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254 名前:新山 ◆oB.MaXrQTY [sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:41:35 ID:HAy3kkio0
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
どうも8@330改め新山です。
今回から桃香する際には新山で行きたいと思います。
お手数ですがまとめサイトの方も変更をお願いします。

恋姫の軍師って表情出しすぎじゃね?って思って書いた小ネタ。
書いているうちに某バラエティ番組チックになったのは何故だろう?

9スレ借ります。
255 名前:天の御使いやあらへんで(1/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:42:13 ID:HAy3kkio0
「皆、俺から一つ提案があるんだけど」
 朝の軍議が終わり皆が思い思いに雑談をしている中、前々から考えていた案件を実行に移そうと決意した。
 今の俺達は我らが軍師・諸葛亮こと朱里の思惑通りに天下三分の計を成功させ蜀、魏そして呉の三国での緊張状態にある。
この先の為になるのではないかと思い皆に口を開く。
「今から三日間を軍師強化に当てたいと思うんだ」
 見渡すと皆驚いた顔をしている。それもそうだ。うちの軍は資源は少ないが将の質はかなり高い。
しかも軍師と言えば朱里、雛里とあわわ、はわわで1800年の時を越えて名を轟かせている二枚看板もいる。
 それを平凡な俺が強化しようと言っているのだ。驚くのは当たり前だろう。
雛里なんか「私役立たずですか?もう要らない子ですか?」と悲しげな視線を俺に送ってくる。
「いや、能力が足りない、って話ではないよ。むしろかなり助かっている。皆が居ないと俺はここに居ないと思うし。
だけど、ちょっと気になることがあって……」
 そう、気になること。それはもちろんこの大陸の行く末。もし俺が知っている軌跡を辿るならば……。
「今後もしかしたら同盟を組む国とか集団が出てくると思う。そしたら軍議を開くだろ?で俺と桃香と軍師は必ず参加する。
そうするとどうしても腹の探り合いと言うか余り本心を出しすぎない方がいい場合もあるよね。うちの子達は皆顔に出やすいから……」
 そう、皆素直でいい子だ。しかしその素直さがいい方向に進むとは限らない。むしろ相手に弱点をさらすことにも成りかねない。
同盟を組む相手にそこまで警戒しなくてもとは思うが、戦乱の世に絶対と言えるものはない。
 やれることをやらずに愛しい人を失いたくないのだ。
256 名前:天の御使いやあらへんで(2/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:42:44 ID:HAy3kkio0
 皆思うところがあるのだろう、納得をしている顔をしている。本人達は悔しがっていたり、泣きそうになっているのだが……
「それでご主人様、なにをするの?」
 近くにいた桃香が話しかけてくる。
「今から俺は必要以上に反応を示そうと思う。ありがたかったら凄く感謝をするし、手抜きをしたら烈火の如く怒る。
ただ暴力はしないから安心して。で、参加者は出来るだけ感情を顔に出さないで欲しい。
怒られたらシュンとしても駄目だし、喜色満面も駄目。相手が居たらここら辺が押さえどころかって分かってしまうだろ?
他の皆はそんな顔や、俺以外が相手のときでも表情が変わっているのを見かけたら名前を呼んで減点って宣言して。
一番点数が悪かった子にはお仕置きで」
 武官達はいやーな笑みを浮かべながら頷いている。うちの子達は神出鬼没だから苦戦するだろうなぁ。
「そ、それで参加者は?私と雛里ちゃんだけでしょうか?」
 参加者として確定している朱里が聞いてくる。横では雛里がすでに泣きそうだ。
「朱里と雛里と……あとは詠かな?やっぱり詠は軍師の仕事をしたそうだし」
 あとすぐに顔に出るし。とは言わない。
「ふふーん。分かってるじゃない。やっぱりボクの力が活かせるのは洗浄じゃなくて戦場よ」
……。よほど嬉しかったんだろうな、そう思おう。


