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162 名前:璃々曰く、[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 21:40:34 ID:wt5HvbEs0
べったべた。しかも疲れているから色々弱い。

「今日はエイプリルフールか」
「なによ、それ」
「俺もよく分からないんだけど、今日は嘘をついていい日らしいよ」
「ふーん、未だに貴方の世界が理解できないわ。でも面白そうね、私が皆に伝えましょう。息抜きに丁度いいんじゃない」

「た、隊長!私は隊長のことがき、嫌いです!」
「おー一刀。ウチお酒が怖いんねん。せらからウチにお酒ちゃん飲ませんでな」
「お兄さん。女の子の日が来なくなりましたー」

「華琳様、視察からただいま戻りました。っていらっしゃらないわね。折角三日ぶりに華琳様にお会いできると思ったのに」
「あれ、桂花じゃないか?」
「げぇっ!まさか真っ先に合う顔がこいつなんて、疲れがどっとでるわよ」
(えっと華琳がエイプリルフールって話をしたんだよな?だったら……あなたの顔を真っ先に見れて幸せです?……えっ?)
「なに鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしているのよ。只でさえ間抜けな顔がさらに間抜けているわ。
それより私は疲れているのよ。用が無いならさっさとどっか行きなさいよ」
(いつも素敵な顔が今日はいつにも増して素晴らしいです。今の私はアッパーなんで貴方とずっと一緒にいたいです。でいいのか?)

俺は何も言わず桂花の手を取り部屋に向かった。

以上。

なぜ訳をしようとすると中学生の英訳チックになるのだろうか
163 名前:風嘘をつく、[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 22:25:56 ID:RF0qVvbI0
乙。
桂花は素直についてったのだろうか?w
164 名前:璃々曰く、[sage] 投稿日:2010/04/01(木) 22:39:06 ID:wt5HvbEs0
>>163
そこは一刀君が華琳がいるって嘘を言って……w

ごめん。風呂入ってたらまた降ってきたんだ。ver.蜀ってことで。


「今日はエイプリルフールか」
「……なに?」
「あぁ、俺が居た世界では今日はエイプリルフールて言って嘘を言う日なんだ」
「…………よく分からない」
「ははっ、そうだね。じゃあ警邏行こっか」
「…………(コク)」
こうして俺と恋は警邏……という名の食べ歩きに向かった。

「もぐもぐもぐもぐ」
「うーん。今日も言い食べっぷりだなぁ。ん、そろそろ無くなりそうだね。恋お代わりいる?」
「………………」
「?恋どうした?おかわりいらないのか?」
「………………(コク)………………(ブンブン)…………(コク)……(ブンブン)」
恋は縦に横に引っ切り無しに頭を動かしている。これじゃ肯定しているのか否定しているのか分からない。
「えーと、いらないのか?」
「…………(ブンブン)……………………いる。…………けどいらない」
「ごめん、よく分からないんだけど」
「ご主人様、さっき今日は嘘をつく日って言ってた。だからいる、けどいらない」
なるほど。恋なりにエイプリルフールを解釈して楽しんでいたのか。可愛いな、オイ。けどそんなこと言われたらいぢめたくなっちゃうぜー。
「そっかー。じゃあ恋はいるって言ってたからいらないってことだよなー」
「……………………(ブンブン!)。…………イジワル。ご主人様、嫌い」
ががーん!ちょっと弄っただけなのにここまで嫌われるなんてぇ。
「………………………………今のが今日一番の嘘」
ほっぺを染めながらそう呟く恋はめっさ可愛かったです、ええ。
                                以上。

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