- 517 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2010/04/08(木) 23:36:36 ID:oFyYe2BP0
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今年は比較的マシと思えるがそれでも辛い花粉症……
恋姫世界にも花粉症にかかる人が大勢出たとして
一体、どのヒロインが一番可愛らしく見えるのだろうか?
鈴々や季衣なんかはハナたれて一刀にチーンとかありそうじゃね?
意外と思春や魏延辺りが可愛らしいくしゃみだったりとかもアリじゃないか?
どうだろうか?
- 519 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 00:02:56 ID:19z1SzWdP
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>鈴々や季衣なんかはハナたれて一刀にチーンとかありそうじゃね?
それを見た愛紗や華琳がだらしないとか言いながら嫉妬するんだよな!
- 521 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 01:02:28 ID:0XgVNmb50
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>>517
>>519
の流れによるチーン→嫉妬コンボを妄想
2レス 蜀ver
逝かせて頂きます。
※即興なのでクオリティは勘弁してください。
- 522 名前:花粉症:蜀(1/2)[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 01:04:22 ID:0XgVNmb50
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「へっくし!」
調練の最中くしゃみをする鈴々……一回なら気にも止めないんだが少なくとも二十回はしているのは普通じゃない。
そこで俺はついに訊ねてみることを決めた。
「どうしたんだ、鈴々?」
「うぅ〜なんかさっきから鼻がむずむずするのだ……」
「風邪か?」
「いえ、熱はないようです」
心配して鈴々の額に触れようとしたところで違う方向から返答があった。
そっちを見ると、そこには愛紗がいた。
「おいおい、いいのか?」
「えぇ、もう終わりましたので」
にっこりと笑ってそう告げた愛紗の背後では敗軍の将だった翠が大いに悔しがっている。
「なるほど。それで、風邪じゃないって言うのは?」
「はい。実は、数日前からこのようすでして、一応医者にもみせたのですが皆一様に健康体だと……」
首を傾げながらそう告げる愛紗を見ながら俺は、彼女によって鈴々が街中を引っ張り回されている姿を思い浮かべた。
俺は思わず顔が引き攣っていくのを感じた。
「そ、そうか……」
「まったくもって原因不明、困ったものです」
「うぅん、くしゃみの他に症状は?」
「鼻水が止まらないこと、時折瞳が充血しかゆみを覚えるそうです」
その説明を聞いた瞬間、俺の頭に一つの結論が見いだされた。
「なるほど、つまりは花粉症か」
「花粉症……ですか?」
愛紗が不思議そうに見てくる……が、その横でハナを垂らしているちびっ子に目がいった俺は愛紗に答える前にハナ垂れ娘――鈴々の鼻を拭ってやる。
「ん……」
「ほら、ちーんって、ちーん」
そう言うと、鈴々は「チーン!」と勢いよくハナを出し切った。
「よし! どうだ? 少しはすっきりしたか」
「うん。でも……きっとすぐにまた垂れてくるのだ」
- 523 名前:花粉症:蜀(2/3)[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 01:08:25 ID:0XgVNmb50
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「仕方がない。幸い俺は暇だから、しばらくの間鈴々に付き添うことにしよう」
「な、なにを言っておられるのですか?」
俺の言葉に愛紗が、冗談じゃないと言わんばかりに詰め寄ってくる。
「いくら、暇があるとはいえ、こやつに付き添わなくともよいではありませんか!」
「いや。でも、そうは言ってもさ」
「でもじゃありません。そもそも、こうなったのもこやつの体調管理がなっていないからです!」
「そういうんじゃないんだけどな……これは」
花粉症がなんであるかよく知らない彼女にはちょっと理解が足りないようだったので一応の説明をする。
「……つまり、本人の努力だけでは完全には対処出来ないものであると?」
「そういうこと、だからさ、可哀想だし俺が――おっと」
愛紗と会話を続ける間も隣のちびっ子からハナが垂れていたので再度ちーんをする。
「ほら、鈴々。ちーん」
「チーン!」
「…………ご、ご主人様。それで、話の続きを」
「え? あ、あぁ。だから、鈴々が可哀想だからさ、花粉症をよく知る俺が付き添うことにしようと思うんだ」
「ま、まぁ……少しくらいなら――」
口端を引き攣らせながらむりやり笑顔になろうとする愛紗を遮って鈴々が質問をしてくる。
「ずっとなのか?」
「あぁ、ずっとだぞ。朝から夜までしっかりとサポ――じゃなかった世話をするよ」
頭を撫でながらそう言うと、鈴々が嬉しそうにぴょんぴょんと飛び跳ねる。
「わーい! やったのだー!」
「ほらほら、また出てるぞ」
「チーン!」
「ご、ご主人様! ずっととはどういつもりなのですか!」
「いや、鼻が垂れるのはいつだってあるだろ? なら、四六時中一緒に居なきゃ」
「な、なんですかその理屈は……」
愛紗はがっくりと項垂れて頭を抱えてしまった。
- 524 名前:花粉症:蜀(3/3)[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 01:10:47 ID:0XgVNmb50
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そこまで変なことを言っただろうか? と、首を捻るも結論が出ないため俺は鈴々へと声を掛ける。
「さ、とにかく調練も終わったんだから早く城に戻ろう。外にいると余計症状が酷くなるぞ」
「それは困るのだ、じゃあ、行くのだ!」
鈴々のかけ声を合図に俺たちは城への帰路を進み出した。
「ちょ、ちょっと、二人とも――へくち」
「え?」
振り返った俺の視界に飛び込んできたのは
ハナを垂らして赤面する愛紗の姿だった。
- 525 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2010/04/09(金) 01:15:21 ID:0XgVNmb50
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以上です。
はい、以前の投下に続きまたもうや必要レス数間違えました。ごめんね。
またしても低レベルなものを投下してしまいました。
モノは投げないでください!モノは投げないでください!
な、なんにせよ、投下する方にとってのハードルが下がったのではありませんか?
いまの言葉で察しが付いた方もいるでしょうが、一言を。
さぁ、みんな! この程度で投下する人間がいるんだから安心してバンバン投下しよう!
提供:投下率向上委員会