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恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの避難所〜 22

1 :管理人 ★:2011/01/13(木) 00:29:36 ID:???0
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
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  i::/:、 :::、  /''ii'V
  ̄ハ:::::\ "''il|バ''
諸葛亮 曰く
「は、はわわ、ご主人様、ここは恋姫†無双総合スレと外史スレの避難所です。
 規制時、依頼、議論、外史スレでは避けられている話題をしたい時などにご利用下さい。」

■スレの仕様
1レス分の最大行数32行、最大バイト数2048バイト、投稿間隔5秒、連投規制無し

■住人の方へ
作品投下直後、議論中はキャラチェックのみのレスをお控え頂くようお願い致します。

■作者の方へ
外史スレへの転載を希望される場合は、投稿の際にその旨の明記をオススメします。

■転載依頼を受ける有志の方へ
トラブルを避けるためにも事前の宣言をお願いします。

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■前スレ
恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの避難所〜 21
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489 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 01:47:41 ID:UidR6JmIO
「お前がどう捉えようとも構わないけれど…口に出して喋るのは止しなさい(貴様を処刑するのを)我慢できなくなるから」
「・・・ヘヘッ」
なにを思ったのか彼は薄ら笑いを浮かべた。
「(ゾワッ)…ただそれは棄てたの、好きにすればいい」
怒りと嫌悪感を一切面に出さず流すことに成功する曹操。
「へへ、ならありがたく頂いておくぜ」彼が『どう思ったのか』は、曹操に言われた通り思いを喋らなかったので解らないが槍はきっちり拾った。
それを見届けてからその場を立ち去り盗賊団にされた彼らに声が聞こえない場所にたどり着くと曹操が吐き捨てる。
『クズッが!』
◇ ◇ ◇
自軍に戻った雪蓮は指示と説明を繰り出す。
「敵は曹操軍に扮した盗賊団。数は五百弱、北郷一刀を襲ったのはそいつ等の仕業だ。出る予定は私一人でいいから皆はこの場にて待機、もし曹操軍に動く気配が有れば対応せよ。指揮は蓮華に任せる」
「雪蓮姉様。単騎でなんて危険過ぎます、せめて親衛隊を付けてください。それが駄目なら・・・そうね相手は一刀を傷付けて殺しかけた敵!私も出ます」
「こらっ、少し頭を冷やしなさい蓮華。貴女は駄目よ、万が一のことがあったらどうすの?」

490 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 01:50:37 ID:UidR6JmIO
「その時には…シャオがいます!」
「シャオにはまだ、全体の指揮は早いわよ」
「それでも、やはり一人は危険過ぎます」
「ん〜確かに少し辛いかな?でもね女の意地も有るのよ蓮華」
そこに近づく女性が一人。
「……雪蓮」
「あら、恋」
「……恋も行く」
「…恋も?そうね、なら二人で行きましょう」
「……コクッ」
「これより私達は二人で撃って出る!何者も手出し無用!我が命に背く者は誰であろうとも厳罰に処す、例外は無いと思え!!蓮華あなたもよ」
「・・・分かりました、天下の飛将軍が一緒なら安心でしょう。呂布、お姉様をお願いね」
「……孫権」
「なに?」
「……恋で良い」
「私にも真名を預けてくれるの」
「……孫権もご主人様が大事、凄く判った」
その台詞に改めて一刀に対する自分の気持ちを思い知らされた蓮華は顔を赤くする。
「・・・ありがとう。なら私のことも真名で呼んで頂戴、真名は蓮華だ」
「……わかった・・・」
「なんだ、どうした恋?」
「……よろしく、蓮華」
「あぁ、よろしくね恋。改めてお姉様を頼む」
「……コクッ」
「良し、みんな仲良くでよろしい。但し一刀に関してはみんな恋敵なのを忘れないのよ♪」
「「コクッ」」

491 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 01:53:39 ID:UidR6JmIO
「蓮華、ちょっと行ってくるわね〜。じゃあ恋、行きましょうか」
「コクッ」
「後武運を…恋、雪蓮姉様」
蓮華に見送られながら突き進んで行く二人であった。
◇ ◇ ◇
突き進む二人の先には暗殺実行に関わった約五百の元許貢の残党たち。
「さてと、どうしましょうか?恋」
「……ご主人様を傷つけた。許さない、倒す」
「数はともかく…あの程度の雑魚に作戦なんか必要無いか、感じる儘に戦って殺すのみ…じゃあ行きましょ恋」
「…コクッ」
合わせたかの様に走り出した二人。
「来たぞ!弓構えろ…引き付けてからだ。…まだだ…まだだぞ」
すっかり指揮官の真似事をしている彼が命令している。
「・・・あの男!」前方に自分を襲い一刀を傷付けた男を見つけると、怒りと歓喜が混じった凄まじい殺意を放つ。
その並々ならぬ気配に彼は向かってくる二人に視線を送ると、片方が自分で襲った相手だと気付く。
そして視線が合った瞬間、男の全身の血が凍った。
それは蛙が蛇に睨まれるような…いや、“そんな生易しいモノじゃない”と男は思った。
あの時もすぐに殺されると思うもそれを全身全霊で拒否しその場を逃げ出せた。
逃げても必ず殺されると思いながらも、その時は今殺されるよりはましだと思い逃げ出した。

