてるはわわ
「は、はわわ〜(///)ご、ご主人様〜」
821 名前:左慈ss9[sage] 投稿日:2007/10/02(火) 23:30:48 ID:q9UVRjSa0
「それともなにか用事があるのか?」
「い、いえ!何もありませんです!!」
「なら・・・」
「ちょ、ちょっと待ってくださいっ」
一刀を押し留める
「今日は趣向を変えてみませんか?」
「実はですね、今日面白いものが手に入ったんです」
「面白いもの?」
「ええ愛紗さんと星さん恋さん達が貂蝉さんから譲ってもらったんです」
「貂蝉から?そういえばあいつ昼ごろに庭でボロ切れになって転がってたけど」
「それは知りません(キッパリ)また何かしたんじゃないですか?」
「ん・・・まあ貂蝉だからいいか。で、その面白いものってなんだ?服とかか?」
朱里は妖艶な笑みを浮かべながら言う
「それはですねぇー「コンコン」あ、皆さん来たみたいです。どうぞー」
扉が開かれるとそこには蜀魏呉董の皆が勢ぞろいしていた
「えーと、皆どうしたんだ?」
問いには答えず笑みを浮かべるもの、俯いているもの、顔を上気させているものそれぞれが無言で部屋に入ってくる
ガチャッと鍵がかけられる
「さぁ始めましょうか。ご主人様?」
そう言う朱里の手の中には液体が入った”小瓶”が握られていた・・・・・

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