【曹操対袁紹】
華琳「あの顔良とかいう武将が厄介ね、麗羽や文醜と違ってよく軍全体を見ているから指揮が正確だわ。」
風「そうですね〜、おバカの袁紹軍が相手だから、春蘭さま秋蘭さまを辺境の警備に行かせたのは失敗でしたね〜。」
華琳「季衣と流琉は春蘭たちについていかせちゃったし…凪は文醜と交戦中、真沙と和桜はイマイチ心許ないし…」
風「もはやこれは関羽に行かせるしかないのでは〜?」
華琳「だっ…ダメよ!ここでもし関羽が顔良を討ち取って功績を挙げたりしたら、義理は果たしたとばかりにあたしの許から離れちゃうじゃない!」
宝ャ「そこは心配無用だぜ主。
俺が密かに調べたところでは劉備は袁紹の元にいるんだ。
その状態でもし関羽が顔良を斬った時どうなると思う?
愛将の顔良を劉備の義姉妹が斬ったとなれば
心の狭い袁紹のこと、劉備を殺すだろうぜ。
そうすれば関羽はもうどこにも行く場所がなくなる。
と同時に、劉備を斬った袁紹に対して闘志をむき出しにするに違いないぜ。
劉備も関羽もまだ互いの居場所は知らない、
まさか敵対している陣にいるとは思っていないだろう。」
風「上手くゆけば関羽を完全に味方につけることが可能となるのですよ〜。」