492 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 01:56:30 ID:UidR6JmIO
だが今は何故だろう『あの時に殺されていれば良かったんじゃねえか?』と考えが少し過ぎり。
そして、まさか『本当に殺しに来るとわ!』と驚き、あの時の恐怖が再現する。
その恐怖が奇妙に悲鳴を上げさせる。
「ひゃない!!」
その悲鳴が合図に矢が放たれた、なんとも微妙な悲鳴が放つ号令と間違われたからだ。
必中というには僅かに早かった、それでも相手が普通の人間だったならば、二人共にかすり傷でも負いそこで終わっていただろう。
だが彼らに取って不幸なのは、目の前にいるのが人間の姿をした二匹の獣だったことだ。
少なくとも今だけは約五百の人間に対し、復讐の獣と化していた。
「えっ!消えた?」
彼らにはそう見えたのだろう、本来ならそこに二人の死体が転がっている筈だった。
死体が転がっていないにしろ矢の一本も刺さった、最低でもかすり傷を負った二人が毒により息も絶え絶えでなければおかしかった。
だが“そこ”に彼女らは居なかった、矢を放つ前までは確実にいた二人が全面に居ないのだ。
「おい!何処に消ゲェ」
『ブシュ――――!!』
二つの紅い華が咲きそれが彼女らの位置と存在を確認させた。
突然に存在を認識させられたある者には、神罰を下す為の使者が天から降ってきたように思えた。

493 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 01:58:09 ID:UidR6JmIO
またある者には、今まで自分たちの侵してきた行いに地獄の使いが地面から這い出たのかと思った。
すぐに二筋の光がそれぞれ左右に走ると、命の華は九つになる。
雪蓮と恋は一旦離れると『ドサ、ドサッ』と死体になった肉の塊が倒れた。
その音に我に返った主犯格の男が怒鳴る。
「方形陣だ!方形陣を引け!!それならおいそれと手を出せない筈だ!!」
その声に我に返った彼らも慌てて指示に従おうとするも、形になる前に雪蓮と恋二人が新たな死体を作る。
恐怖にかられた男二人が逃げ出す。
「馬鹿やろう!単独で逃げたって」
逃げる二人に気付いた二人の将はそれぞれの得物、方天画戟と南海覇王を投擲する。
「げべぇ」
「ぶびぁ」
見事命中して頭を貫かれ息絶える男二人、すぐに武器は回収される。
「馬鹿が、単独で逃げたってただの的だってんだ。いいか!逃げる時は全員で一斉にバラバラだ!!今はまだ早い!まだ数は圧倒的になんだからな!!」
そんな言葉に彼らは『本当に大丈夫か?』と既に疑心暗鬼が芽生えていた。
だが彼らに考える暇なんて物は無かった。
恋が方形陣に向かって走る、以前見せた棒高跳びの要領で人垣を飛び越えて陣の内側に着地する。

494 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:00:22 ID:UidR6JmIO
簡易とは云え陣である、多少は面倒になる攻めも陣の内側に入られては脆かった。
斬りつけながら真っ直ぐ進み陣を内側から突き破る、恋は尚真っ直ぐ進み、開いた傷口が塞がる前に雪蓮がなだれ込んで更に広げた。
そのまま暴風は駆け抜け紅い華を撒き散らし無事に陣の外まで出る。
容赦ない殺戮が未だ数で優勢のはずの彼らに徐々に恐怖が感染する、恐怖に感染した男達は組織だった抵抗の効果が薄れていく。
さすれば恐怖が更に感染し、そして組織としての動きが悪くなる負の連鎖。
命を散らしながら咲く華に見とれてしまうモノも少々。
あまりに速い攻撃に防衛の為に指示を出すだけで精一杯だった主犯の彼、気付けば残った人数は似非ですら陣を貼ることが出来ないところまで減っていた。
すると勝手に動きだすモノが後を絶たなくなる。
―無駄を承知で逃走すれば拾われた剣で急所を貫かれ致命傷を負う―
―自暴自棄に駆られて吶喊すれば真っ二つにされ―
―為す術もなく棒立ちをしていれば、無論首を跳ねられ討ち取られる―
そこに存在するのは人に取ってただ虐殺であった。
その状況の中、曹操 孟徳は声を張り上げて叫ぶ。

495 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:02:46 ID:UidR6JmIO
「よく見ておけ!!あれが将と兵の差だ!兵では将に絶対敵わない、兵が将に挑むのは死を意味するのだ!当たり前だが敵に将がいるように我が軍にも将が存在する!!我が軍の兵でいる限り!
 敵の将から皆を我が軍の将が守るであろう!!」
腕を肩の高さから地面に対して水平に振り。
「そして我が軍の将がおらぬ処に敵の将が来ない様に軍師達が采配をしよう!されど我が軍の兵である誇りを忘れたり持たぬ者、さらには人の道を外れるような外道に!!一片たりと慈悲は無いと思え!!」
曹操の兵士達が目の前の殺戮をじっと見ている、それぞれに己の思いや決意を心に秘めて……
尚、戦いと云う名の虐殺は続いている。
「助け!助けてグッピャ!!」
『ドサッ!』
「ギャアアァー!」
「誰だ!誰が言った!!二人な…ゴフッ」
『ドサッ』
「ハハ……アハハ…」
・・・
・・

