[戻る] []

http://koihime.x0.com/bbs/ecobbs.cgi?Res=0207
蓮華&思春
ちょいエロあり



「…………見ているぞ。」

そう小さくぽつり、俺だけに聞こえるよう囁くと彼女は俺の肩から手を離した。
「では蓮華さま、私はこれで。」
「ええ、すまないわね、思春。」
笑顔で答える呉のお姫様はこの忠犬を毛ほども疑っていたいだろう。
いつものデート……ふたりで市をぶらつき買い物を食事を楽しむ。
もちろんその間、忠犬が人知れず己をガードしていることは蓮華も知っている。
知っているが……それだけだ。
まさかその忠犬の牙が俺にも向いているとは夢にも思っていないだろう。
肩を抱くどころかへたに距離が近づくだけでも射貫くようなキッツ〜い眼力光線が突き刺さる。
隣にいる蓮華には気づかせないようにスナイプするあたり、全くたいした技術だが正直、胃に穴が空きそうなのでやめてほしい。
「どうしたの?一刀。」
ほら案の定、蓮華から気配りウェーブが出始める。
彼女はかつて思春との3Pで思春が蓮華と俺の仲を容認したと安心してるが…
まあ根が優し過ぎるから仕方ないかなどと考えながら笑顔を返す。
「いや……今日はどこにお嬢様をエスコートしようかなって考えてた。」
「また、しつじね、、、えすこうとってなに?天界の言葉なの?」
クスクス笑って小首を傾げる姿は全く持って反則だ。可愛いなんてもんじゃないぞ。
「…まあね。大切な人をおもてなしすることをエスコートって言うんだよ。」
「・・・///」
なにやら頬がぽぅっと染まりましたよ……ハッ!俺としたことが今ぼーっとして考え無しにキザなセリフをほざいた気が・・・

ぞくぞくぞく!

きたきたキター!きました〜後頭部に突き刺さるこの殺気。
照れる蓮華に気づかせないよう視線を巡るといました!穴を空けん勢いで眼を飛ばすドーベルマンがいましたよ!
ゆっくり桜色の唇が動く。なになに………

『コ・ロ・ス・ゾ』

読唇術なんてできない俺でも読めましたよ、はい(汗)
「一刀?」
蓮華がこちらに向いた途端ドーベルマンは人混みに溶けるように消え失せる。むぅ見事……
「れ、蓮華ちょっと休もうか。あの店にしよう。」
「え?ええ?」
訝る蓮華を誘い、適当に茶屋に入る。
とにかく一息つきたい、胃がキリキリしてきた。
店はこの辺には珍しく個室風の落ち着いた造りだった。
まだ新しいのだろう、ぷ〜んと新木の香りがしてすがすがしい。
「落ち着いたいい感じね。最近この辺は新しい店が増えたとは聞いていたけど……ここは落ち着けて善いわ。」
どうやら気に入ったらしい。そういえば前のオープンテラス風のは、通行人にじろじろ見られるからと恥ずかしがっていたな。
「そうか、気に入ってくれて良かった。」
ホッとした処に給仕が案内に来たのだが……
「すみません。ただいま普通の席が満席でして、、、」
「? 普通の席?じゃ普通じゃない席は空いてんの?」
「ええ、空いてはいますが……」
「ひょっとして狭くて一人しか座れないとか?」
「いえ、お二方余裕で大丈夫なのですが、、、ちょっと建て間違えまして変な席なものですから…」
給仕の説明にお互い顔を見合わせるがとりあえず見て決めようと案内を頼む。
「こちらです。」
「おぉっ! こ、これはっ!」
入り口にかかる暖簾を挙げて中を見た俺の視界に飛び込んできたのは確かに変なレイアウトだった。
普通の対面式の個室になるはずが壁の寸法を測り違えたのか三分の二で部屋が跡絶えてる。
その代わりというように一席がふたりで腰掛けても充分な大きさのソファーのような席がデンッと構えていた。
つまりいわゆるアベックシートの個室になっているわけだ。
「ぉぉぉ……」
「ふ〜ん、確かに変わった配置ね。あら、いい生地ふかふかだわ♪」
あぁ、蓮華さんそんな無邪気にさっそく座られましては・・・あぁ、スリットから覗く絶対領域が凄い吸引力です。ぐいぐい来ます……
その反面、俺の中の危機管理センターがアラームをガンガン鳴らす…
そうこんな桃色事態をあのストーカーが見逃すはずがない。
必ず来る。奴は来る。

「じ、じゃあここにしよう。」
あぁ俺のバカ……だってフトモモ牽引ビームが凄いんですもの仕方ないよね…
などと言い訳を心に並べて蓮華の隣に座る。う〜ん近い!
「あ…そ、そうか……こ、こうやって座るのって変な感じね///」
俺が隣に座って初めてこの席の効果に気づいたらしい。
頬を染めもじもじし始める。ん〜反則だ、可愛すぎるぞ。
「え〜と、なにか注文しよう…」
「そ、そうね…」
互いに手を伸ばしたのはお品書き。お約束のように手と手が触れる。
「あ……」
「…ご、ごめん。」
驚き手を引っ込める。うわ〜蓮華さん、大丈夫ですか?耳まで真っ赤ですよ。
きっと俺も情けないくらい紅い顔してるんだろうな〜頬が熱い。
「だ、大丈夫よ、謝ることないわ。だって私達……つ、つきあってるんだし、、、」
そういうと驚いたことに彼女のほうから手を握ってきた。なんと大胆な、、、
「う、うん。そうだね……」
思わず握り返すと勢い余って指を絡めてしまった。
「あ…はぁ……」
またびっくりして手を離すかと思いきや悩ましい吐息とともに彼女もぎゅっと指を絡めてきた。
「れ、蓮華……?」
「…かず…と……」
どうやら指を絡めたのが琴線に触れたらしい。美しい紺碧の瞳を潤ませて上目がちに見つめてくる。
ヤバい、ヤバすぎる…これはもう完全にアレですよ。個室っぽい雰囲気もブーストかけまくりで盛り上がっちゃってます。
「………」
うぅ、潤んだ瞳を閉じんばかりにして、、あぁ〜心持ち顎まで上げてちゃって、、、これはもう行くしかな…

