- 33 名前:鬼畜王文台 ◆C6nfqQUYs. [sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:12:50 ID:o8luzG8Q0
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第七章第五節が仕上がったのでブチ込み。
今回、華琳は致命的な大失態をやらかします。
このチョンボは後々の孫呉との戦に大きくかかわってきます。
ではお送りいたします。今回は短めです。
- 34 名前:1[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:14:38 ID:o8luzG8Q0
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ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…………!!!
袁紹「な、ななななななななななななんですの、あの全身筋肉の色黒男は!!!??」
文醜「うおおおおおおやべええええーーーーー!!! 何であいつらがいるんだよ!!??
おい、こっちだ斗詩! 逃げんぞ!!」
顔良「うえええーーーーーん、二人ともぉーー、足はやいよぉぉーーー」
???「ぬあああああああぁぁぁぁあああああんですってえええええええぇぇぇぇえええ!!!!?????
どぉうゎわぁあるれぐわ、チン長一尺ノンケケツ穴千人掘り達成阿部さんも真っ青
爆裂田代砲搭載改造ザンギュラ体重百二十万石(約3万トン)の
玄武男ですってえええぇぇぇぇぇぇぇえええぇぇ!!!!!!!?????」
袁紹「だ、誰もそこまで言っておりませんわ!! というか、なんですのあの貂蝉という輩は!?
あれを化け物でないとすれば、追いかけている夏侯惇が子犬になってしまいますわ!!!」
- 35 名前:2[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:15:15 ID:o8luzG8Q0
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夏侯惇「だああああぁぁぁぁれが犬食いだとおぉぉぉ!? 貴様あああぁぁぁ、ようやく見つけたと思ったら、
いきなりそれかぁ!? この夏侯元譲を愚弄するとは、いい度胸ではないか、袁本初!!
いざ、尋常に、勝負するがいい!!」
貂蝉「んぶうううううぅぅぅるるるるるるるあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
むううぅぅあああああぁぁぁぁちぃぬぅぅあぁぁぁぁすううぁぁぁぁぁいいいいい!!!!」
袁紹「お断りしますわ!! 誰があなたたち筋肉脳みそなんぞと相手しなければなりませんの!!?」
文醜「っていうか、遼東に着いたら町中の男たちがケツずりおろされて
うずくまってたのって、全部あいつらのうちのどっちかの仕業だろ!?
しかもみんな若い連中ばっかだったぞ!!??」
夏侯惇「ふざけるなああぁぁ!! 我ら魏武はそのような真似などせぬわぁ!!
千五百人もの男を暴行したのはお前たちだろうが!!」
- 36 名前:3[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:15:55 ID:o8luzG8Q0
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顔良「だからああぁぁぁ〜〜、違いますってぇぇぇ、夏侯惇さ〜〜〜ん」
夏侯惇「そんなもの知るかぁっ!!!」
夏侯淵「姉者、華琳様の本隊から突出しすぎているぞ。
このまま楽浪の関門を越境しては孫呉に挟み撃ちにされて
われわれが孤立してしまう、一度追跡を中止すべきだ」
夏侯惇「むぅ…なら秋蘭は、あいつらを見逃せというのか?
我らは華琳様に、袁紹たち三人を捕らえよという命を受けておるのだぞ?」
夏侯淵「そうは言っていない。だがこの先の関門のすぐ先には、沮水という大きな河がある。
そして、楽浪の関門はこの沮水のすぐ手前に作られている。
どういうことか分かるか、姉者?」
夏侯惇「ん??? つまり、どういうことだ、秋蘭?」
- 37 名前:4[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:16:51 ID:o8luzG8Q0
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夏侯淵「はぁ……姉者ぁ……つまりはだな、このまま進んで関門を突破すると、
すぐに孫呉の餌食になってしまうのだよ」
???「そうね、秋蘭の言うとおりね」
夏侯惇「華琳様っ!!」
夏侯淵「華琳様…」
曹操「まったく…春蘭、どうしてあなたはこうも先を急ぎすぎる癖があるのかしら?
後続の季衣たちの部隊が追いついてきていないわよ?」
夏侯惇「申し訳ありません華琳様、あやつらを追うことについ夢中になってしまいまして……何卒お許しを」
夏侯淵「華琳様、姉者もこう言っておりますし、許してやっては頂けますでしょうか?」
曹操「いいわ。 その代わり、その大剣で孫呉の軍勢を一網打尽に叩き潰しておやりなさい」
- 38 名前:5[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:17:51 ID:o8luzG8Q0
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夏侯惇「は、はいっ華琳様!! 華琳様のためならば、この夏侯惇、たとえ火の中水の中、
一気呵成に孫呉の将たちの首をあげてご覧に入れましょう!!」
曹操「ええ、期待しているわ」
夏侯惇「はいっ!!」
夏侯淵「やれやれ、姉者は本当に華琳様のことが好きなのだな」
夏侯惇「しゅうらぁん……」
夏侯淵「ふふ……恥ずかしがる姉者もかわいいな…」
曹操「……いけない!」
夏侯惇「どうされました、華琳様?」
- 39 名前:6[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:18:35 ID:o8luzG8Q0
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曹操「霞に命を出すのを忘れていたわ……はぁ、この曹孟徳としたことが、とんだ迂闊ね
昨今の不可解な事件が度重なっていたおかげで疲れがたまっていたのかしら」
夏侯淵「急ぎ、伝令を急派いたしましょうか?」
曹操「そうね……お願いして良いかしら?」
夏侯淵「宜しいのですか華琳様? 霞には、五胡の偵察と大月氏国の情報収集の任務を
負わせていたはずですから……伝令を向かわせるのは涼州の敦煌までとなりますが……」
曹操「……あまりにも時間がかかりすぎるわね。 早くて二月、最悪三ヶ月といったところかしら」
夏侯淵「では……引き続き霞には」
曹操「ええ。そうね。今はそれが一番の良策でしょうね。 はぁ……大幅な戦力低下は避けられないわね」
夏侯淵「御意……」
- 40 名前:7(終)[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 01:19:13 ID:o8luzG8Q0
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張遼「うーーーー……暇やぁ……大月氏国の偵察なんてウチ以外にも適任者がおるやろうにぃ……
何が悲しゅうて、涼州まで来なあかんねん……」
魏軍兵士「張遼将軍……職務怠慢はいかがなものかと」
張遼「るっせぇい! わーっとるわぁい!!
あーーーーーーうーーーーー………暇やあああぁぁぁぁーーーーーー………(猫変化)」
七章第五節終わり 第六節に続く