様々な阿鼻叫喚が聞こえていたが今は静かだ、それは約五百いたモノ達がいまや数えるのに両手の指で事足りるまで減ったからだ。
この場にて生き残ったモノ双方は肩で息をしていた…片方は肉体的に、片方は精神的な理由で。
そんな中、今回の出来事の発案にして発端になった男に向かって近くにいた男が話し掛ける。

496 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:05:25 ID:UidR6JmIO
「どうするんだよ?」
「知るか!」
男は怒鳴る、問う男は彼とは裏腹に依然静かに問う。
「戦って駄目、ましてや逃げても駄目、だからといって今更お前を殺して首を差し出しても……無駄だろうな」
「知るかって言ってんだろ!テメエのことはテメエで考えろや!!」
「あれだけ大口を叩きながら・・・そうか、話に乗った時点で天命は尽きていたのか・・・なら好きにさせてもらおう」おもむろに刀を自分の首に向けると、
『ザシュ!』
一気に突き刺した!
『ブシュ―――!!』
勢いよく鮮血ば飛び出し、
『…ドサッ』
と、彼は倒れる。
一人目の自決を皮切りに残ったモノの半数が自決した。
彼らはこんな馬鹿げたこの世の地獄より“一刻も早く、まだいくばくか増しであろう、あの世の地獄を選んだ”のだ。
それの事実を見せつけられた残り全員が一人を除き、雪蓮に“自決する勇気が無い為の突撃”が遂行される、無論全員が斬り捨てられる。
と、同時に恋が最後の一人に飛び掛かった。
「恋!そいつだ!!一刀を傷つけたのは!!」
『ガキンッ!!』
雪蓮の声に咄嗟に反応し振り下ろす力を抑えた恋、男の方も咄嗟に身を守るのに曹操から手に入れた全てが鋼鉄製の槍で防いだのでギリギリながら一撃死だけは免れた。

497 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:08:03 ID:UidR6JmIO
だがそれは彼に取ってただの永い生き地獄の始まりであった。
咄嗟に身を守ったとはいえ正直、男は死んだと思っていた。
しかし男は死んでおらず、両腕を上げ若干曲がっているものの柄で相手の方天画戟を受け止めていた。
それを彼は『これは幸運!』と思い、後は押し戻してから距離を計りそれからその後の事を考えようとした。
が、男がいくら力を込めても押し戻せない、それはまるで城壁その物を押してる気分になる。
けれど彼が押してるモノは城壁などでは無かった、なぜなら“城壁なら決して押し込んでくるはずがない”からだ。
彼がいくら渾身の力を込めようと絶対の力に押し込まれた。
それはやがて、中腰に成り、片膝を着き、両膝になり、正座の姿勢に成った。
これ以上に姿勢を低く、又は崩せば瞬く間に彼は死ねたであろう。
端から見ればその方が遥かに良いのだが、生への執着か?または正常な判断が全く機能していなかったのか、ただ本能による生にしがみ付いていた。
だが依然と呂奉先の得物が…
・・・・・・下がる。
・・・・下がる。
・・下がる。
下がる。
『メリッ!』
彼は耳からではなく、頭の内側から肉が裂ける聞こえた。

498 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:11:57 ID:UidR6JmIO
そこに全身返り血にも拘わらず優雅に歩いて来る雪蓮が男に微笑みながら話かけた。
「あら〜物凄く必死なのね?あまりにも哀れだから、いつもなら殺してあげるんだけど」
「ハッハッハッ…」
犬の様に舌を出しながら息をして目で慈悲を、楽にしてくれと訴える。
「恐らく前回も私を襲ったのはアナタでしょうし…」
『前回も?私を襲った?何を言って…』男には何を言われているのか意味が解らなく混乱する、だがそんな事は雪蓮に取ってお構いなしで言葉を続ける。
「何よりも今回のやったことが、一刀の命を危険にさらした事が許せないから・・・もう少しだけ、ゆっくり苦しんで逝きなさいよ♪」
相も変わらず美しい笑顔を崩さずに悪魔のような言葉を告げた雪蓮。
その場から数歩離れてその様子を眺めだした、相変わらずの笑顔なのだが目が一切笑っていなかった、その目を見てしまった男は総てを諦めた。
『メリッ!』
男は未だに頭の内側から異物がめり込んでいく音を聴かされていた。
・・・
・・