ぞくぞくぞく〜っ!
きた!きました!背筋を駆けるこの寒気!やはり奴は来ました……
俺の危機管理センターの液晶モニタに『危険』『撤退』『警告』と不吉な文字が所狭しとならび赤色灯が世界を真っ赤に染める。

やめるべきだ、やめるなら今しかない。

しかし……

しかしそれでいいのか?いやよくない!

ここでやめては漢がすたるというもの。
そうだ!見ろあの桜色にぶっくりとした唇を!
半開きのあの唇が…いま!俺を待っている!
これを諦めることができるのかっ!いやできるはずがないっ!

漢なら…漢なら例え死ぬとわかっていても進まなきゃいけないときがある…って片目の海賊船長も言ってたぢゃないか!

勇気を奮え!北郷一刀!

恐怖に打ち勝て!北郷一刀!

闘え!北郷一刀!

負けるな!北郷一刀!

「(今行くぞ!蓮華!あと5ミリ3ミリ!)」
先程からぞくぞくきてる殺気レーザーを無視して唇を近づける。
ほとんど吐息がかかるところまで近づいたとき…
「お客様、ご注文はお決まりですか?」
暖簾の外からのぶっきらぼうな声に蓮華がパチリと夢から覚める。桃色の夢から……あぁ終わった、、、
「そ、その声は……思春?」
目を丸くする蓮華の前に暖簾を開けて入ってきたのは給仕姿のドーベルマンだった。
ひらひらのエプロンぽい衣装に身を包みながらもいつもの仏頂面で俺を見下ろす眼の冷たいこと。
微かに眉間に浮かんだ青筋が彼女の怒りを俺に伝えてくる、ひぃ……
「思春。どういうことだ?な、なぜお前が……」
「はい、知り合いが急な休みで私が代わりに臨時の給仕を…蓮華さまはご休憩ですか?」
嘘つき!ここに大嘘つきがいま〜す!…と大声で叫べたらどんなにすっきりするだろう。
しかし現実は…蓮華の死角からぐりぐり俺の足先を踏む素敵な美脚があります。結構痛いです(涙)
「そ、そう知らなかったわ。」
「はい、、、」
「・・・・・」
「・・・・」
「・・・」
沈黙の中、俺の足だけがぐりぐり踏まれてる。
「…あの〜ししゅん?」
「はい!なんでしょう蓮華さま!」
「その。こ、ここはいいからお仕事を続け……」
「いえお気になさらず、、、私は路傍の石とお思い下さい。」
打てば響くを地でいく思春に蓮華も明らかに引き気味だ。ぬ〜コイツこのまま張り付く気だな。
「ちゅ、注文取りに来たんだろ、痛っ、これとこれ、ぐっ、あとこれな。ほらこれでいいだろ。」
ぐりぐりパワーの増した妨害にもめげずにオーダーを出し追い払おうとしたが全く足を退ける気配がない。
「私がいつキサマの注文を取りにきたと言った、うすのろ。」
なっ!コイツ自分で作ったシチュエーション一瞬でぶち壊しやがった。
驚く俺の表情を違う意味でとったのか思春の眼に嗜虐の喜色がチラッと浮かんだ。ドSめ!
「思春。私も一刀と同じ注文をするわ。すぐ持ってきなさい。」
「! れ、蓮華さま……」
「知り合いの代理なのではなかったの?まさか私に嘘をついたりしてないでしょ?甘興覇。」
「う……」
おぉ蓮華少し怒ってる?こ〜ゆ〜ときはさすがに王族、貫禄あるな。ふふん、思春の奴困ってるなぐりぐり力がほとんどなくなったぞ。
「…わかりました。すぐお持ちします。」
すっと音もなくさがる。あの眼、ありゃあきらめてないな。
すぐに思春の怒声が店奥から響く。蓮華の注文を最優先で仕上げろと命じているようだ。
「思春たら…店に迷惑がかかってしまうわ。出ましょう、一刀。」
ぐっと手を捕る蓮華に引き攣られ店を後にする。
当然主人の動きに敏感な忠犬が飛んできた。おぉ、蓮華の手を見て眼が三角になっているぞ。
「蓮華さま、どちらへ?ご注文でしたら…」
「・・・思春。」
「はい、蓮華さま。」
「どうしてもついて来る気?」
うわ〜蓮華怒ってるよ。
「それが私の役目です。蓮華さまをお護りするのが…」
「そう。では今まで通り影から護りなさい。いいわね、不用に声をかけることも禁じます。私と一刀ふたりきりにして。」
「っ…………わかりました。」
主人にきつく睨まれてさすがにドーベルマンも耳を下げる。ざまあみろと少し愉快だ…

ギロッ!

