べったべた。しかも疲れているから色々弱い。
「今日はエイプリルフールか」
「なによ、それ」
「俺もよく分からないんだけど、今日は嘘をついていい日らしいよ」
「ふーん、未だに貴方の世界が理解できないわ。でも面白そうね、私が皆に伝えましょう。息抜きに丁度いいんじゃない」
「た、隊長!私は隊長のことがき、嫌いです!」
「おー一刀。ウチお酒が怖いんねん。せらからウチにお酒ちゃん飲ませんでな」
「お兄さん。女の子の日が来なくなりましたー」
「華琳様、視察からただいま戻りました。っていらっしゃらないわね。折角三日ぶりに華琳様にお会いできると思ったのに」
「あれ、桂花じゃないか?」
「げぇっ!まさか真っ先に合う顔がこいつなんて、疲れがどっとでるわよ」
(えっと華琳がエイプリルフールって話をしたんだよな?だったら……あなたの顔を真っ先に見れて幸せです?……えっ?)
「なに鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしているのよ。只でさえ間抜けな顔がさらに間抜けているわ。
それより私は疲れているのよ。用が無いならさっさとどっか行きなさいよ」
(いつも素敵な顔が今日はいつにも増して素晴らしいです。今の私はアッパーなんで貴方とずっと一緒にいたいです。でいいのか?)
俺は何も言わず桂花の手を取り部屋に向かった。
以上。
なぜ訳をしようとすると中学生の英訳チックになるのだろうか