男はいつの間にか視界が紅く染まっている事に気付く、先程まで内側から聞こえてた音が頭の天辺から耳の高さまで下がっているような気がしていた。

499 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:15:20 ID:UidR6JmIO
不意に恋が語りかけた。
「……お前はご主人様を危険にした」
この言葉を理解出来る状態だったら彼は反論しただろう『彼奴が勝手に飛び込んで来たんだ!』と、だが幸か不幸が今の彼はまともに言葉を理解できる機会が著しく少ない。
「……本当は同じかそれ以上に苦しめたいけど。……お前を構っているとご主人様の傍に戻れない」
この言葉を聞いて理解できる時だったらしく男は安堵した『(ああ、やっと楽になれるのか…)』と。
「・・・・・だから、もう死ね」
『ズシャ!』
少しだけ力を加えると、男は持っていた槍ごと真っ二つにされて左右に倒れた。
何事も無かったかの様に恋は立ち上がると。
「……雪蓮終わった、恋はご主人様の所に帰る」
「そうね終わったわね・・・け〜れ〜ど〜恋、ひとまずお風呂には入りなさい」「……ん?」
『なんで?』と言いたげな疑問符付きな顔の恋。
「恋。今の自分の姿を見てみなさい」
言われて血まみれな自分の姿を見ると。「……恋、赤い。でもそれは頑張ってあかし」
「それはそうね…でもね私たちはこれでも平気だけど、一刀はこういうの苦手だから驚くわよ〜」

「……それは困る」

「でしょ、だから一旦お風呂に入って身体を洗い、そして綺麗になるの。一刀も、もう少し安静にした方が良いだろうし」

500 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:18:36 ID:UidR6JmIO
「……コクッ」
「恋は良い子ね〜」
「……けど」
「けど?」
「……それは雪蓮も同じ、真っ赤」
「そうね、じゃあ二人で入りましょう」
「……ん?」
「仲良くなった記念に一緒にお風呂入って体を洗いっこしましょ、って言っているのよ」
「……コクッ」
「そうと決まれば善は急げ、と」
ここでやり残した仕事を思い出したかの様な感じで振り向いてざまに雪蓮が。
「ならば曹操!我々はこれにて撤収する、そちらも“用事が無くなった”のだから、準備が済み次第速やかに撤収することを切に願う」
立派ながら形式的な言葉をかける雪蓮、それに対しての返事はけっして形式的では無かった。
「分かっている・・・この事は忘れないわよ」
「見かけによらず律義なの?」
「アナタは私をどのように見ているのかしら?そんなことより、勘違いしないで!!“覚えておく”って言ってんのよ!」
「あら〜♪それは至極光栄だわ曹操」
「ふんっ、せいぜい今は減らず口を叩いてなさい…けど本当に覚えてなさい。では皆の者、帰投準備!準備出来次第、随時撤収するわよ」
「「「帰投準備開始!!」」」
曹操の撤収の号令に兵士たちが帰投準備に入る、当初とはうって違い良い緊張感に包まれた雰囲気で帰投の準備をこなしていく曹操軍。

501 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:21:03 ID:UidR6JmIO
「帰りましょう、恋」
「……コクッ」
その様子を確認すると恋に声をかけ城に向かいだす雪蓮。
「明命」
「ハッ、ここに」
降って湧いた一人の少女。
「念の為に撤収する曹操軍、国境まで監視をしなさい」
「御意!」
「それと一足先で劉備たちに連絡、出撃準備をしてる様なら撤収する曹操軍に出だし無用と。ヘタに蒸し返えされても困るから、この考えは一刀の意志で有る事を強く主張するのを忘れないように」
「御意…」
二つ目の返事と共に姿を消した明命。
こうして無事に自分の軍に戻るとみんなが出迎える。
「雪蓮姉様、恋。よく無事で」
真っ先に声をかけたのは蓮華、その後はそれぞれがそれぞれの形で出迎えと報告に入る。
「ところで〜冥琳♪」
突然猫なで声に変化した雪蓮。
「なんだ雪蓮、酒など無いぞ」
嫌な予感もしながら冷静に返す冥琳。
「お酒のことなら祭にでも聞くわ。でね、一刀を傷付けちゃった事とけれど平気だから安心してって事、劉備にちゃんと伝えて欲しいんだけど〜」
「ちゃんとした使者を送って、しっかりとこの事を伝えろと?」
ジト目で見つめる冥琳を軽く流しながらも、両手はしっかりとお願いをする者らしく合わせている。

502 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:23:33 ID:UidR6JmIO
「そうなのよ〜、やっぱ一刀は劉備の処から預かった大事な客人でしょ。するとこの事態を何も伝えない訳いかないじゃない・・・だからお願い、冥琳!」
更に頭も下げた。
「また難しい注文を…『自分たちの主が傷ついた、場合に寄っては死んでたが…おっとこれは言う必要はないな、助かったのだから無用な心配は必要無いと。だから安心して欲しい』等と、どう伝えればいいのだ?」
呆れ顔で訪ねる冥琳。
「それを考えるのが冥琳のお仕事でしょう」
先程とは裏腹にお願いしておいて、既にそんな態度である。
「さ〜てと恋、お風呂入りましょうお風呂に♪その後、一刀の様子次第で見舞いに行きましょう!」
「……コクッ」
さっきと恋を連れて浴場に向かってしまう雪蓮。
「やれやれ誰に行かせるか・・・仕方がない穏一肌脱いでくれるか?」
「は〜い、なんでしょうか冥琳様?」
これは穏に取って一対多数の受難の幕を上げた瞬間だった。
こうして後の歴史家たちに云われる、曹操の第一次・江東進行は失敗に終わった。
・・・
・・