「ゴメンな、三人とも、試すようなことをして。だけど資源の少ない俺達が夢を達成するには頭を使わなくちゃいけない。
俺は三人が居ればそれも容易く跳ね除けられると信じているから、頑張って欲しい」
 三人に俺の本心を知っておいて欲しくて期待と共に口にする。
 照れたり、頑張って褒めて貰うんだとボソッと言ったり、フンッと鼻を鳴らしてそっぽを向きながらせわしなく腕を組みなおしたり。
三者三様の返事をもらえて喜んでいたのだが、
ふふっ。
 その様子をみて白いメンマ……もとい悪魔が動き始めた。
257 名前:天の御使いやあらへんで(3/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:43:49 ID:HAy3kkio0
「朱里、雛里、詠。減点」
 急に冷たい外気が入ってきたのではないかと思うほどに広間の空気が変わった。
「主が言ったばかりではないか、余り顔に出すなと。やれやれ……これでは先が思いやられる」
 今、広間で音を出しているのはたった一人の少女。そして場を支配しているのも彼女。
名を呼ばれた三人はギギギッと効果音が出そうな動きで音源を見る。そこにはしれっとした顔をしている星がいた。
 そんな三人の視線を気にせず星が俺に問う。
「主、このような感じで良いのでしょうか?」
「あ、ああ。そうだね。皆もこんな感じでお願い。この訓練が俺達の国の将来を担うようなものだから星みたいに遠慮しないでね」
 人を指摘することは先頭を切ってしたくないと皆考えるだろうから星がやってくれてありがたいと思うのだが。
「主よ、そんなに褒めていただけるとは照れてしまうではないですか」
 そんなに褒めたつもりは無いんだが。むしろ褒めてないし。俺の気持ちをよそに星は頬を染め、恥ずかしげに顔をそらす。そして……
にやっ♪
 十人が見れば十人が認めるほど悪役の笑みを浮かべた。そう、三人に見えるように。
 星らしいと思う。私は顔に出してもいいと主張しているようだ。本心では三人の尻に火を付けたかっただけだと思うが。
 やり方が汚いと言うか、確実に成果を上げると言うか。とにかく星の思惑通り三人は必死な顔をしている。
258 名前:天の御使いやあらへんで(4/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:44:28 ID:HAy3kkio0

「…………ご主人様」
 皆が三人をなだめるべきか、何処までが許容範囲なのかワイワイ話しているときにクイッと袖を引かれる。
「ん、どした恋?」
「……ねねも仲間にいれてあげて」
 ねねか。いつも恋と一緒に居たがるから恋専属の印象が強いが確かに蜀軍の軍師だ。
「ねね、とっても頭いい。きっと大活躍」
「れ、恋殿おぉぉぉ!ねねをそのように思ってくださっていたとは!ねねは、ねねはそのお言葉だけで胸が張り裂けそうですぞーー!
そこのちんくしゃ、さっさとねねも参加させるのです!ねねはなによりも恋殿の期待に応えないといけないのです」
 本人もかなりのやる気になっているし、未来への投資を拒む理由も無い。
「じゃあねねも頑張ってね。おーい皆、ねねも入ったから参加者は四人でよろしくー!」
「恋殿!ねねは見事一番になって恋殿へ華々しい勝利を献上いたします。心待ちにしてて下され!」
「…………ねね、減点」
「恋殿おおおおおぉぉぉー!?」
こうして蜀軍軍師強化作戦は始まった。