…なんてことは考えてはいけない。エスパーかコイツ(汗)
「さあいきましょう、一刀。」
蓮華に手を引かれて離れる。その姿が人混みに消えるまで思春はずっ〜と俺を睨んでいた。
・・・
・・

その後とくに思春の妨害も殺気もなく俺たちはデートを楽しんだ。
夜は当初から会議があったので蓮華も名残惜しみながらも別れ、その日の夜は何事もなく更けていった。
「(明日も早いしそろそろ寝るか)」
燭台を消し床に伏す。うとうとまどろみ始めた頃に……

リィーン♪

「(ん? いまなんか鳴ったような……)」

チリィーン♪

「鈴?おかしいな風鈴なんてないはず……」
半身を起こして見回すがどこにも音源は見当たらない。
「気のせいかな?」
再び寝る。すると……

チリィ〜ン♪

やはり鈴の音が聞こえてくる。しかもさっきより近い気が…

チラッ
「!」

人って本当に驚くと声も出ないって真実なんだと思い知った。

だって……

さっきまで誰もいなかった枕元に居たんです。
柄に吊した鈴を鳴らす甘寧さんが……
漏れ入る月明かりを背に表情は見えないがその剃刀のような瞳だけは爛々と光ってます。
恐い、怖い、コワイ、なにも言わずにただ立ち尽くすだけでめっさこわいです。
そ、そうだ、これは夢、、こわい夢に違いない。
だってさっきまで誰もいなかったし、足音もドアを開ける音もしなかったんだから……
そう、きっと夢。だから眼をつぶれば、、目覚めればきっと誰もいないに違いない。よし寝よう!
幻影に背を向けてぎゅっと眼をつぶる。よし!1、2、3で爆睡するぞ!1、2…

ドガッ
「とっとと起きろ。蹴飛ばすぞ、うすのろ。」
いや蹴ってから言ってるし。
「な、なにしにきた?!は!まさか本当に殺しに……」
「ふん、それならとっくに殺っている、まぬけ。」
ギロッと仏頂面で言うと勝手に人の部屋の燭台を燈して…
「明日は朝から会議がある。時間が取れるのは昼過ぎの合間だけだ。」
「?」
突然なにやら説明を始めましたよ、この人。
状況説明もなくいきなり要点だけ並べるのは相変わらずというからしいというか…
淡々と話す思春に手を挙げる。
「先生、質問です。」
「誰が先生だ。なんだ。」
ギロッと睨まれましたががんばって思いついた疑問をぶつけてみます。
「その〜つまり空いてる時間に俺にどうしろと?」
「……キサマは再びあの店に誘う。そして…そして……ぐっ、、、」
なんだなんだ、急に唇を歪めて…というかあの店に誘うって、、
コイツをか?まさかな〜やっぱこれは蓮華のことだろうな。ということは……
「なあ思春、蓮華にそんなに怒られたのか?」
「っ! キ、キサマなぜそれを!」
いつも切れ長の細目を見開いて驚いてますよ、結構見開くと童顔で可愛いな。
「いや、そんなにびっくりせんでもちょいと考えりゃわかるだろ。」
「どういう意味だ?わかるように説明しろ。」
てめ〜のことは棚に上げてわかるように説明ですか。ま、いいか。
「つまり俺が嫌いなはずの思春が部屋にくる目的なんて俺を殺すくらいだろ、それ以外の理由は蓮華に命じられたあたりぐらいかなって。まあ推測だよ。」
「・・・」
「昼間あんなことがあったから案外怒られたのかなと…違う?」
なんだろうな〜あの顔は、、、俺に図星を刺されたのがそんなに悔しいのかね?すげ〜嫌そうな顔しゃがって……
「ふん、このくらいでいい気になるな。キサマは知らんだろうが蓮華さまはな…」
おいおい今度は自慢げに語り出したよ。どんだけ蓮華好物なんだか、、、
「…会議後わざわざ私を自室にお呼びになりじっくりと本日の私の護衛行動について評価をしてくださったのだ。」
それは説教じゃないのか……

「…その上で私に特務を与えてくださった。私しかできない!私のみが相応しいとな!」
つまり今日の不始末の責任を取れと……

「よって北郷一刀!キサマは明日もう一度蓮華さまを誘うのだ。あの店にな。」
はっはぁ〜これで見えてきた。

つまりいいとこ邪魔された蓮華に怒られてもう一度同じシチュを設定する嵌めになったのか。
どっちから言い出したか知らないが……どっちにしても面倒なことになりそうだな、どうしたものか。
「なんだキサマその顔は。まさか嫌だとか言う気じゃあるまいな……」
「いや〜だって明日もあの席が空いてるとは限らないだろ?他の普通の卓に案内されたら…」
「いらぬ心配だな。明日あの店はあの席しか空いていない。安心しろ。」
うわ、言い切りましたよ、この人!
「思春、お前まさか店になにか仕込みを……」
「お前が知る必要はない。キサマはこちらの言う通りに動けばいいんだ。ぼんくら。」
むぅ〜さすがにカチ〜ンと来たぞ。どうしてくれよう、この鈴娘。
「あ〜そういやその時間は用事があるんだった。いや〜残念残念。」
「なんだと……」
おぉ、いつも能面のように無表情が明らかに動揺してるぞ。ちょい愉快だ。
「……断れ。こちらを優先しろ。最優先だ!」
「そ〜いわれてもな〜ど〜しようかな〜」
すっとぼける俺にいらついてるのが手に取るようにわかる。くくくっ……
「…なんの用事だ。簡潔に詳細を述べろ。」
「え〜そりゃ野暮用だよ。なんせ俺は軽薄で女にだらし無い男らしいからな〜誰かさんに言わせると♪」
「ぬ、、、」
お〜お〜困ってるな、愉快愉快…え?