◇ ◇ ◇
傷が癒えた一刀は期限ギリギリまで、今まで以上にこき使われた。
特に穏の相手をするのが飛躍的に上がった。

503 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:26:23 ID:UidR6JmIO
穏曰わく、『あれだけ酷い目に遭ったんですから、まだ物足りないぐらいなんですからね!』とのこと。
こうしてその日も本を抱えて一刀の部屋に消えて行く穏であった。
・・・
・・

◇ ◇ ◇
徐州に帰る当日。
城門は見送りと無事に徐州まで送る者達でごった返していた。
それでもチャンスを見つけた雪蓮が二人きりの様な状態で話し掛けた。
「御免ね一刀」
「なにが?雪蓮」
普段謝る雪蓮など滅多に見ない一刀が驚きながら雪蓮に訪ねる。
「腕の傷、残っちゃった…」
そう言いながらフランチェスカ学園の学生服に隠れた左腕の傷の位置に右手の掌を添える雪蓮。
「そんなの気にしないさ」
「ありがとう一刀。でも、不謹慎だけど正直嬉しくもあるのよ」
小声で『マーキングできたから?』と訪ねた一刀は雪蓮に腕を思いっ切り抓られた。
雪蓮は抓り続けながら『一刀にはそんな趣味もあったのね?』と語るも、当の本人も悲鳴を出さない為に必死でろくに聞いていなかった。
ようやく痛みが引いた一刀が先程の会話の続きを再開させる。
「なんで?」
「だって私が付けた傷が一刀にあるって事は、離れていても傍に居るって証…いえ、もっと厳密に言えば“一刀は私のモノ”って証明だから」

504 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:29:45 ID:UidR6JmIO
『やっぱ、マーキングじゃん?』と言いかけるも、もの凄い嫌な予感に襲われ中断する一刀も口ではしっかりと本心と正解を語っていた。
「心はいつでも雪蓮と一緒だぞ」
「違うの…目に見える形で欲しかった…って言うか・・・もう一刀のバカ!知らない!!」
「悪い悪い、御免よからかい過ぎた雪蓮。でも、その気持ちは本当に嬉しいよ」
「・・・一刀」
これまた珍しい、雪蓮の真っ赤な顔が見られた。
「雪蓮姉様、そろそろ出発しませんと…」
「あっ!そうね、それそろ出ないとね。・・・それにしても、あ〜んやっぱり私が行きた〜い」
「却下だ。国の王が四六時中国政を空けられてたまるか、ただでさえさぼり気味なんだからな」
冥琳の容赦ない雪蓮の評価にみんなが苦笑いをする。
「う〜冥琳の意地悪」
「なんとでも言うがいい、憎まれ口一つで溜まっている仕事が片付くならいくらでも甘んじて受けよう」
「ぶ〜」
拗ねてはみたものの冥琳の様子が一向に軟化する気配がないので諦めた雪蓮。
「それじゃあ蓮華、一刀をよろしくね」
「はい雪蓮お姉様♪」
徐州への使者兼一刀の護衛、それ即ち一刀と一緒。
この事実がよっぽど嬉しいのか姉と妹とは対照的に上機嫌な返事が返ってきた。

505 :一刀十三号曰わく、:2011/02/22(火) 02:31:32 ID:UidR6JmIO
「…良い機会だから、道中更に仲良くして…そのまま閨にでも誘ったら?…」
「?・・・なっ!、姉様!なんて…なん…て」
「おっ!蓮華もまんざらでもなさそうね」
「・・・・・」
蓮華は完全に轟沈、だがここに孫呉一の蓮華の忠臣が口を開いた。
「蓮華様、そろそろ出発のお時間かと」
「あっ!思春…そうね、そろそろね」
本当に出発間近の為慌ただしくなる中、雪蓮が思春に声をかけた。
「思春、二人共よろしくね」
「ハッ!この甘興覇、命に代えましても“蓮華様だけ”は必ずお守りします」
「俺はいいのかよ」
「フンッ、当たり前だ!」
「思春も素直じゃないわね〜」
「雪蓮様、仰っている意味が理解出来ませんが?」
と、まだ全否定する思春を華麗にスルーすると。
「恋も元気でね、またにはご飯食べにいらっしゃい」
「……コクッ」
と、次は恋に話しかけていた。
そして、
「じゃあ、桃香達のいる徐州に帰るか!」
こうして一刀は四ヶ月の期間を揚州で過ごし、こうして今徐州への帰路に就くのであった。

506 :一刀十三号 ◆keNb29aoZQ :2011/02/22(火) 02:33:45 ID:UidR6JmIO
???「進歩が無いのね、あなた」
「にゃー(誰?)」
「か、華琳様〜」
「にゃー(す・す・すいませんです)」
「反省無き謝罪など…」
「・・・・・にゃー(すいません)」
「そ・それでは皆さんご静聴ありがとうございました〜、ではでは〜」

