- 745 名前:一刀さんの嫁占い ◆c4s5r8PI0U [sage] 投稿日:2009/08/08(土) 16:16:03 ID:c2wzYcTg0
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笑ったw
-----世界観-----
設定は、ほとんどが真・恋姫†無双の舞台であり
各外史ごと、ご都合設定があります。
蜀 ほとんど原作と変わらず、原作通り天下三分の計
呉 雪蓮、冥琳が生きており、原作とは違い魏も含めた天下三分の計
魏 ED改変、何故か一刀が帰りません(笑)占い?大局?当然天下三分の計
初作では、つい雪蓮と冥琳が天に召されていましたがこれからは生存ルートでいきます。
食材やからくり、生き物等、三国志時代にある筈無い物が出てくる場合がありますが
ご都合外史ですのでお許しください(あまりにもありえない物は除外)
一刀さん類の名前が出た場合は休載。もしくは自由嫁で書きたいと思います。
ということで折角なので自由嫁で何か書いてみます。
- 746 名前:一刀さんの嫁占い ◆c4s5r8PI0U [sage] 投稿日:2009/08/08(土) 18:06:48 ID:c2wzYcTg0
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難産じゃー
今日中に上げれたらいいな
ちなみに今回、一刀さんのお嫁さんは桂花さんです
- 767 名前:一刀さんの嫁占い ◆c4s5r8PI0U [sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:48:57 ID:c2wzYcTg0
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-----世界観-----
設定は、ほとんどが真・恋姫†無双の舞台であり
各外史ごと、ご都合設定があります。
蜀 ほとんど原作と変わらず、原作通り天下三分の計
呉 雪蓮、冥琳が生きており、原作とは違い魏も含めた天下三分の計
魏 ED改変、何故か一刀が帰りません(笑)占い?大局?当然天下三分の計
食材やからくり、生き物等、三国志時代にある筈無い物が出てくる場合がありますが
ご都合外史ですのでお許しください(あまりにもありえない物は除外)
一刀さん類の名前が出た場合は休載。もしくは自由嫁で書きたいと思います。
ということで
>>742-746の通り
桂花 嫁にて7レス程で桃香させていただきます。
- 768 名前:1/7[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:49:33 ID:c2wzYcTg0
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「あら、そうなの?では宴を開かないといけないわね」
「そんな!華琳様のそのお気持ちだけで十分です!」
「桂花、私の大事な子の誕生日に、お祝いも何もさせないということは、私の器が狭く思われても
いいってことかしら。気にせずに開かせなさい」
「ありがとうございます!華琳様。そ、それでは一つだけお願いを聞いて頂いてもよろしい
でしょうか?」
「あら、この覇王にお願いとは一体何かしら、言ってごらんなさい」
「はい!その夜は、私と二人だけで閨を共にしていただけませんか?」
「ふふっ、そんなこと。いいわ、その日の夜は桂花だけを可愛がってあげるわね」
「あぁー。華琳様ぁ」
とても意地悪な笑みを浮かべている華琳と惚けた顔をしている桂花の耳に扉をノックする音が聞こえた。
「華琳ちょっといいか?警邏の事で一つ許可を貰いたい案件があるんだが」
「ゲッ、何で生きているのよ、あんた」
一刀が華琳の部屋に入って早々、猫耳軍師がいつもの毒舌を吐く。
「いきなりカエルが潰れたような声を出さないでくれ。それと、俺が生きていることを、
ありえない事のように言わないでくれ」
だれが潰れたカエルよ!という桂花の声を無視して華琳に近き、案件が書かれた竹簡を見せる。
「ふーん、手サインによる秘匿性のある情報伝達と伝達速度の向上を目的とした
書類作成と試験官の配属ね。一刀、手サインというのは何かしら?」
「うん、俺の国にはね。耳が聞こえない人の為に手の動きと形だけで会話する方法があってね。
それを手話と言うのだけど、それほど複雑では無くて、簡単な形と意味だけを集めて警邏隊の人だけが分かる暗号文みたいのを作ろうと思うんだ」
一刀の案が気に入らないのか一刀が気に入らないのか、毒舌軍師はすぐさま反論する。
「そんなの必要ないわ!声ではっきり言った方が確実に伝わるじゃない!それに警邏隊
全員に覚えさせようとしたら一体何人の試験官が必要でどれだけ時間がかかると思っているのよ!」
- 769 名前:2/7[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:49:58 ID:c2wzYcTg0