シャリ〜ン

「う、、、鈴音なんか抜いて、お、脅す気か、我が国はテロには屈しないんだぞ…たぶん(汗)」
ヤバい、からかい過ぎたか、、、こ、殺される?
考えてみれば俺より遥かに強い思春とふたりきりなのに厭味を言うなど自殺行為にも等しい愚行でした。ごめんなさい。

ビビる俺の目の前ですっーと鈴音が流れるように動いてぴたりと本人の首に充てられた?え?首?
「蓮華さま、申し訳ありません。せめてこの命を…」
「ちょ!おまっ…待った!」
う、コイツ細っい腕してなんてパワーだ。危ないってホントに切れたらどーする気だ。
「離せ!もはや生きて蓮華さまに会わせる顔などない!」
「わかった!行く!行くから!明日蓮華を誘ってあの店のあの席に行きます!だからなっ?なっ?」
ぴたりと思春の動きが止まる。

「行って…それで?」
「そ、それで、え〜と……えっちなことを、、、うおっ!あ、暴れるな!危ないって!わかった!しない!えっちなことしませんから!」
ぴたり

「キサマ、蓮華さまの期待を裏切るつもりかっ!恥をかかせるつもりかっ!」
「どっちだよ!?」
コイツたまにマジつかれる・・・

「接吻までだ。」
「へ?」
「接吻までなら許す。いいな!」
おいおいおいおいそりゃないだろ〜あれだけキュートでスィ〜トな蓮華とキスだけで我慢しろと!?
歩くたびにばいんばいんする巨乳…歩くたびにぷりっぷりっと震える美尻…アレがおあずけだと?!
生殺しどころじゃね〜!
「そ、そりゃないだろ〜大体俺たち、もう…その…何回かしちゃってるんだからさ。いまさら…」

シャンッ!

鈴音の冷たい感触がボクノアゴシタニ……(汗)
「いいな。」
「ハイワカリマシタ」
・・・
・・

というわけで翌日再びやって来た訳ですが……思春さん貴女のプランニングいろいろと大問題です。
まず当の蓮華が意識しまくりでガチンガチンですよ思春さん。
店に着く前にすでにゆでだこです。
気楽にリラックスさせようと話し掛けても噛みまくりで会話のキャッチボールが予想の斜め上の方向に大遠投です。
さらにややこしい事態が店についてから判明。
まず店に着くいなや出迎えたのが可愛いエプロン姿の亞莎。
恥ずかしがりながらも懸命に接客してくる亞莎に唖然とする蓮華を横目に奥を見ると、、、いるわいるわ。
席には見慣れた呉の皆さんがそこかしこに、、、
思春くん、確かに例の席以外は全部埋まってますが…祭さんらに協力要請した時点でこのミッションはアンコンプリート決定です。
祭さんの席はすでに酒盛り状態。一方は覗く気満々のシャオとシャオに引っ張られた感じの明命が真っ赤な顔でチラチラこっちを観てます。
穏はふつ〜にへらへら手を振ってるし、、、ていうか皆ここに来て誰が政務を見てんだ?
あの世の雪蓮&冥琳が頭を抱えてる絵が見えるようだ……
結局、蓮華がこんなプチ公開凌辱的な設定を受け入れるわけがなく。
このリターンマッチはノーコンテストとなった。まあ当然か……そしてその夜、、、