507 :明命曰く、:2011/02/22(火) 02:36:20 ID:DtoclaMw0
乙です。
>>502ですが
曹操の第一次・江東進行は→進攻か侵攻の誤りですね

508 :穏曰く、:2011/02/22(火) 02:37:02 ID:P8Xgoqu20
深夜の投下乙でした

509 :愛紗曰く、:2011/02/22(火) 02:38:05 ID:wlAxMe6Q0
おっつー

510 :恋曰く、:2011/02/22(火) 02:40:06 ID:yebTtbO20
十三号さん、乙です。

めでたい事があった次の日の嫁


511 :恋曰く、:2011/02/22(火) 02:41:41 ID:yebTtbO20
タイムリーでいい娘がきた^^

512 :朱里曰く、:2011/02/22(火) 03:05:27 ID:1jcHyo020
一刀十三号おつ

>生きるか死ぬかの瀬戸際でわよ
「でわよ」は誤字かな?

513 :一刀十三号 ◆keNb29aoZQ :2011/02/22(火) 07:58:12 ID:UidR6JmIO
まとめサイトの神様、まとめサイトの神様。

>>484
『生きるか死ぬかの瀬戸際でわよ』

『生きるか死ぬかの瀬戸際だからよ』
に変更お願いします。

>>502ですが
『曹操の第一次・江東進行』

『曹操の第一次・江東進攻』
に変更お願いします。
m(_ _)m

>>507
>>512
ありがとうございました。
m(_ _)m

514 :朱里曰く、:2011/02/22(火) 13:30:41 ID:eqofeZpA0


515 :蜀兵士曰く、:2011/02/22(火) 14:14:29 ID:KFIMLBpM0


516 :魏の種馬曰く、:2011/02/22(火) 15:16:04 ID:NcZKgvBg0


517 :月曰く、:2011/02/22(火) 17:49:15 ID:YPYRqMoQ0


518 :真桜曰く、:2011/02/22(火) 22:05:59 ID:NnjiceOQ0
>>513
亀乙

十三号氏の物語の中ではやっぱここのシーンが一番好きだ


519 :真桜曰く、:2011/02/23(水) 00:15:45 ID:myeGB3+w0


520 :卑弥呼曰く、:2011/02/23(水) 02:06:08 ID:CGANQKag0


521 :凪曰く、:2011/02/23(水) 03:08:47 ID:30/NRFo+0


522 :桂花曰く、:2011/02/23(水) 07:04:07 ID:28BE4n4+0


523 :三国一の卑怯者曰く、:2011/02/24(木) 00:44:22 ID:fvoImTyU0
さて嫁は?

524 :三国一の卑怯者曰く、:2011/02/24(木) 00:46:52 ID:fvoImTyU0
三国一〜でまた一刀さんかと思ったら美羽だった

525 :蜀兵士曰く、:2011/02/24(木) 01:07:38 ID:gFNo3CTg0
美羽ってなんで卑怯者呼ばわりされたんだっけ

526 :人和曰く、:2011/02/24(木) 01:57:05 ID:MHIWMF1I0
雪蓮に一揆の鎮圧だか押し付けた時に七乃がそう呼んだんだっけか
「いよっ!三国一の卑怯者〜♪」
「わはは、そうじゃろそうじゃろ〜」
みたいな

527 :白蓮曰く、:2011/02/24(木) 02:19:54 ID:UHGfdeCg0


528 :小蓮曰く、:2011/02/24(木) 02:23:40 ID:u6vObbAY0


529 :詠曰く、:2011/02/24(木) 02:26:01 ID:u9hEAO/M0


530 :麗羽曰く、:2011/02/24(木) 02:45:30 ID:zoP0CfBg0
>>526
ぶっちゃけ一番の卑怯者はわかってて美羽をそういう風に育てた七乃だよな・・・

531 :桔梗曰く、:2011/02/24(木) 05:00:22 ID:ttwwLHdw0


532 :変態色欲種馬男曰く、:2011/02/24(木) 14:19:52 ID:VcGoTtkY0
一刀の嫁

533 :百戦錬磨のチ●コ太守曰く、:2011/02/24(木) 23:28:34 ID:twux0vDY0
>>532
「自分を嫁にするとか…」と冷たい目で見る子と
「私が嫁になる!」と意気込む子の二通りが目に浮かぶ

頑張らなきゃいけないけどサボリ癖があるので、スパルタな嫁

534 :百戦錬磨のチ●コ太守曰く、:2011/02/24(木) 23:28:56 ID:twux0vDY0
うわああああん

535 :ち●こ太守曰く、:2011/02/24(木) 23:48:02 ID:aAFHyx8Q0
百戦錬磨なスパルタ嫁とかうらやましいなおい(棒読み

536 :ごくつぶしの変態女たらし野郎曰く、:2011/02/24(木) 23:51:46 ID:+XDwBOqc0
これはまさかちんこの流れ…!!