 始めはかなり気を張っていた参加者だったが普段の行動をしている内に調子を取り戻したらしい。
今では普通に政務やら、掃除やら、家族に食事を与えたりしている。
「ご主人様、そろそろ休憩になさいますか?この間美味しいお菓子を見つけたんですよ」
 微笑もうとして気がつき微妙な顔になった朱里が尋ねてくる。
「ありがとう。ちょうど一段落したから休憩にしようか。さすが朱里だね、俺が欲しいときに提案してくれる」
と頭なでなで。もう朱里は我慢しきれないのか頬がぴくぴくしている。
「じゃあ私はお茶を用意しますね。朱里ちゃん、行こ」
 雛里が崩壊寸前の朱里の手をとって外に行く。
259 名前:天の御使いやあらへんで(5/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:45:07 ID:HAy3kkio0
「雛里ちゃんごめんね」
 助けて貰ったことと、自分だけご主人様に撫でてもらったことに対しての謝罪。
「ううん、気にしなくていいよ。だけど朱里ちゃん凄いね。私、ご主人様に撫でて貰ったらすぐ顔にでちゃうよ〜」
「辛かったよー。雛里ちゃんが助けてくれなかったら駄目だった……。
結構辛いね、この訓練。ご主人様に褒めて貰ったのに喜べないなんて……」
「け、けどご主人様も私達に期待しているからだよね?だったら頑張ろう!そして終わったら一杯褒めて貰おうね」
「うん!」
 手を取り合って頷きあう二人。自然に笑みがこぼれてくる。
「朱里、雛里、減点なのだ!」
 誰も居なかった廊下にはいつの間にか鈴々の姿が。さすが燕人。
「お兄ちゃーん、朱里と雛里が減点だよー」
 勢いそのまま執務室に飛び込んで一刀に報告をする。廊下に残ったのは絶望を表現しきれない二人の姿だけだった。


 所変わって一刀の個室。
 軍師強化に参加しているとはいえ残念ながら一侍女の立場である詠は月と二人で掃除をしていた。
「まったく。軍師の訓練に参加させるなら政務か軍の訓練にでも参加させなさいよ」
 ぶつぶつ文句を言いながら体が覚えたままに掃除を続ける。
 しかし……いつも嬉しそうに侍女の仕事をする月を見るたびに詠は嬉しさと切なさがよぎる。
 このような戦乱の世に優しいこの子が笑顔で過ごせるとは思わなかった。そしてそれを自分の手でもたらしたかった。
 まぁ今が月にとって良い環境だからボクは十分なんだけどね。
260 名前:天の御使いやあらへんで(6/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:45:38 ID:HAy3kkio0
 そう思いながら一刀の寝室に入りざっと見渡す。月が毎日思いを込めて掃除をしているから目立つ汚れは無い。が……
「何かしら?」
 枕の横に何かが置いてある。気になり近づいてみる。
「汚い字ね。えぇっと……『月、詠、いつもありがとう』?何かしらこれ?」
 片手で持てる位の大きさの箱に添えられていた紙にそう書いてある。
「ボク達の名前が書いてあるってことは、開けても大丈夫よね?」
 誰に問うでもなくごちり箱の蓋を開ける。中には綺麗な髪飾りが二つ入っていた。
 一つは淑やかさと華々しさが厭らしくない按配の意匠だ。菫色の髪を持つ彼女に似合うと思う。そしてもう一つは……
「それ詠ちゃんに似合いそうだね」
 物音がせず、不審に思ったのか月がいつの間にか傍に居た。
 そうボクが着けるならコレと思うような髪飾り。ボクのことをちゃんと見てくれている感じがして少しむず痒い。
「どうしたの、これ?」
「あぁ、あいつの枕元に有ってボクと月の名前があったから開けちゃった」
 はいっと箱と一緒にあった紙を月に渡す。
「駄目だよ詠ちゃん!もしご主人様の大事なものだったらどうするつもりだったの?」
「大丈夫よ、ボク達の名前が書いてあるんだから。それとも月、本人から貰いたかったの?」
「へぅ」
 やっぱり月は可愛いと思う。
「とにかく、私ご主人様のところに行って来るね」
「なんでよ?」
 謝ることでもないし、行ったとしても迷惑だろう。
「ふふっ、詠ちゃん髪飾りを見てるときからにやけっぱなしだよ、減点だね」
「月ーーーーーーーー」
261 名前:天の御使いやあらへんで(7/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:46:10 ID:HAy3kkio0
 またしても場所が変わって城の中庭。
「あのちんくしゃめ、ねねを忘れるとはいったいどういうことですか」
 音々音はセキトや恋の家族たちに食事をあげている。彼女も詠と同様に残念ながら普段通りの生活だ。
「ねねが一番になって皆に……特にへぼ主人と詠に思い知らせてやるのです」
 食事に夢中になっているセキトの頭を撫でながらぼやく。しかし……
「まさか恋殿がねねのことをあそこまで評価して頂いていたとは感激なのです。
やっぱりいきなり現れたあいつとねねでは恋殿との絆の深さが違うのです」
 朝方の恋の行動を思い出して思わずにやけてしまう。
「はっ、駄目ですぞ、この調子では恋殿の期待に応えられないのです。うぅむ。誰も居なくて良かったものの……」
「ここにいるぞー!」
「なぁっ!」
「ねねったら甘いわねー。伏寇側にありっていうじゃない♪賊じゃないけど。と言うわけでねね、減点。
さぁてご主人様に褒めてもらわなくちゃ。ありがとね〜、ねね♪」
 来たとき同様に言いたい事だけ言って、いつの間にか居なくなった蒲公英。
「恋殿、ねねは、ねねは挫けてしまいそうですぞ……」