チリィ〜ン♪

ほら来ましたよ〜横になってるとどこからともなく鈴の音が……
チラッと目を開けるとやはりそこには仏頂面がいましたよ。

「なんだよ〜今日は俺は悪くないぞ。」
「ふん…」
おや?なんだかいつもの元気がないな。よっぽど大目玉くらったのか?
「どした?元気ないな。ははぁ蓮華にしこたま怒られたな?」
「・・・」
あれ?いつもなら馴れ馴れしくタメ口言おうもんなら睨みつけてくるのに…ホントに元気ない?
「ど、どうした?思春。なにがあった?」
「………」
暗い表情で唇を噛み締め俯いている思春に尋常でないオーラを感じ俺は燭台を燈す。
「あ、よせ、点けるな……」
「! 思春、お前…泣いてるのか?」
これほど驚いたのもこの世界にきて久しぶりだ。
呉で泣く子も黙る錦帆賊と呼ばれた英傑がその切れ長の美しい瞳から一筋キラキラと光らせていた。
「…泣いてなどいない。」
そういいぐいっと涙を拭う思春を見て話題を変える。
「まあ座れよ。あ、お茶出すな。確か新茶が……」
「茶などいらん。酒はないのか。」
どすんと腰を下ろすと思春を見て出しかけた茶を酒瓶に変える。
「深酒はダメだぞ。」
「うるさい、早く注げ。」
ぐいっと突き出された椀に白濁を注ぐと思春はごくごく喉を鳴らし一気に呑み干した。
勢い余って唇からこぼれた酒が形の良い顎から首筋につぅーと流れ堕ちる。
ぺろりと舌で唇を舐めると空になった碗をまた突き出した。う〜ん色っぽいかな?
「注げ。」
「お、応。」
注いでは呑み干し、注いでは呑み干すこと数回、ようやくペースが落ち着いてきたのを見計らい探りを入れる。
「で?蓮華になに言われたんだ?もう一度やれってか?」
「・・・」
あらら、また落ち込みだしたよ。
「なんだ。思春らしくない。バカヤローって怒鳴られたのか?」
「…それならどんなに楽か。」
「え?」
「………蓮華さま………口を聞いてくれないんだ。」
「・・・マジ?」
「そうだ。何を言っても相手にしてくれん、目も合わせてくれない。」
うわ〜そ〜ゆ〜訳か…二度も邪魔されてさすがの蓮華もぶちキレちゃった?
まあ無理ないか、今日誘いに行ったときから期待と不安でガチガチだったもんな〜
蓮華けっこう考え込む娘だから頭ん中桃色妄想で凄いことになってたりして…それをあのオチじゃ怒って当然か。
しかし蓮華大好き娘のコイツにシカトは一番キツいな……う〜ん。
「蓮華って明日は?」
「……当分余裕はない。今日の時間を作るために予定をかなり無理してずらしたからな。」
あちゃーますますマズいぞ。てことは当分ご機嫌斜めってことか。
「参考に聞くけど、蓮華って本気で怒るとけっこう長いの?」
「長いどころではない。キサマは知るまいが蓮華さまはああ見えてけっこう根強くてな。一年くらいは余裕だろう。」
そこまで言ってその間がシカトキャンペーン期間と気づきドーンと落ち込む思春。
「蓮華さま……うぅ、、、」
ぶつぶつなにやらつぶやきながら酒を呑む思春を見てるとなにやら不安になってくる。
コイツこのままだとマジ早まったことしかねんな。
そんなことになったら雪蓮や冥琳に会わせる顔がないぞ。
「まあ、そのなんだ、そのうちケロッと機嫌直るかも知れないし…」
「ふん、、、」
くびくび呑みながらの思春の呟きが聞こえる。
「どうしてこんな奴を……蓮華さまあんなに怒るなんて…うぅ」
また目尻に浮かぶ涙をごまかすようにぐいっと碗を仰ぐ。日焼けした喉の動きがなまめかしい。
「ぶはっ…ほら北郷、空だ、早く注げ!」
「お前ピッチ早過ぎだって、ゆっくり呑めよ。」
「うるさいっこれが呑まずにいられるか!大体誰のせいだと…」
な、俺のせいっすか〜甘寧さん?そりゃないっすよ〜とアキバのバイトみたいな反論をぐっと飲み込んで酒を注ぐ。
「…お前が悪い。そうだそれしかない。お前が蓮華さまに惚れられるのが悪いんだ。」
「え〜」
なにその逆ギレ〜コイツひょっとして絡み酒タイプか?よくみると、とろんとなった瞳が据わってますよ。
「え〜じゃない。こんな見た目も根性もないうすのろのどこが良いんだ……」
酔えた眼でねっとりと見つめてくる酔漢もとい酔乙女。その眼が俺の股間で止まる。え?
「やはりこれか……」
立ち上がるとふらふら千鳥足で思春が近づく。お、おいまさか…
「これで蓮華さまをたぶらかしたのだな。スケコマシめ……」
ズリッ
コイツ酔っ払いのくせになんて手の早い。
「なんだ、これは…なぜ勃っていないキサマ……」
こらこら引っ張るな〜ってか何をするこの酔っ払いが。
「無茶苦茶言うな。何もしてないのに勃起するか!」
「ふ〜んそうか……まず消毒だな。」
とくとくとく…
冷て!コ、コイツ人のナニを酒で消毒って…おぉ!
「ぱくっ…ん、んぅ〜ぺろ、ぴちゃ……ん、ん、んぅ」
しゃぶ、しゃぶってます…先生、甘寧さんがしゃぶってます!
ぬめる舌が生暖かくてヤバすぎます!
「ちょ、ちょい待て!思春なにを!」
「……ん、ん……ん…じゅる……」
くぅ〜はい回る舌の感触がたまんね〜コイツ前より上手くなり過ぎっ!
抱いてる回数は蓮華のほうが多いのになんでこんなに大胆な?酔ってるせいか?
「じゅる、じゅる、、、んぅ、、ちゅる……ん…ん…」
ヤバいめっさガン勃ちしてきた。出そう……
「ぅん?……んぅ…んん!」
射精まであと少しのとこでぽんっと思春が唇を抜く。そんな殺生なと見るとギロッと上目使いに睨まれた。
「はぁはぁ…キサマなんだこの太さは、、顎が痛かったぞ。まさかこんな太いものを蓮華さまの中に侵れてる訳じゃあるまいな!」
「いや、あの〜最初のときから変わりませんが〜あのとき散々見てましたよね、思春?」
「…そういえばあのとき蓮華さまにもしゃぶらせていたな。キサマ!蓮華さまの綺麗な顎が外れたらどうする!禁止だ!」
「うわ〜この酔っ払い、なんてこと禁止しやがる。あれでけっこう蓮華はふぇら好きなんだぞ。」
「酔ってないし蓮華さまはこんなものしゃぶったりしない!」
