予告編 黄巾√ 〜歌姫は天と共に〜
「ねぇねぇ、ちぃちゃん 今の流れ星?」
「え、ホントに? こんな昼間にみえるものなの〜?」
「でも確かに流れ星だったみたいね。私達の向かう先に流れていくなんて…」
「んーおねぇちゃん、流れた先がきになるなー いい事あるかもよー?」
「まったく、天和姉さんは考えなしなんだから」
「そういうちぃ姉さんも行く気みたいだけど?」
「だって確かに気になるじゃない♪」
「でしょでしょー♪ そうと決まれば早速しゅっぱーっつ!」
「はぁーわかった。どうせなにもないだろうけど。」
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「一刀、私達はここで、ね? 一刀は生きて?」
「かずとー ちぃはね、もっともっと私達の歌、大陸に響かせたいんだから!」
「え、本当に? でも ううん …ありがとう。」
戦乱の時代。ただただ自らの歌声を響かせようとした姉妹がいた。
愛を、友を、希望を、その言の葉に乗せて。