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806 名前:一刀さんの嫁占い ◆c4s5r8PI0U [sage] 投稿日:2009/08/09(日) 16:58:21 ID:xiMmfyfY0
-----世界観-----
舞台設定は、真・恋姫†無双であり
各外史ごと、ご都合設定があります。
蜀 ほとんど原作と変わらず、原作通り天下三分の計
呉 雪蓮、冥琳が生きており、原作とは違い魏も含めた天下三分の計
魏 ED改変、何故か一刀が帰りません(笑)占い?大局?当然天下三分の計
食材やからくり、生き物等、三国志時代にある筈無い物が出てくる場合がありますが
ご都合外史ですのでお許しください(あまりにもありえない物は除外)
一刀さん類の名前が出た場合は自由嫁で書きたいと思います。
807 名前:バカち●こ曰く、[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 16:58:44 ID:xiMmfyfY0
今日も一日一妄想
808 名前:バカち●こ曰く、[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 16:59:12 ID:xiMmfyfY0
自由!さて誰にしよう。
834 名前:一刀さんの嫁占い ◆c4s5r8PI0U [sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:41:39 ID:xiMmfyfY0
ぎりちょん!自由嫁ということで
本日の一刀さんのお嫁さんは音々音さんです
5レスで桃香。

835 名前:1/5[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:42:23 ID:xiMmfyfY0
「最近、恋殿が遊んでくれないのですよ〜」
 そう愚痴るねねに、撫でられながらセキトがワンと答えた。
「セキトも寂しいと思うのですね。これもみんな、あのちんくしゃのせいなのです!」
 ワンワンワンと、ねねの周りを駆けるセキト。それを音々音は賛同の声と解釈し、
「うんうん、まったくその通りなのです!あのちんくしゃめ、恋殿がいくら優しいからって、その純情をもて遊び、それだけでは飽き足らず、四六時中そばに居ることを強要させ、ねね達から遠さげようとは、許せないのですよ〜」
 勿論、恋は自分の意思で一刀と共にいるのだが、ねねは、そんなことは信じようとはしない。
「あの時だって邪魔しやがったのです!」


 とあるお昼
「恋殿〜、一緒にお昼ご飯に行きましょうです」
「・・・(コクン)」
 洛陽で出会い一刀の元で働くことになるまでの間は、恋と一緒にご飯を食べることが、ねねの習慣であり、
 数少ないの幸せの一時であったが、ここ最近その幸せすらも脅かされていた。
「昨日も一昨日もその前の日も、いつの間にかご飯を済まされていたので、ねねは寂しかったのです〜」
「・・・ごめん。ご主人様と食べた」
「いいえ!恋殿が謝る必要はないのです!どうせ、あやつが無理やり誘ったに違いないのです」
「・・・(フルフル)」
「恋殿は優しすぎるのですよ〜。嫌でしたらちゃんと断った方がいいのです!」
「・・・別に嫌じゃない」
「恋殿〜〜〜」
 数日ぶりになる二人だけの食事に、一緒に何を食べようか、やはり量が沢山ある物がいいか、
食後の甘味は桃マンでいいか、喜んで頬を膨らませている主の顔を想像し、
懐にあるお財布の重さを確かめていると、城の厨房の方から何とも言えない、いい匂いが漂ってきた。

836 名前:2/5[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:42:47 ID:xiMmfyfY0
「・・・(クンクン)・・・いい匂い」
 フラフラと厨房の匂いに誘われる恋を追いかけると、そこには最も会いたくない男が調理場に立っていた。
「ん?恋か、丁度よかった。今から恋も一緒にどうかなって誘おうと思っていたんだ」
 数日ぶりの幸せを逃すまいと、一刀の前にねねが飛び出し慌てて言葉を紡ぐ。
「おまえ!何を言いやがるのですか!恋殿は今からねねとご飯を食べに行くのです!」
「あれ、そうなんだ。じゃあ、どうしようかな。恋と一緒に食べるつもりで大目に作ったんだけど。
鈴々や桃香達はもうご飯は済ませたかな」
「・・・・・・ご主人様。これなに?」
 とても食欲がそそられる見たこともない料理が、お鍋いっぱいに煮込まれ、涎を飲み込んでいると、
「あぁ、それは、天の国の料理でカレーっていう料理なんだ。本来はもう少し香辛料が効いているのだけど、
 さすがにこの世界では、完全に再現することは難しいからね。でも美味しく出来たと思うよ」
「食べる」
食欲を刺激する匂いと天の国の料理と聞いたからか、珍しく貯めのない返事が聞けた。
「れれれれ恋殿―、ねねとのご飯はどうするのですかー」
 四度ほど、カレーとねねを交互に見つめ、無意識である上目遣いを使い、一刀の腕を取る。
「・・・ご主人様、ねねも一緒にいい?」
 もちろん、断る理由もなく。
「あぁ、もちろんいいよ。ねねもお昼ご飯まだだったら一緒に食べよう」
 天下無双の武将達と神算鬼謀で知られる軍師達をも魅了する自然な笑顔に、ねねも顔は赤らめ、たじろぎ、
 尚、反発しようとするものの、自らの主の嬉しそうな顔を前にし、ついに折れた。
「うぅ〜。分かったのです。仕方がないので一緒に食べてやるのです」
 一刀の手料理を三人で食べ、その後、恋がお礼といい「・・・一刀、恋達も食べる?」と爆弾を投下し、
一刀は当然のことながら二人を美味しく頂きました。