「酔っ払いは皆さん酔ってないっていうんだよ。もーいいから寝ろ。」
「ふん、床か…いいだろう。」
あれ?いまなんか俺、地雷踏んだ?
ふらふら千鳥足で俺の床に行くとしゅるしゅる服を落とし横になっちゃいましたけど……
「え〜と、かんねいさん?」
「早くこい、うすのろ。」
早くこいってそりゃここまでガンガンにした責任は取ってもらいますが、、、
床に近づくと酔った眼で思春が見上げてくる。
「ふん、なんだそれは…そんなに勃起させて恥ずかしくないのか。いやらしい奴め。」
いやこれは貴女がしゃぶったせいですが……
「…そいつを私に女陰にぶちこんで掻き回したいんだろ、いやらしい。北郷、お前はいやらしい奴だ。」
罵倒しながら美脚を絡めて人を引き倒すのはなぜですか思春さん?
「熱いな…火傷しそうだ、なんて硬さだ。お前のデカマラはとんでもないぞ、くくくっ、、、んぅ、擦りつけるな、熱いぞ…ふふ。」
いや腰を振ってるのは私ではありません。がっちりロックされて動けませんが…
「ぅん…はぅ……ぃ……くぅ…」
くちゅくちゅと水音が腰をくねるたびに響く。ムンッと甘い匂いが酒の匂いに混じって鼻につきだした。
「い、侵れたいか?侵れたいだろ、、うすのろ。いれたいって素直に言え。」
コイツ紅い顔してまだうすのろ呼ばわりかよ、よ〜しいじめてやる。
「思春こそ女陰がびちょびちょじゃないか。いれて欲しいんだろ?素直になれよ。」
「キサマ…生意気な…キサマこそこのデカマラを女陰にぶちこみたくてしょうがないくせに…す、素直にお願いしたらどうだ。」
はぁはぁ上気した顔をあげながら挑発してくる。潤んだ三白眼が妙に艶っぽいじゃないか。
「くぅふ…さあ、懇願しろ。『この猛々しくそそり勃ったデカマラをぶちこまさせてください。』と懇願しろ、うすのろ。」
くそ、魅力的なお願いをしてくるぢゃないか。
「いいだろ…お望み通りにしてやる。
 思春、お前のびちょびちょに濡れた女陰にぎちぎちに張ったマラをぶちこんでお前の一番感じるとこをぐりぐりえぐってやる!」
「はぁ、、い、いやらしい、、、、んあっ!ああぁ!」
「ほらっはいっっってくぞ!いやらしい女陰だな、ズブズブ呑み込んでいくぞ!」
「ぁぁぁ…き、きつぃ……響くぅ…うぁぁぁ……」
喉をさらし弓なりに硬直する思春の腰をわしづかみにして奥へ奥へと押し込んで行く。
「くぅ――――――――っ!」
ぐりっと子宮口に亀頭が当たるとびくびくと膣全体が痙攣しぎゅっと絞まった。
「! 思春、お前いまイッたな?気をやったろ。侵れられただけで気をやるなんて…いやらしい奴だな。」
「………イッてない、下手くそ。」
そういい捨てるとぷいと眼を逸らす。ちっ、顔真っ赤にしやがって可愛いいぞ。
「あ、そ〜ゆ〜強がりをしちゃうんだ?ふ〜んじゃあ遠慮なく責めちゃうもんね♪」
「くぅ…やめぁ!……っ!」
イッたばかりで敏感な女陰をガンガンに責め立てるとたちまち釣り上げられた魚のように肢体をくねらせてヨガリ泣く。
「はぅう!ああぁぁぁーィくぅ――――――っ!」
「はぁはぁはぁ…はぁ…ほ、ほらまたイッた。」
「……ぁ…はぁ…イッてない。ばか。」
「おっっまえ、ホントに意地っ張りだな、、はぁはぁ、じゃあ今度は俺がイくまでやめね〜からな、覚悟しろよ。」
「ふん…好きにしろ……」
コイツひょっとしてこ〜ゆ〜ノリ楽しんでないか?
つっぱってるくせにチラチラ潤んだ瞳がこっちを興味津々に観てるんだが……上手くのせられた?ま、まあいいか。
「じゃ、弱いとこ全部攻めちゃお♪」
「あ!ば、ばか…」
ぎゅうぎゅう形の良い乳房を少し乱暴に握りこねると同時に耳たぶを甘噛みする。
腰をこね回しいわゆるGスポットと子宮口をリズムカルに責め立てるとたちまちヨガリ泣きだした。
「……んはぁ、駄目だ、や、やめぉ……んあぁ、あ、あん……んふぅ、あ、あはぁ……や、いやだぁ……なるぅ、んあぁ……なるぅ、ぃ……んはぁ!へ、変になるっぅ!」
「はぁ、い、いくぞっ!ししゅん!」
「あ、あはぁ……すご、すごぃっ!熱!あづぃのぉ!ぁん、もうらめぇ!んあ、んあぁっ い、いぐ、いぐぅ!!い、いく、んはぁ、い、イ、イッ、イぐぅぅぅ―――――――――ぅ!」
ガクガクガクガクと凄まじい勢いで弓なりに痙攣する肢体を力いっぱい抱きしめ最後の一滴まで注ぎ込む。
ぶわっと全身に汗が噴き出すなか、しばらく余韻に浸っているとふと思春が妙に静かなのに俺は気づいた。
「? 思春?」
覗き込むと半分白目を剥いてだらし無くよだれを垂らし彼女は意識を飛ばしていた。
「あちゃ〜失神してら。珍しいな、酒のせいか?」
さすがに気を失った娘に続けるわけにいかないのでおとなしく添い寝する。
「(まったく寝顔は可愛いのにな、、、)」
すっかり乱れた髪を撫でながらさきほどの落ち込みぶりが脳裏に浮かんだ。
「(う〜ん、このままだとまた…だよな〜よし。)」
そぉ〜と床を抜け出すと勝手知ったる廊下を抜けて目的の部屋を目指す。
途中、寝ずの番をしてる明命に会う。一瞬驚いた顔が俺だとわかりみるみる喜色を浮かべる。
「(一刀さま。おさすがです。ちゃんとお考えだったのですね。明命は感服いたしました♪)」
なんだろう?特に明命を喜ばせることをした覚えはないが…
「(さ!お早く。蓮華さまも朝から急がしいですからお早くです。)」
しゅぱっと奥へと手を向ける。なんだろう?心持ち頬が紅いような……
その疑問は蓮華の寝室の前にきて解けた。薄い網戸越しに彼女の悩ましい声が微かに漏れてくる。
「…は…ふぅ……ぁぁ…はぁ……ぁあ………ああ……」
そぉ〜と中に入る。むわっと甘い匂いが充ちた寝室で蓮華がひとり指を濡らしていた。
「………ぁぁ…はぁ……ぁあ………ああ…か…かずと……」
俺の名を繰り返しながら自慰に耽る蓮華はまったく俺に気づいた様子がない…
まあ二日もおあずけくらったらえっち覚えたての健康な乙女としては辛抱できんよな。
俺も辛抱できません……ゆっくり蓮華に近づく。

