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727 名前:桃香曰く、[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 02:13:30 ID:c2wzYcTg0
桃香でーきーたー
皆様の暇つぶしになれば幸いです。
ちょっと小分けして5-6レスで
桃香します
729 名前:桃香曰く、[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 02:14:39 ID:c2wzYcTg0
「・・・桃香、分からない案件なら朱里や雛里に任せてもいいんだぞ」
向かい合わせに座りながら、うーんうーん、と頭を抱え唸っている桃香につぶやく
「うん。でもねご主人様。朱里ちゃんと雛里ちゃんは他の案件も山ほどこなしているでしょ。
私も出来るだけ自分で出来る仕事をこなして、二人の仕事量を減らしてあげたいんだ」
そう言う桃香の頭を撫でてあげると、「えへへー」と頬を赤らめ、はにかんだ。
「うー。でも、ちゃんと慮植先生の所でまじめに政治の勉強していればよかったと思うよ〜」
 そう、桃香が15の誕生日を迎えた月、同郷で儒学者として有名な慮植子幹が開いた私塾にて
学問を学んでいた。その時の同級生とも言える者が公孫賛こと白蓮である。
「あはは、桃香も勉強はあんまり好きじゃなかったんだな。俺も勉強は苦手だったし期末テストも
一夜漬けだけで乗り切ったからな」
 テスト?と頭にハテナマークを掲げる桃香に試験みたいなものだよと説明をした。
「試験かー。慮植先生の所でも定期的にあったけど、試験前日に、白蓮ちゃんの所に行って、
徹夜で丸暗記してたよ〜」
 同じだね。と二人で苦笑いをしていると、何かを思い出したように桃香は若干興奮し言った。
「そういえばね、白蓮ちゃんすごいんだよ。全部平均点なの!政治も軍略も農業や
孔子についての問答にしても全部、平均点丁度だったの!すごいよね!」
「あぁ、普通だったんだな・・・」
「うん♪普通だったの♪」

731 名前:桃香曰く、[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 02:15:01 ID:c2wzYcTg0
キュピーン
「ハッ」
「??どうかなされたか?白蓮殿」
「今誰か私のこと普通って言ったような気がする」
「私には聞こえませんでしたが?」
「いや、確実に言った。これは城の方か」
「・・・」
一言で気のせいだとは言えない。星にしても別の所でメンマの悪口を言われれば突然、
何とも言えない嫌悪感が現れる。
「とりあえず今は警邏中、仕事に戻りましょう」
 あぁ、そうだな。と白蓮は言い、付いて来るがはやり城の方が気になるようだ。
(いくら離れた所でも白蓮殿のことを”普通”とは言わない方がいいようだ)と星は心の中で思った。

732 名前:桃香曰く、[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 02:15:25 ID:c2wzYcTg0
政務室
「じゃあ、桃香は私塾でどんな事を勉強していたんだ?」
「えっ、私はねー。音楽とか好きだったよ。後は友達とお洒落したり甘味処に通ったり♪」
あぁ、女の子だな。というか、それ私塾関係なくね?ただの遊び場じゃね?と一刀は思うが
 自身、学校では及川達と遊び、後は、趣味である剣道しかしてなかった事を思い出し自重する。
「後はね。お肌を綺麗にする薬草を研究したり、いい匂いの香油を探したり」
 あはは、と渇いた笑いしか出てこない一刀。
「あとね!あとね!女の子達で流行ったのが胸を大きくする体操♪」
「ぶふーーー」

キュピーン
「・・・!!」
「?・・どうかなさいましたか、華琳様」
「・・・いえ、なんでもないわ」
「そうですか」
「・・・ねぇ、秋蘭。あなたや春蘭は幼少の頃、特別な体操等はしてた?」
「いえ、これといって特別な体操はしておりません」
「そう・・・悪かったわね。何でもないわ」
「御意に」
とある覇王は秋蘭の胸を見た後、自分の胸をペタペタと触り、溜息を付き政務に戻った

733 名前:桃香曰く、[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 02:16:11 ID:c2wzYcTg0
再び蜀政務室
「大丈夫―?ご主人様」
「ゲホッケホッ、だ、大丈夫。」
お茶を口に含んだ瞬間に桃香の発言があったため、盛大にお茶を吹いた一刀に
桃香は近くにあった手ぬぐいで一刀の口元を拭う。
「あ、あとね・・・ご主人様。それと一緒に先生に隠れて勉強したことがあってね。」
 口元を拭く為、顔の距離が近くなったからか、真っ赤になった顔で桃香は続きを話した。
「え、えっとね・・・それは、えっと。その、男の人を喜ばせる・・方法でね。お友達の一人がそういうご本を持っていて、そ、それで手淫とか口淫とか・・・将来好きになった男性に喜んでもらおうと・・・」
ゴニョゴニョと呟く桃香の顔は夕日よりも真っ赤に染まっていて、
その赤さは一刀にもうつってしまう。
「そ、そうなんだ。そういうことも勉強してたんだね」
「・・・」
「・・・」
「桃香」
「ひゃい!」
「せ、折角勉強したのなら、復習とかしないと駄目だと思うんだ」
「えっあぅー。それって・・・」
「桃香の勉強の成果、体験したいな」
 口元を拭う為に近づいた顔がその言葉と同時にもっと近くなる。
「う、うん。折角勉強したことなんだから復習しないと駄目だよね」
「桃香」
「ご、ご主人様」
 深い口付けを交わしたのち二人の影はベットに倒れていく。

 その数刻後、自分達の仕事を終えた朱里と雛里にジト目で見られ、
 兵の鍛錬から戻った愛紗にこっぴどく叱られたのは当然のお話。

734 名前:桃香曰く、[sage] 投稿日:2009/08/08(土) 02:19:08 ID:c2wzYcTg0
以上です。
>>723 白蓮さんは普通が個性なんだ!
そしてニュータイプ持ちw
華琳様も、とあるキーワードには反応すると思うんだ!
お目汚し失礼しました。
前回お願いしちゃいましたが
嫁占いは単発になりそうなので本スレ転載は結構です。
それでは良い夢を

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