 蜀軍の快進撃は止まらない。あるものは彼女特有の武器を用い名前と減点と書かれた弾を飛ばしたり。
またあるものは桃香が採点の集計をしていると知り、会う口実のために参加者を執拗に追いかけたり。
さらにあるものは自分の影の薄さを逆手にとり、気づかれずに監視−本人はただ歩いていただけなのだが−していたり。
只のお祭好きは僕を用い、暑っ苦しい嫌な空気で近づいてきたり。
もっと違うことに力を入れろと突っ込みたくなるほどの張り切りようだ。
262 名前:天の御使いやあらへんで(8/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:46:37 ID:HAy3kkio0
「それにしても皆張り切ってるねー。普段執務室に来ない人達も来てるもんね♪」
 まさかの美以が減点の報告に来て帰った後に桃香が口を開いた。
「それにしてもご主人様、いきなりどうしてこんなことをしたの?」
「ん?前に皆の前で言ったとおりだけど」
「嘘ですね。緊張状態の今、無理にする必要もないでしょう」
 監視役として一緒に執務室で仕事をしている愛紗がにべもなく否定する。
「まぁ……ね。恥ずかしいから本人達に言わないって約束してくれる?」
 もう好奇心の塊になってしまった桃香と、窘めるふりして聞き耳を立てている愛紗。
「気がついて欲しかったんだ。うちの軍師、特に朱里と雛里は戦争ではあまり役に立っていないから政務では頑張るって思ってるだろ?
で結構無理して仕事をしているんだ。だけど君達も知っている通り彼女らは戦争でだって戦略一つで戦局を一変させている」
「二人とも大活躍してるくせに私達には必要なもの以外は割と簡単な政務しか回さないもんね」
「うん、だから知って欲しいんだよ。そんなに自分達で背負う必要はないって事。適材適所って気持ちも分からなくもないけど。
それに皆傍にいるし、ちゃんと二人のことを見ているって事を。報告を見ると分かるでしょ、普段接点が少ない子達でもここに来てるし。
 あとの二人だって今は軍事に参加してないけど、きっと将来参加してもらうことになると思うんだ。
だからお互いを知る意味でも良かったよね。これを切欠に気兼ねなくと言うか、気を使わない関係になれればと思うよ」
「ですな。楽しんでいる者も多いでしょうが。星なぞ参加者を監視するために夜明け前より仕事をこなして時間を作っております」
「ははっ。今回は皆が近くにいて、顔色が優れないのではないかとか、色々心配をしていることを感じてくれれば成功かな。
まぁ表情を出しすぎているのも本当なんだけど」
「それでしたらご主人様が鈴々や恋達と抜け出さないで、彼女達の負担を減らすのが一番なのでは?」
 ……はい、すいません。
263 名前:天の御使いやあらへんで(9/9)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:47:03 ID:HAy3kkio0
 一刀が本意を語っていた執務室の扉の向こうに小さな影が四つほどあった。
 彼女達は何処からともなく現れては減点をしていく仲間たちに対しノイローゼ気味になっていた。
このままでは心に傷が残ってしまうとそれぞれが思い、それぞれが一刀に直訴しようとここに集まった。しかし……
「まさかあいつがそんなことを考えていたとはね」
 いきなりこのような事をするから裏が有るのではと皆疑っていたが、結局は自分達の負担を軽減するためだった。
「ここでねねが諦めてしまっては、あいつに負けたみたいなのです」
「朱里ちゃん、もうちょっと頑張ってみようか」
「うん、ご主人様と皆のために頑張ろう」
 四人が決意を新たにしていると、コツコツと足音が聞こえてきた。
 最近特に神経質になっている四人は慌ててそちらを向く。
「よかったわね、皆。他の子達に見つかっていたら減点だったわ」
 そう声をかけてきたのは訓練中の蜀軍唯一と言っていい良心、紫苑だった。しかし