537 :音々音曰く、:2011/02/25(金) 00:12:23 ID:ndIR+rmM0


538 :呉兵士曰く、:2011/02/25(金) 00:20:14 ID:NwSNxFcg0


539 :シャム曰く、:2011/02/25(金) 00:29:29 ID:NEcYbTC+0
美尻嫁

540 :鈴々曰く、:2011/02/25(金) 00:42:50 ID:JkXy9hRU0
ムチ股嫁

541 :全身ち●こ野郎曰く、:2011/02/25(金) 02:18:28 ID:J7DQWvdc0


542 :発情下半身曰く、:2011/02/25(金) 02:36:08 ID:WgHa6hEs0


543 :霞曰く、:2011/02/25(金) 13:50:37 ID:2HEMVT6E0
流れを断ち切る嫁

544 :シャム曰く、:2011/02/25(金) 20:26:09 ID:BXfr6dDU0


545 :ミケ曰く、:2011/02/25(金) 20:42:57 ID:Oa59ovJs0
規制なんでこっちに

清涼剤氏乙
最近白蓮が不憫すぎる。・゜つД`)゜・。
一刀が出て行く前になんか良いことさせてあげてくれw

あと一応、鯖移転してるの俺が気づいてなかったから報告

546 :桔梗曰く、:2011/02/25(金) 23:32:23 ID:lWZ81yYA0
今日は南蛮が多いな

547 :蓮華曰く、:2011/02/25(金) 23:45:49 ID:9UILPriQ0
寝る前に

548 :明命曰く、:2011/02/25(金) 23:55:28 ID:MeWhBHqI0
じゃあ俺も

549 :全身精液下劣男曰く、:2011/02/26(土) 00:15:43 ID:bQ/UjknQ0
この流れ呉か?

550 :人和曰く、:2011/02/26(土) 00:32:32 ID:3GmFmqqc0
呉の嫁カモン!

551 :ち●こ男曰く、:2011/02/26(土) 00:51:09 ID:5XpIUiWc0
よめ

552 :ち●こ外道曰く、:2011/02/26(土) 01:28:44 ID:dE0dfvWs0
嫁かもーん

553 :ち●こ外道曰く、:2011/02/26(土) 01:29:17 ID:dE0dfvWs0
>>551-552
ちょっと待てやゴ━━(# ゚Д゚)━━ルァ!!

554 :筋肉妖怪曰く、:2011/02/26(土) 02:15:04 ID:8gRtRNgQ0
柔乳嫁

555 :魏兵士曰く、:2011/02/26(土) 02:23:11 ID:PQmZckGk0
>>556の嫁

556 :冥琳曰く、:2011/02/26(土) 02:32:26 ID:cOWCIzMY0
嫌な流れ

557 :冥琳曰く、:2011/02/26(土) 02:32:39 ID:cOWCIzMY0
断ち切ったようだ

558 :月曰く、:2011/02/26(土) 03:11:11 ID:p8xiJL3o0


559 :筋肉妖怪曰く、:2011/02/26(土) 10:37:04 ID:6HxY1T+Q0


560 :筋肉妖怪曰く、:2011/02/26(土) 10:37:36 ID:6HxY1T+Q0
うわああああああぁぁぁぁぁぁ・・・

561 :麗羽曰く、:2011/02/26(土) 11:47:34 ID:70aUyWYs0


562 :及川曰く、:2011/02/26(土) 12:58:18 ID:aUX5nUW20
これから昼寝するので添い寝嫁

563 :及川曰く、:2011/02/26(土) 12:58:49 ID:aUX5nUW20
…っていう夢を見たんだ

564 :猛将にして良将って呼ばれる人曰く、:2011/02/26(土) 15:39:39 ID:/tGYR6lkO
睡い……ん?今日は秘史だっけ。ん〜まあ取り合えず鍋に誘われたから飲みに行く一刀の嫁…ヤバい睡い…

565 :一壷酒 ◆1KOsYU0skY :2011/02/26(土) 16:21:08 ID:O5ieVWF+0
>>564
今日の投下は下手したら明日の午前中になりかねないくらいで、結構遅くなると思うので、寝ておくといいかと思います。はい。
月末忙しい……。

566 :小蓮曰く、:2011/02/26(土) 16:47:05 ID:l6Re2XDQ0
了解なのだ

567 :チビ曰く、:2011/02/26(土) 23:19:11 ID:CdfP9OsA0
当方田舎在住な者で、本日26日がマジキュー4コマの発売日。
ファイルは蒲公英なら近所のツタヤでいいやと店に行くが見当たらず。
店員に聞けば、この地区の発売は28日と言われる。
まとめサイトの神様は25日と言っていた。神様は嘘はつかない筈。
釈然としない感情を胸に、面倒くさいがアニメイトに。
あった、発売されていた。ツタヤ許すまじ。
順番待ちのお客が大量に居たので2階のメロンブックスで購入。

こんな自分に優しくしてくれる嫁。

568 :チビ曰く、:2011/02/26(土) 23:23:37 ID:CdfP9OsA0
ごめんなさい。次からは面倒くさがらずにアニメイトかメロンにいきます。

569 :どんくさうすのろま曰く、:2011/02/26(土) 23:29:21 ID:p8VYFMfE0
煎餅系企業なんぞ行くからだw

570 :変態色欲種馬男曰く、:2011/02/26(土) 23:31:11 ID:rXfVljQA0
>>567
書籍の発売日は発行元が示した目安であって、書店や地域によって1日2日前後するんだよ

571 :どんくさうすのろま曰く、:2011/02/26(土) 23:31:26 ID:p8VYFMfE0
って、ダリナンダアンタイッタイ!