びくっ

さすがに気配に気づいた蓮華の動きがぴたりととまる。恐る恐る頭がこちらを向いた。

「 ! 」

たぶん前に枕元に思春を発見したときの俺はこんな顔だったのだろうか。
びっくりそのもののただでさえ上気した顔が凄い勢いで真っ赤なになる。
「……か、か、か、かずと?!…ど、ど、どうして?!」
「いや、なんか蓮華が呼んでる気がしてさ。」
「わ、わ、私が?」
「うん……っていうか蓮華を抱きたくてさ♪」
そういい蓮華の床に滑り込む。
「あぁ…か、かずと……だめ……あん…」
「凄いな、ぬるぬるじゃないか…乳首もこんなに硬く尖って…」
「あん…はぁ…だ、だめ……自慰を見られ…るなんて……恥ずかしい、ああぁ……」
「恥ずかしくなんかないさ……何度も俺の名を呼んでくれたろ。嬉しいよ蓮華。ほら触って…」
恥ずかしがる蓮華の手を捕り誘う。指が触れた途端びくんっと蓮華の肢体が揺れた。
「ああ、なんて熱い…凄く硬くはちきれてる…あぁすごいわ、かずと…」
指が愛しさを伝えるように勃起マラを撫で回す。
負けずに俺も豊満な乳房を女陰を掻き回し耳たぶを甘噛みする。
「蓮華も凄い熱さだ、、指が溶けそうだよ、、、イれたいな。」
そのキーワードを囁いた途端、喘ぎながらしごいていた彼女の指に力がこもる。熱いため息とともに嬌声が寝室に響いた。
「ああ! イ、イれてぇ…ほ、欲しいの!これ欲しい、、ね、ねぇ、かずとぉ…お願い…ちょ、ちょうだい、、わ、わたしもう我慢できなぃ……」
堪えに堪えてきた堰が切れたように蓮華の唇から狂おしい哀願がこぼれ落ちる。
碧眼の縁に涙を溜める蓮華の濡れた唇を奪い、舌を入れると同時に女陰にマラをぶちこんだ。
「ん!んんんんんんんん―――――――あぉおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ――っ!」
たっぷり濡れた女陰の奥まで一気にぶちこむと蓮華は肢体を反らし白目を剥いて気をやる。
「(ヤバ、口塞げなかった。明命に丸聞こえだな)」
彼女はヨガリ声ちょいボリューム大なのでキスサイレンサーを謀ったが…
…気持ち良すぎて途中から無理でした。
「(スマン明命!後でケアします。弾残ってたら……)」
心で謝り、ぎゅうぎゅう痙攣しながら絞めつける女陰をぐりぐりと乱暴に掻き回す。
「おぉ、んああぁ、あぉ、ああぁん!い、いぃ!き、もちいい!ぅ、あ、あっ、お、おくにぃ〜しきゅうにあたるぅ!いぃ!もっとぉ〜もっとついてぇ!ああとろけるぅ、、へん、、になっちゃぅーー!」
髪を振り乱し白目を剥きながら壮絶なヨガリ泣きをさらす蓮華が可愛いくてたまらない。
同時にもっといじめたいもっと可愛いがりたいというサディスティックな感情が沸いてくる。
その黒い欲望がぴたりと腰を止める。当然、蓮華が?顔で俺を仰ぎ見た。
「ど、どうしたの、かずと?やめないで……」
「でも蓮華……ヨガリ声大きいから…寝ずの番してる明命に聞こえちゃうよ。」
「え?あ! やだ……今日は明命なの?」
「うん、よばいかけるとき会ったよ。蓮華のひとり泣きも聞こえてたみたい。」
「ああぁ、は、恥ずかしいわ。明日どんな顔したらいいの……」
両手で頬を抑え恥ずかしがる蓮華だがその腰は中断された快楽を求めてくねくね動いている。
「…ふぅ……で、でも…だから終わりなんて…あん…かずと、せつないわ。ねぇ…どうしたらいいの?」
「ふふ、じゃあ声が響かない体位でやろう。ほらこうやって…顔を敷布団に押しつけて声をなるべく抑えるんだよ。」
「ああ…こ、こんな犬みたいなまぐわりかた……は、恥ずかしいわ、かずとぉ…」
そう言って高く上げた形の良い美尻を振る蓮華。ん〜たまらないな。
なでなでさわさわと美尻を撫でながら亀頭で女陰やクリをつつくとすぐに恥ずかしさは吹き飛ぶ。
「あん、は、早くイれてぇ、我慢できないの……ねぇ、お願い……じらさないでぇ!」
「ふふ、可愛いよ蓮華。もっと具体的にお願いしてごらん。」
「あぁ、いじわるぅ……ぃいわ、、お、お願い、かずと、そ、その逞しい太くて長い男根を…
わ、わたしのいやらしい女陰にぶちこんでぇ…ぶちこんで掻き回してくださいぃ…
…ね、ねぇ、これでいい?早く、早くちょうだい、も、もうだめ…はやくぅかずとぉ!」
自分から尻を押しつけてねだる蓮華の尻をわしづかみにし、ぐりっとぶちこんだ。
「あおぅ!おおおおおお―――――――――――――っ!!」
ガタガタと背中を反らしてイきまくる蓮華。眼下で美尻が痙攣し美しい背中に滝のような汗が噴き出す。
ぎゅうぎゅう絞めまくる女陰に負けじと突き上げる。
「あぁ!あたるぅ……キて、キてぇ!めちゃくちゃにしてぇぇ………おおあぁ、あはぁ、す、すごいのぉっ……かずとがあばれてるぅぅ…あ、あぁん……奥、奥までぇはいってきれぇ……わたひへんになる…とろけちゃうっ んはぁ、あ、あはぁ……すごい、すごいぃぃ…こんなのらめぇぇ、んああぁあ、あっ、ああぁん!いい、いい!んふぅ、あ、あっ、子宮に当たってるぅ!素敵、素敵ぃ!もっと、もっと突いてぇ!私を溶かして、もっとめちゃくちゃ溶かしてぇ!かずとのものにしてぇ〜!」
「くっ…れ、蓮華イくぞ!愛してるよ、れんふぁ!」
「! わ、わらひも!わらひもあいしてるぅ!らいすきよ、かずとぉ!」
「応!孕めよ!子宮にたっぷり飲ませてやるからな!」
覆いかぶさるとラストスパートと同時に巨乳をおもいっきりわしづかみに握り潰す。
「ひぃ!あづぃ、、あづぃのが、、かずとのがはいってくるぅ!いぐ、いっちゃうっ!いぐぅううううぅぅ―――――――ぅ!」
ドクドク注ぎ込み蓮華の背中に重なる。
体重を載せないよう身体をずらして添い寝しながら蓮華の乱れ髪を手櫛で流す。
「………かずとの手………気持ちいい♪」
すりすり寄り添ってくる蓮華はすっかりご機嫌だ。
「ごめんな、最後乱暴にしちまった、痛かったろ?」
「胸のこと?ふふ、平気よ、痛かったけど……気持ちよかったわ♪」
「そっか……」
甘える蓮華が胸元でくすくす笑う……吐息がくすぐったい。
「どした?」
「ん〜一刀がよばいにくるなんて…ふふふ一刀も我慢してたのね。ちゅ!」
「お、胸、汗だらけだから汚いぞ。」
「平気。ふふ一刀の汗美味し…ちゅ!ちゅ!ちゅ〜!」
遊びで吸いついているうちにまた火がついたらしい。吸引力が強くなってきた、おまけになんか下に移動してるし…
「かずとのおへそはっけ〜ん、ふふふ、探索続けま〜す♪」
ああ、明命の分も考慮すると今夜は徹夜決定だな・・・
・・・
・・

