華琳「陳宮、ここは大人しくあたしの部下になっておいた方が得だと思うけど?」
音々音「断るのです!ねねの仕える主君は恋殿ただひとりなのです!」
華琳「だけど呂布はあたしに負けたわ、貴方には董卓の追手から助けてもらった恩があるもの、ここで生きのびて貰うにはあたしの配下にするしかないんだけど?」
音々音「やはりお前は恥知らずなのです!お前は自分が生き残るためなら他人の死も当然とする考えの持ち主なのです!
ねねは今でもはっきりと覚えているのです!
逃避行中に匿ってもらった呂伯奢の家人を我々の誤解で殺してしまった時、
お前は恨まれるのを恐れて何の罪もない呂伯奢まで斬り殺したのです!
その時お前はなんと言ったのですか?!」
華琳「天下をあたしが裏切ってしも、天下があたしを裏切るのは許さない。そう言ったわ。」
春蘭「(…………!!)」