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657 名前:小蓮曰く、[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 00:11:45 ID:u4C2EDIQ0
一日一妄想
665 名前:小蓮曰く、[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 02:00:51 ID:u4C2EDIQ0
はー。一日一妄想と書いて二時間近く
出た嫁で妄想初桃香します
拙い文ですが暇つぶしに読んでくれたら幸いです
3レスくらい
666 名前:小蓮曰く、[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 02:03:31 ID:u4C2EDIQ0
「「チュンチュン」」
番いの小鳥が青年の朝を伝えた
一刀「ん、朝か・・・最近寒いと思っていたけど今日は暖かいな」
???「ん・・んん、ううーん」
何処からかくぐもった声が聞こえ、頭が冴えてくると胸にかかる軽い重量感と温もりに気がつき
目の前の布団の膨らみに目がいった。
一刀「シャオ?いつの間に」
布団を捲ると小蓮の可愛らしい寝顔が現れた。風の流れを感じたのか眠り姫が目を覚ます。
小蓮「んっ。んーぁー、かじゅとおはよーやっと起きたね」
一刀「ん、おはよシャオ。ところでいつの間にお布団の中に入ったのかな?」
今日は、余りにも皆に愛されすぎ「月に一日だけ一人で寝かせてください」という彼の切実な願いを叶えた休愛日
その翌日の朝だった。
小蓮「もー。こんな朝早くに来る理由なんて決まってるでしょ あ さ ば い ♪」
一刀「勘弁してくれ・・・シャオ」
折角気の休まる休愛日。その翌朝さっそく絞られたら土下座して頼み込んだ意味がない。
小蓮「ぶー。だってシャオだけ妊娠してないんだよお姉ちゃんや思春、祭や穏、亞莎と明命まで妊娠してるのに何でシャオ
だけ妊娠しないのよー」
一刀の妻達で妊娠していないのはシャオ一人だけだった。
一刀「うーん。そう言われてもそればかりは運だと思うよ」
小蓮「だからね回数増やせば妊娠する確率もあがるんでしょ。下手な弓矢も数打てば当たるってね♪」
1800年後の世界でもある似たようなことわざを言われたが、あれか、俺は下手なのか!?イヤイヤそんなことはないはず。
現に皆あんなにアンアン言って・・・とりあえず妊娠に上手さは関係ないよな!!
一刀「でもなぁー。う・・・分かったよ。だからそんな泣きそうな顔で見つめないでくれ。おいでシャオ」
小蓮「だから、かずとってだーい好きっ!」
その日の執務中、休愛日の翌日なのにゲッソリとした一刀に絶対零度の目線を向けながら小言を言う蓮華が居たのはまた別
のお話。
667 名前:小蓮曰く、[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 02:06:59 ID:u4C2EDIQ0
それから三ヶ月後

休愛日の翌日。執務中の一刀の部屋に涙と鼻水で汚れた小蓮がで訪れた。
小蓮「・・・かずと」
一刀「シャオ?いったいどうしたんだそんな顔で」
小蓮「うっうっ・・かじゅとーかじゅとー」
いつもの太陽の様な笑顔ではなく、雪蓮や冥琳が天の国へ旅立った日のような本当の悲しみがその顔にはあった。
小蓮「ぐすっ うっ ずーー、シャオね。子供できないみたいなの。
ううん、それだけじゃないのシャオきっと死んじゃうんだ」
一刀「なっ!!」
一刀は本当に驚いた。冗談だと思いたがったが演技の下手なシャオの顔が本当の絶望で染まっている。
一刀「シャオ、ゆっくりでいい、どうしてなんだ?理由を教えてくれないか?」
小蓮「うん、シャオね病気みたいなんだ。いきなりお腹が痛くなって血がどぱーって出てシャオ死んじゃうんだよ」
一刀は病気と聞いて愕然とした。現代の世界であれば病名さえ分かれば薬を服用すれば大抵は治る。
しかし今は三国志の時代。風邪をこじらすだけで亡くなる人も少なくはない。
一刀「(さすがに天の知識を駆使しても無理かもしれない。それでも・・・諦めたくない!絶対に治らない訳でもないんだ
!!そうだ前に町民から聞いたことがある。どんな怪我や病気でも治せる凄腕の医者。確か名前は華佗といったはず。
俺に治せなくてもきっと彼なら)」
小蓮「うっうっかじゅと、シャオね、かじゅとのこと本当に愛してたよ。シャオ達の赤ちゃん産めなくてごめんね」
一刀「愛してたなんて言うな!俺達はこれからもずっと愛し続けるんだ。弱気になるんじゃない!」
小蓮「かじゅとーかじゅとー」
シャオは一刀に抱きつき温もりを求めた。一刀もしっかりとシャオを抱きしめ耳元で愛していると囁き続けた。
一刀「シャオ。これから三国一の医者を呼ぶつもりだ。だから安心してほしい。」
小蓮は一刀の胸の中で軽く頷く
一刀「とりあえず症状をもっと詳しく教えてくれ。病気といっても色々あるし、進行を遅らせるくらいのことはできるかもし
れない」
668 名前:小蓮曰く、[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 02:10:51 ID:u4C2EDIQ0
小蓮「うん・・・あのね。今朝起きたら体がだるかったの、なんだかお腹もジクジク痛いし熱っぽいし・・・」
一刀「(風邪か・・?インフルエンザ?いやでも出血なんてしないはず、腹痛もあるなら食中毒か?)」
小蓮「それでね、さっき厠に行ったらね。お股から血が流れてきたの。
病気だよ!妊娠しないのも病気のせいだったんだー。うわぁぁぁーん」
一刀「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっるぇー?」
一刀には覚えがある。勿論自身で起きたことではないが
一刀「ちょっとちょっと小蓮さん」
小蓮「うぅ、かずと。シャオが死んだらお母さんとお姉ちゃんの隣にお墓作ってね」
一刀「い、いえ小蓮さんそれはおそらく初潮といいましてね」
小蓮「初潮?」

その日の内に女性陣に詳しい話を聞いたところ
蓮華「なっ!!!そんな、はずっ・・恥ずかしいこと話せるか!!」
思春「チャキッ」
祭「さあのぉ、その頃は毎日が二日酔いじゃったからな」
穏「あ〜ら〜小蓮様もついに赤ちゃんが産める体になったんですね〜」
亞莎「//////////」
明命「はうわっ。た、たぶん初潮だと思われるのです!おめでたいのです!」
半分以上が役に立たない答えだったが王家直属の医者に診察してもらったところ、体の何処にも異常はなく初潮であると判明した。

そして一年後、喜びの涙を流す小蓮の腕の中には一刀との愛の結晶が抱かれていた。
669 名前:小蓮曰く、[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 02:14:18 ID:u4C2EDIQ0
以上です。
暇つぶしにはなったよって方で
ばいさるでない方
本スレに移項?
コピーをお願いしますw
要望があってくれたらまた書きたいかな!

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