572 :詠曰く、:2011/02/27(日) 00:23:35 ID:axF/MXtg0
一壷酒を待つ嫁

573 :魏兵士曰く、:2011/02/27(日) 00:31:47 ID:A1oVrMgY0


574 :斗詩曰く、:2011/02/27(日) 01:32:08 ID:kmkohWio0
某県で書店勤務だけど雑誌を「発売日」に買いに来るお客がイラつく
何年ここに住んでんだと。雑誌は一日遅れるんだYO!

575 :亞莎曰く、:2011/02/27(日) 01:40:58 ID:S1azpfU20


576 :曹魏の金箍棒曰く、:2011/02/27(日) 02:04:52 ID:XMY2kOIc0


577 :凪曰く、:2011/02/27(日) 02:15:55 ID:gPIXEuLs0



578 :斗詩曰く、:2011/02/27(日) 02:56:21 ID:tfaz8qEw0


579 :一壷酒 ◆1KOsYU0skY :2011/02/27(日) 09:49:13 ID:rW+vTgRI0
さて、玄朝秘史第三部第三十八回をお送りします。
月末の忙しさと花粉症のダブルパンチで今回は遅れてしまいました。本当に申し訳ありません。
次回こそは土曜更新でいけるはずです、はい。

それにしても現実の世界情勢も色々と大変ですね……。フィクションで民衆叛乱を描いていても、
色々と考えさせられる昨今であります。

◇注意事項◇
・『真・恋姫†無双』魏ルートの後の話となります。
しかし、魏ルートの続きかと言われると違います。あくまで新しい物語とお考え下さい。
・ハーレムものです。
・魏軍以外の人物への呼び方・呼ばれ方は、原作になるべく近くしようとしていますが、知り合う
シチュエーション等が異なるため、原作中とは相違があります。
・史実とゲーム内情勢に関する独自解釈があります。
・アブノーマルな形でのセックスやそれに類する行為が出てくることもあります。
・題材の関係上、戦争や戦闘が関わってきます。それに伴い死の描写や、異なる時代背景の倫理に基づく
表現が出てきます。もちろん、これらは差別などを意図したものではなく、世界を表現するためのものです。
 また、あわせて、http://ikkonosake.kuon.cc/faq.htmlなどもご参照ください。
 以上の点に不快感、違和感、ひっかかりを覚えられる方はお読みにならないことを強くお勧めします。
・サイトに関連地図のページをつくりました。参考になるかもしれません。

 UP板にて、メールフォーム及びメールアドレスを公開しています。ご意見ご感想等ありましたら、
どちらからでも、お気軽にどうぞ。フォームのほうはお名前、メールアドレスの記入が必要ありません。

いつも通り、本編はtxtで専用UP板にアップしましたのでご覧ください。
URL → http://koihime.x0.com/bbs/imgf/0620-gh3_38.txt
※なお転載は不要です。(まとめサイトにまとめていただく時を除く)

580 :蓮華曰く、:2011/02/27(日) 11:24:47 ID:9et0QaTE0
乙です。
ようやく鈴々に主役格の出番・・・永かった

581 :地和曰く、:2011/02/27(日) 13:25:15 ID:EGEyW73g0
一壷酒おつ

582 :斗詩曰く、:2011/02/27(日) 14:19:45 ID:tfaz8qEw0
乙でしたー

583 :天和曰く、:2011/02/27(日) 16:35:39 ID:AuFHkPnM0
一壷酒氏、乙でした。

鈴々きた!…鈴々きた!これで…これでかつrrrrrrrruuuuuuu!!!

584 :華琳曰く、:2011/02/27(日) 21:48:53 ID:utZoTniU0
一壷酒氏乙です。
そういや雪蓮と翠は偉大な母を持つ者同士って共通項があるんだよな。
案外いいコンビかもしれない。
馴染んできたら翠はからかわれまくるかもしれないけどw
鈴々の方は鈴々からすると我慢した方なんだろうなあ。
ああいうシチュエーションでやっちゃうのは、変な表現だけど何となく張飛っぽいw

585 :凪曰く、:2011/02/27(日) 22:57:57 ID:BCKgghj20
演義から引っ張ってきて オンドゥルルラギッタンディスカー!!to愛紗 by鈴々
とかさせても面白かったけど、こっちの方が鈴々らしいやねw

586 :凪曰く、:2011/02/27(日) 23:06:38 ID:gPIXEuLs0
乙乙

次回は鈴々のターンですね、解ります
姉を取られた妹の癇癪にしては物騒だけどw

587 :アニキ曰く、:2011/02/28(月) 00:47:01 ID:+G5XDDbI0
相合い傘嫁

588 :華佗曰く、:2011/02/28(月) 00:48:07 ID:6qkWYoWY0


589 :筋肉ダルマ曰く、:2011/02/28(月) 00:54:47 ID:Ht5ABTfI0
流れを断ち切る嫁

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