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「勿論、声で伝えられる時は声がいいね。これは声では伝えられない時。えぇと、警邏隊で例を言えば暴漢が暴れている時に突撃のタイミングを、あー、えっと時期?瞬間かな
今行くぞって不意打ちでも息を合わせることができるね。後は単純に聞こえない時、
最近の城下はとても活気があって商人達の張りのある声が行き交ってるだろう。
そういう喧騒の中でも手サインは使えると思う。それからある程度離れている時にも
わざわざ近づいたり移動したりいなくていいね。城壁の兵が城下の兵に手サインで状況を知らせることも出来るから時間短縮にもなると思うんだ。それから試験官については、
まず、小隊長だけで試験官に訓練を受けもらって、それを部下に教えるって形を取ればそれほど経費も掛からないと思う。
それに覚えきれない人の為に一通りの手サインを竹簡にまとめて各詰め所ごとに配布するつもりだよ」
反論できない事が悔しいのか、桂花はうー、うー、と唸り声をあげ一刀を睨み上げる。
「まあいいでしょう。やってみる価値はあると思うわ。一刀許可します。あまり複雑になり過ぎないように気をつけなさい」
ポンと判子を貰った竹筒を受け取り、礼を述べ部屋を出て行こうとすると
「あぁ待ちなさい一刀。三日後桂花の誕生日だそうよ。その日の夜に宴をするから
予定を空けておきなさい。それと、あなたの部下の三人と数え役満しすたぁずにも
出席するよう声をかけておきなさい」
あんたは来なくてもいいわよ。という声をまた無視し、了解と答え部屋をあとにした。
- 770 名前:3/7[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:50:25 ID:c2wzYcTg0
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三日後の夜
「「「「「「お誕生日おめでとうー!!」」」」」」
「おめでとう桂花、これからも私の良い忠臣でいてちょうだい」
「ふむ、おめでとう桂花」
「ふん、一応言っといてやる。お、おめでとう」
「桂花殿、おめでとうございます」
「おめでとうなのですよー桂花ちゃん」
「いやーめでたいなぁ、酒も飲めてうちも幸せやわー」
「おめでとうございます桂花様。ところでもう料理食べてもいいですか!?」
「ちょっと季衣もう少し待ちなさい。桂花様おめでとうございます。
いっぱい料理作りましたので、沢山食べてくださいね」
「おめでとうございます桂花様」
「おめでとさん。これ、うちが作った全自動墨溶き機や」
「おめでとうなのー」
「美味しそうな料理がいっぱいだよ!地和ちゃん!!」
「うん!すごいね!みんな食べていいのかな!」
「こらこら姉さん達ちゃんと挨拶しなさい。桂花様おめでとうございます」
「ふ、ふん、別に華琳様だけ居ればよかったんだけど一応お礼は言っとくわ
ありがとう、みんな」
「あぁ、本当におめでとう。けい「なんであんたも居るのよ」えぇ!?」
一通りの挨拶が済み、桂花の誕生日会が始まった。
- 771 名前:4/7[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:50:46 ID:c2wzYcTg0
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一刻後
「かずとー飲んでるんかー」
「あぁ、飲んでるよ霞。流流の料理も美味しいしな」
「そんなかずとに、うちのとっておきを飲ませたるで」
そう言うと、霞は大きな徳利から少し白く濁ったお酒を一刀の盃に注ぐ。
「そんなに強くないから一気にグイッといくんや」
「ありがとう霞。それじゃあ頂くね。一気にグイッとブフゥゥゥゥゥゥゥ!!!
し、し、し、霞!!?何これ!うわっ強!痛っ!鼻痛っ!目も痛っ!」
口と鼻からの逆噴射に悶えていると、隣から、うしゃしゃと笑い声が聞こえた。
「これはな、かずと。呉で一番の酒飲みと言われている将軍が
蒸留に蒸留を重ねた特注品なんや。もしかしたら三国一強いお酒かもしれんな」
「ぐっ、そんな物を一気飲みさせるなんて、ひどいよ霞」
「くふふ、いい顔見せてもらったで」
そんなやり取りをしていると視線の隅で華琳が退室して行くのが見えた。
どうやら華琳は桂花の相手をしていたようで、華琳が退室した今、桂花は一人で
流流の料理を摘まんでいるようだ。
「やあ、桂花。楽しんでいるかな」
「今、この瞬間楽しくなくなったわ」と深い溜息をつく。
相変わらずだな、俺がここに居たら邪魔になるだけか。と自分が居た席に戻ろうと思い
視線を戻すと先ほど霞が持っていた大きな徳利に目がいった。
「桂花、ちょっとこれ飲んでみないか?」とお酌をしようとすると、
「い、いやよ!どうしてあんたから酌を受けないといけないのよ!