翌日………
ほぼ完徹でふらふらの俺がようやく部屋に戻ったときには、すでに思春の姿はなかった。
まあ朝議だろうと爆睡に入り空腹から眼を覚ましたときはすでに昼過ぎだった。
昨夜の過剰な重労働ですっかりからっぽの胃袋を厨房でやっつけていると蓮華に声をかけられた。

「か〜ずと♪うふふ…」
すっかりご機嫌だ。つやつやの肌を桃色に染めてぴったりとくっついてくる。
「もぐもぐ…おぅ……」
「あら、ほっぺについてるわ…ぱくっ、うふふ♪」
むぅ、萌える真似を…可愛いじゃないか、、、ん?
ふと蓮華の服がいつもと違うことに気づく。
「蓮華、その服…」
「あ、これ、ふふふ♪ちょっといつもの服だと目立っちゃうからって思春に注意されて着替えたの♪」
そういうとニコニコと胸元の生地を持ち上がて見せる。
「あ……」
そこには当然、豊満な巨乳があるのだが…驚いたのはそこにくっきりと手形が痣があった。
「それって俺が……」
「うん、一刀のよ。ふふ♪」
「ご、ごめん、、痛いだろ?」
「少しジンジンするくらい…でもいいの。むしろ一刀に愛された証だもの…嬉しい♪
一刀がつけてくれた…一刀のモノになった証…しばらくしたら消えちゃうのが惜しいわ。」
そう言って乳房と愛おしそうに撫でた蓮華がそうっと接吻してくる。
「ん…ちゅ……はぁ……かずと、今夜も…待ってる♪」
名残惜しそうに肩から指を離し彼女は次の会議があるからと去っていった。
「はあぁ……確かにあのとき結構本気で握っちゃったもんな、気をつけよう。」
ん?なんか忘れる気がする……蓮華の機嫌はなおったし……もぐもぐ……なんだろう?なにか大事なこと……

「北郷……」
「ぐっ! げほっげほっ」
いきなり気配を消して後ろに立つのはやめなさい。びっくりするだろ〜思春くん!
「な、なんだ思春か。蓮華と仲直りできたか?」
「……今朝はご機嫌で挨拶された。お前のおかげだな…その………礼を言う。」
「よかったな。うん、よかった。」
照れながら礼を言う思春のレアな萌え姿に満足しながら飯を運ぶ。
「だが蓮華さまを傷物にしたのは許せん。」

ぞくぞくぞく……

あれ?
恐る恐る見上げると三白眼が光ってますよ。
「……蓮華さまの美しい乳房にあのような痣を……下手くそめ、、覚悟するがいい。」
ヤバい、やられる?
「…キサマが上手に出来るまで教育だ。今夜からな…覚悟しろ、うすのろ♪」
え?それって……
言うだけ言うとすっと姿を消した思春の残り香を感じる…今夜はまた忙しくなりそうだな、もぐもぐ……


……そして夜、また俺の寝室に鈴の音が鳴る……


……チリィ〜ン……




……………………………………………………………………完

 [戻る] [上へ]