星「最近、巷では、武将を評価した『ぱーへくとびじゅあるぶっく』なるものが流行っているとか」
白蓮「ぱ……？　言いにくい名前だな。で、それがなにか?」
星「いえ、その本によりますと、白蓮殿は、
統率で呉の孫権殿に匹敵し
武力では同じく呉の周瑜殿に並び
知力ではあの軍師の詠と同じ値を持ち
政治は桃香様と肩を並べ
魅力は紫苑や桔梗、翠に勝るとも劣らない
という評価なのですよ」
白蓮「……へ、へぇ。ま、まあ悪くないじゃないか」
星「つまり、これらのことより、導かれることは」
白蓮「導かれることは?(……ごくり)」
詠「その本がでたらめだってことよ! なによ、ねねより知力が低いとか! ましてや紫苑より知力が低いとか!!」
紫苑「あらあら、詠ちゃん。亀の甲より年の功って言うでしょう? でも、わたくしより璃々のほうが魅力が
上というのは……どういうことかしらねえ? もちろん、璃々はこの世で最高にかわいいけれど……。若さ?
若さなのかしら? おほほほほほほ」
星「ちなみに、全ての数値が同じ値というのは、白蓮殿とそれから一回り小さい袁紹だけだ。誇るがいい」
白蓮「そんなもん誇れるかーっ!」
どっとはらい