はっ!あんた私を酔わせて襲う気ね!そして孕ませる気ね!この変態!
孕ませ無責任男!年中無休孕ませ男!」
「そんなことしないって!それにこれは霞の特注品でね。三国一すごいお酒だよ
俺もさっき飲ませてもらったけど本当にすごかった!」何がすごいとは言ってない。
三国一すごいという言葉が気になったのか、チラチラと徳利の方に目線がいく桂花の盃に、
トクトクっとギリギリいっぱいまでお酒を注ぎ。
「霞のお勧めでね。このお酒は一気にグイッと飲むといいよ。
喉越しと香りがより引き立つからね」
- 772 名前:5/7[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:51:12 ID:c2wzYcTg0
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少し怪しげな目で睨むが霞のお勧めということで一気に盃を傾ける。
「グイッ ブーーーーーーーー」
「ぎゃぁぁぁぁぁ、目がー目がー」
目の前に居た一刀に強烈な目潰しが襲い、続いて罵倒が襲いかかった。
「げほっけほ、あ、あんた、何てものを飲ませるよ!!」
「あら、面白いことをしているわね」
「華琳!?」
いつの間に戻ったのか一刀の後ろに華琳が立っていた。
「華琳様!一刀が無理やり私に強いお酒飲ませて襲おうとしてたんです!!」
またありもしない事言われているが・・・あれ?
「桂花、今俺のこと、一刀って?」
「なによ、私だけ一刀って呼んじゃ駄目なわけ!?」
意外な顔で桂花を見つめていると、先程と変わらない顔で暴走し始めた。
「第一、嫌がる私の処女を、いくら主の命令といえ、無理やり奪った上、中出しまでしたのは何処の誰なのかしら!」
所々でお酒を吹きこぼす声が聞こえ、楽しく飲んでいた宴の空気が一瞬で凍る。
「すごく痛かったんだからね!男の物なんて初めてだし、熱くて硬くてゴツゴツしてて
途中でお尻の方もいじり始めるし、まあ、後半は気持ち良くてイっちゃったからそこは許してあげるけど。
それに中出しの感覚も何か女性としての喜びを感じたし。キスも思ったよりも悪くなかったわ!」
とんでもないことを平然と言う桂花。口を開け唖然とする華琳と一刀。
周りの将達も顔を赤くして俯いたり、モジモジしている。
「ち、地和ちゃん、人和ちゃん、私達は明日も歌の練習あるからそろそろ帰ろっかー」
「そ、そうだね!あんまり遅くまでお酒飲んでいたら喉に悪いもんね!」
「そうね、姉さん達に賛成するわ。華琳様今日はご馳走様でした」
その空気に耐えられなくなったのか、数え役満しすたぁずが帰ろうとすると、
「んじゃあ、うちらが三人を送っていくわ。」
「沙和もそうするのー、お先に失礼するのー」
「凪!先帰るで」
「えぇぇ!?ちょ、ちょっと待ってくれ私も行く、華琳様、その、た、隊長お先に失礼します。」
- 773 名前:6/7[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:51:28 ID:c2wzYcTg0
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揃って赤い顔した六人が宴の席から外し、更なる静寂が訪れたが、
桂花はそんなことは気にもせず暴走は更に加速する。
「この前だって目隠しされた私に、一刀のチ○ポ咥えさせて喜んでいたじゃない!
