- 37 名前:風曰く、[sage] 投稿日:2010/02/08(月) 20:40:32 ID:UTL64uFU0
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桂花ルートを予想してみた。
3つ使います。微妙なんで4つ使うかも……
- 38 名前:1[sage] 投稿日:2010/02/08(月) 20:41:11 ID:UTL64uFU0
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「ここは何処だ?」
周りは土、土、土、たまに草。俺はだだっ広い大地の上に一人立っていた。
確か学校に向かう最中だったはずだが。周りにヒントがないかと見渡す。と
「ネコミミ?」
ひょこひょことネコミミがこちらに近づいてきた。違和感を感じたがこれ幸いとネコミミが近づいてくるのを待つ。
まぁ正しく言えばネコミミをつけた少女なのだが……。
大声を張れば届きそうな距離になったので少女に尋ねる。
「いきなりで済まないけど、ここって何処?あと俺は学校に向かっていたところなんだが知らないか?フランチェスカって言うんだが」
……シカト。確実に聞こえていたはずだが、こちらに見向きもしない。ただひたすらに歩く。
「おい、おい!ちょっと待ってくれって。ここは何処なんだ?」
またしてもシカト。いい加減ムカついてきたのでこちらから近づく。
「だから、ここはどこか教えてくれって」
「あぁ、もう煩いわね!ここは冀州よ!あなたが言った地名は知らない!これでいい?
これだから男は嫌いなのよ。がさつだし、煩いし、近くにいるだけで孕まされそうよ」
……なんだこいつ?いきなり反応したと思ったらどうしてここまで言われなければならないんだ?
確かに知らない土地に居るから俺も気が立っていたのも悪かったが……。
しかし、彼女以外に今の俺には救いがない。近くにいて欲しくないらしいから少し離れて後を追うとしよう。おそらく町に向かうと思うし。
- 39 名前:2[sage] 投稿日:2010/02/08(月) 20:41:44 ID:UTL64uFU0
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一定の距離を置いて彼女を追いかける。彼女が足を速めれば俺も、遅くなったらゆっくり。
そんなことをして暫くが経ったとき少女が振り返る。
「あなた一体なんなのよ!ずっと私のこと追いかけて!はっ、まさか私のことを犯そうとしているんじゃないでしょうね」
「ま、待て!そんなことをしない。俺はただここがどこか分からなくて、君の後を追えば町に着くかと思っただけだ!」
後ろを追いかけただけで犯罪者扱いされそうになって慌てて否定する。
……ん?女の子を追いかけるのってストー……、大丈夫、俺はなにもしない。
「そんなこと信じられないわ。もう私の視界に入らないで、気持ち悪い。ここにいれば一週間もすれば誰か来るでしょう、それを待ちなさい」
ふんっと音が鳴りそうな勢いで振り返ってまた歩き始める。
一週間もすれば誰か来るって逆に言えば殆ど人が来ないって事だよな?ますます危ないじゃないか!
仕方がないさっきより距離をとって少女を追おう。視界に入らないようにすればいいんだ。
自分を正当化しつつ、少女を目で追う。……なんかさっきより歩く速度が遅くなっているのは気のせいか。おっと見えなくなりそうだ。
小走りして追いかける。すると少女はこっちを向いていた。
ヤバイ。慌ててしゃがむ。ばれずに済んだろうか。少女はまた前を向いて歩き出す。
良かった大丈夫そうだ。よしこの調子で行こう。済まない名も知らない少女。
- 40 名前:3[sage] 投稿日:2010/02/08(月) 20:42:08 ID:UTL64uFU0
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俺の体感時間からしておよそ一時間。俺と少女の奇妙な追いかけっこを続けていた。そして……
「町……か?」
俺の目に映っていたのは高くそびえる城壁。俺が知っている町とは全然違うが活気が見て取れる。
そして俺の視線の先には立ったままの町を見ている先ほどの少女。ここまで来たなら大丈夫だろう。
俺は少女の横を横切って町に向かう。
「あなたどうやって町に入るつもりなのよ」
まさか少女から声を掛けられるとは。
「どうやってって普通にだけど。あと済まない。勝手に追いかけてきて」
「ふん。あなたの普通がなんなのか知らないけど、許可書がないと城門を通れないわよ」
……許可書?何時代の話だ?いや、今はそれどころじゃない、俺許可書なんて持ってないぞ。
「ほ、本当か?許可書がないと入れないのか!」
「ええ、そうね。まぁあなたなら……」
「俺なら?」
急にイヤらしい笑みを浮かべる。
「町に入れないまま夜になって、賊にその上等そうな衣服を剥されて殺されるでしょうね」
マジデスカ。だから一体ここは何時代でどこなんだ!
「ど、どうすればいい!?」
「さぁ知らないわね。私は許可書あるし」
彼女の笑いは止まらない。くっ、俺は彼女に頼るしかないのか。
「お願いだ!俺も一緒に町に入れてくれ!」
「イヤよ!私は男が大っ嫌いなんだから」
「そんなことを言わずに!何でもするから」
「ふーん、なんでもね……仕方ないわね、今回は我慢しましょ、さっさと来なさい」
少女は俺を助けてくれるそうだ。慌てて少女に近づく。
「ちょっと!そんなに近付かないでよ。本当は同じ空気も吸いたくないのに。
まぁいいわ。あなたには何をさせようかしら。やっぱり新しい拷問の被験体かしら」
なにか聞いてはいけない言葉を聞いた気がする。
こうして俺とネコミミ少女―後に聞いたが荀分若という―の奇妙な話が始まった。
次回の『ケフィア?いいえ、桂花です』は作者取材のため休載になります。
- 41 名前:風曰く、[sage] 投稿日:2010/02/08(月) 20:43:13 ID:UTL64uFU0
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以上になります。
かなりの突貫工事ゆえ、深くは考えないで下さいな。
桂花は麗羽の下で働いている状態です。
- 44 名前:春蘭曰く、[sage] 投稿日:2010/02/08(月) 21:45:32 ID:ILj441pw0
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>>41
乙乙
なぜかこんなん浮かんだので投下
桂花「新しい拷問をひらめいたわ!」
一刀「・・・(また禄でも無いことに)」
桂花「早速アナタで実験したいのだけど」
一刀「煤i゚д゚lll)」
なぜか桂花様の御寝所にて目隠しをされる一刀。
一刀「…えーと?なんて拷問?」
桂花「う、うるさい、だまってなさいよ(///)」
一刀「なんか下半身がスースーする…」
- 45 名前:桔梗曰く、[sage] 投稿日:2010/02/08(月) 21:56:35 ID:FT+WfkAE0
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ちゅぷっ…はぁぶっ…ちろちろ…っぷぅ
「…んっ、はぁっ…どお?…っぷ、白状…する気に、っん…なった、かしら?」
「っっ!…だ、からっ…な、にをっ、ぉふぅっ!はく、じょぉぉおっ?すればいいんだぁっ!」
射精そうになると刺激を止められ、息をつけたかと思った頃にまた再開される。
そんな行為がかれこれ1時間は続けられただろうか。
俺の脳みそはもう桃色全開でフットーしそうだよお!
「だ、だから…ゎたιのこと…どぅぉもってるのかって(///)」
「え、ええ?な、なんて言ったんだあああああぅふぅうううううん!」
くそう!今イケそうだったのに!何故止めたし!MyGod!
まで浮かんだ