837 名前:3/5[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:43:10 ID:xiMmfyfY0
ボッと火の付いたような顔をしたねねを、セキトは気遣い、鼻を鳴らすが彼女はそれどころではない。
「よよよよよ余計なことまで思い出してしまったのです!あのちんくしゃめー。
ねねの少ない幸せを邪魔して、珍しい料理で恋殿の心を引くとは卑怯なことをしやがるのです」
全てねねの被害妄想であるが、ねね自身、そうであると確信している。
「そういえば、こんな事あったのです!」
 ねねの独り言を子守唄に、セキトは、体を丸め安眠体勢に入っていた。

「恋殿〜。鍛錬お疲れ様なのです。今日はお風呂の日なので、一緒に入りましょう!お背中お流しするのです」
「・・・むり、ご主人様と入る約束」
「なんですとー!!恋殿〜危険なのです〜。また、あやつに情欲をぶつけられてしまうのです!
そうです!恋殿!ねねは、今いい策を思いついたのです!安心してくだされ!」
「・・・・・・・うん、ねねも一緒に入る」
 そう言うと、ねねを抱きかかえ浴場の方へ歩いて行く。
「えぇぇ!?えぇぇぇ!?違います恋殿!ねねは、あやつと一緒に入らなくて済む方法を〜〜〜」
 結局三人でお風呂に入り、ねねの予想通り、二人で一刀の情欲を受け止める羽目になった。

838 名前:4/5[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:43:37 ID:xiMmfyfY0
「はわわわわ、あわわわわ」
 自然に某軍師達の口癖を、真似してしまったねねは、更に顔を赤くし、膝をついた。
「うぅぅ。恋殿の純真なお心と、心地よい柔肌が、あのちんくしゃによってどんどん汚されていくのです。
もうねねには、できることはないのでしょうか。あのちんくしゃに、恋殿を奪われる様を指を咥えて見てる事しかできないのでしょうか」
ねねは、頭を垂れ涙を流す。いつもなら慰めてくれるセキトは既に夢の中。
「そうです。もうあのちんくしゃをどうにかするしか方法はないのです。それが唯一恋殿をお救いできる道!
恋殿ーー!ねねは、恋殿を見事お救いしてみせますぞーーー!!!」

その夜、一刀の寝室に一つの小さい影が落ちる。
「ふふふ、よく眠っているのです。今日が最後の日ともしれずに、だらしない顔をしているのです」
 更に一刀に近づき、一刀の顔に、ねねの影が落ちた所で、
「ん・・・あれ・・ねね?こんな夜更けにどうしたの?」
「うえっ!?いや!これは!その!あの!」
 突然起きた一刀に、一時は驚いたものの、落ち着きを取り戻し、目的を一刀に伝える。
「おまえがいけないのです。恋殿はいつもおまえと一緒にいるのです。そして溜まった情欲を
 恋殿ばっかに吐き出すおまえが悪いのです。それをねねが嫉妬していることに、
おまえは気づいてやがるのですか?絶対に気づいていないのです。だから、ねねがここに来たのですよ」

839 名前:5/5[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:44:16 ID:xiMmfyfY0
部屋の中に一切の物音はしない。一刀も大変驚いているようだ。それもそうでしょう。
ねねがそれ程まで、一刀に嫉妬していようとは、鈍感な一刀が気づくはずないのです。
でも、これで恋殿はねねの元に戻ってきてくれる。
 別に殺すなんて事は元々考えていない。もう少し恋殿と距離を置くと約束してくれるのなら、
 ねねも、そんなひどい事をするつもりはないのです。
「ねね・・・ごめん。俺、そんなにねねが思いつめているなんて知らなかった・・・」
 こやつもようやく分かってくれた様なのです。一生恋殿と食事出来ないのはかわいそうです。
周に一度くらいなら恋殿と三人で食事することも許してあげるのです。
「本当にごめん。ねね。初めての時も今までもずっと恋と一緒だったね。そんなの女の子として気分がいいはずないよね」
 初めて?女の子?今この時、関係ないような単語が出てきた様ですが、概ね分かってくれたようなのです。
「分かってくれたのですね。では・・・」
「うん、今夜は、ねねだけを思い、ねねだけを愛するよ」
 一刀は横に立っていたねねを抱き上げ、優しくベットに押し倒す。
「へっ!あっ!違うのです!ねねが嫉妬していたのは恋殿じゃなくておまえなのです!
おまえに抱かれる為にここに来たのではないのですよー!!」
「うん、分かってるよ(ツンデレちゃん)。今日は朝まで可愛がってあげるからね」
「助けて恋殿〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 その言葉も一刀の口内に響くだけで、恋の耳には届くことはなかった。

840 名前:一刀さんの嫁占い ◆c4s5r8PI0U [sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:47:14 ID:xiMmfyfY0
ぎりぎり今日中に間に合ったー
ずいぶん時間が掛かってしまいました
待っていてくれた方申し訳ありません。
ドリームマッチが面白くて指が動きませんでしたよ。
あ、まってそんな大きい石投げないで。
今回はあまりSSでも見かけない音々音さん
中々の良キャラだと思うんですけど
悲しい事に出番が少ない!
エロもセットだし!そんな不遇な彼女に愛を!
楽しんでいただけたら幸いです。
来週は夏休みに入ってるんですけど
一日一妄想できるかどうか・・・



あっ!ちんきゅうきっく出してねぇ!

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