目隠し外された後も、無理やり続けさせて口の中に出したじゃない!本当に苦くて生臭かったけど、
これが一刀の子種だと思ったらドキドキしちゃって頑張って飲んだんだからね!」
「あれは、桂花が俺の弱点をどんどん捜し当てるから・・・」
「ふん、一刀がだらしない顔をしていたから、ちょっと可愛いかなって思って
楽しくなっちゃったのよ!私のせいじゃないわ!一刀のせいよ!」
「目隠し・・・口の中で・・・ち、ち、チチチチチンぶほっ」
「はーい、稟ちゃんトントンしますよー。この部屋は危険なので寝室に行きましょうねー」
「流流、僕もうお腹いっぱいで眠たくなっちゃったかも」
「そ、そうね、季衣。そろそろ私達も部屋に戻りましょうか」
「「「では、華琳様、桂花(ちゃん)(様)、(お)兄(ちゃん)(様)(さん)失礼しますね」」」「フガフガ」
更に四人減り、混沌とした部屋には一刀、華琳、桂花、春蘭、秋蘭の五人が残った。
「ど、どうしたんだ、桂花?いつもの桂花じゃないぞ」
「いつもの私ってどんなのよ」
「いつもは、その、全身精液男!とか、死ね!とか、私の前から直ぐに消えなさい!とか」
いつもの桂花の姿を浮かべ、いつも言われていることを羅列していると、
「・・・そんなこと思ってないもん」
「え・・・」
「そんなこと思ってない!!!・・・ねぇ一刀、一刀は素直じゃない私は嫌い?」
「いや、そんなことないぞ!どんな桂花だって好きだ!華琳の臣下として頑張って仕事している
桂花も好きだし、俺に罵声を浴びせる桂花も好きだ!それに素直で可愛い桂花も好きだ!」
「本当に?いつも悪口ばかり言っている私も好きでいてくれるの?」
あぁ。と言う言葉に、うれしい。と返す。二人だけの世界がそこにはあった。
「でも、桂花は俺のこと嫌いじゃないのか?」
「男は嫌いよ。馬鹿だし汚いし臭いし気持ち悪いし」
桂花はいつもの調子を取り戻したように見えたが
- 774 名前:7/7[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:51:48 ID:c2wzYcTg0
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「でも、一刀は違うのよ。頭だって悪くないし、天の知識にしても私には出せない発想もあるし、
警邏隊だって一刀が居なければ、あんなにまで民の信頼と指揮の高さは得られないわ。
そ、それに顔だってかっこいいと思っているのよ。も、もし子供を産むことになったら一刀以外考えられない」
自分の体温が高くなっていくのが分かる。桂花はそんなに俺のことが好きだったのか。
「けいふぁー、じゃあ、わらしはー?わらしのことを本当はどう思っているのら?」
一刀と同様、辛辣な言葉を言われて続けていたKYな酔っ払いの春蘭が素直な桂花に尋ねてみると、
「猪ね」
・・・・・・・・・・
「聞こえなかった?猪よ!華琳様への忠誠やその武力は認めるけど、
その猪をどうにかしてもらわないと困るわ」
「うわーーーーん、しゅうらーん、わらしはやっぱりいのししなのらー」
「あぁ、姉者は本当に可愛いな」と胸の中で泣く春蘭の髪を撫でながらあやすと、
「華琳様、私達もこれで失礼させていただきます。片付けも明日、皆でやればいいでしょう。
華琳様もお早めにお休みください。では、失礼します」
そうして、また二人減り部屋には一刀、華琳、桂花のみが残った。
「あーんー、コホン、そうね。ではそろそろお開きにしましょうか。
桂花、確か今夜は二人きりの閨を所望していたわね。では、行きま」
「一刀、今日は一緒に寝ていい?」
「あぁ、勿論だ。沢山可愛がるよ。桂花」
「うん、いつも素直になれない私にお仕置きして下さい。ご主人様」
二人だけの世界に、華琳の声は届かない。
「じゃあ、華琳、俺達も戻るな、おやすみ」
「華琳様、今日は本当にありがとうございました。おやすみなさいませ」
パタンと、扉が閉まり、宴の席には、ただ一人華琳だけが残る。
「け、桂花にはきつーいお仕置きが必要のようね・・・」
何も覚えていなかった桂花は、目覚めたら裸の一刀が隣で寝ていた事に悲鳴をあげ、
その夜、覚えのないお仕置きに、嬉しい悲鳴をあげた。
- 775 名前:一刀さんの嫁占い ◆c4s5r8PI0U [sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:56:23 ID:c2wzYcTg0
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以上です。
桂花はやっぱりツンツンツンツンツンツンデレ!!だよね
ツンの多さの裏には一つの強いデレがあると思うんだ
では、楽しんで頂けたら幸いです。
はっ北郷帝来てる!読みにいかねば
今夜はさすがに辛いので
また日曜日の夕方くらいに嫁占いをします。
呼んでくれた人ありがとー!!
軍師との討論書いてみたけと無理っぽ
一壺酒さんの頭脳が欲しい