「紫苑!なんでメイド服着ているのよ!?」
「ええ、月ちゃんから詠ちゃんが参ってしまって仕事が終わらないと相談されたので、でしたら私がと」
「お母ーさーん!早くご主人様に御奉仕に行こーよー」
 紫苑の後ろからとととっと璃々ちゃんも現れる。当然メイド服だ。なれない様子で茶器を持っている。
「あらあら御免なさいね、じゃあ行きましょうか璃々。皆もあと少しだから頑張ってね。……ご主人様、紫苑ですわ。失礼します」
 ノックをして紫苑と璃々の二人は政務室に消えていった。
「ボク達の訓練よりも、もっと大事なことがあると思うんだけど……」
 四人は急にハキハキし始めた武官達と目の前の出来事を見てそう思った。
264 名前:天の御使いやあらへんで(10/9……ミスりました)[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:47:43 ID:HAy3kkio0
 そして三日目の夜。結果発表のために皆が玉座の間に集まっている。
「四人ともお疲れ様。もう終わりだから自由にくつろいでね」
 ふぅと気を吐く四人。なんだかんだ言ってかなり気を張っていたようだ。
「それじゃ結果発表するね。えぇと一番減点されちゃった子を一位として三位から発表するよ」
 集計を担当した桃香が発表をする。一位になったらお仕置きがあるのはすでに告知したとおりだ。
「では、第三位。31点、雛里ちゃん。一番多かったのが驚いたときだって。お疲れ様♪
続いて第二位。54点、ねねちゃん。感情豊かすぎるのかな?平均的に報告がきたよ。私は可愛いと思うんだけどなー。
そして第一位は……」
 まだ名前を言われていない詠と朱里はかなり余裕のない顔をしている。
 すでに呼ばれた二人も安心はしているが一緒に戦い抜いた戦友の行く先が気になっているらしい。
そして周りの子達は……?何故か頬を赤らませている子達が多い。
「276点、ご主人様!理由は私ももっと褒めて頂きたいです。最近酒の付き合いが悪いのでは。一緒に遊びたいのだ。
遠乗りでもしないか。美味しい肉まん見つけた。朝駆けと夜這いどちらがお好きでしょうか。あとは」
「も、もういいよ」
 言いたいことは沢山ある。まず何で俺が参加してるの?次に二位に200点差以上?そして最後に理由が理由じゃない!
「と言うことでお仕置きはご主人様になりましたー♪それでー皆から集計取った結果お仕置きは、
『ご主人様が皆を二人きりで10個ずつ褒めてあげる』ですっ!ご主人様頑張ってね。因みに優先権は今回頑張った四人からだよ」
 言いたいことがあったが桃香の張り切った声に遮られてしまった。
 まぁ今回は皆も頑張っていたし俺が苦労するくらいなら良いか。そう思い皆を見渡して頷く。
 小さく喜ぶ者や、飛び跳ねる者。艶やかな笑みを浮かべる者。
 こんなに喜んでもらえるならもっと皆に感謝をしたほうが良いかもしれない。
 皆の笑顔を見ながら俺はそう思った。


 ……さてさてミス・アベレージこと白蓮に10個も褒める場所はあるのだろうか、それが心配だ。
265 名前:新山 ◆oB.MaXrQTY [sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:50:01 ID:HAy3kkio0
以上になります。
ギリギリで分けてたら引っかかってしまって10スレになってしまいました……

今年の桃香は以上になります。
未熟ですが来年も努力しながら投下していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
266 名前:歩くち●こ曰く、[sage] 投稿日:2009/12/30(水) 19:56:28 ID:HAy3kkio0
スレとレスを本気で間違えました……
申し訳ないorz

あと私は白蓮のことは大好きです。

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