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668 名前:まほつか[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 21:34:15 ID:yTjTCY170
冥琳さんのスベスベもちもちしてそうな肌にダイブ致したく。


それとついでに

― 妄想・魏√END 〜桂花編〜 ―

URL: http://koihime.x0.com/bbs/ecobbs.cgi?dl=0367

をこりずに投稿しました。
お暇潰しに如何でしょうか?


>>>666
女の子へ一刀さんの種入りお餅を食べさせうわやめあqswでfrgthyじゅきぉ
……全力で全裸待機!!



― 妄想・魏√END 〜桂花編〜 ―


三国による戦乱は終幕を迎えた。
魏・呉・蜀の面々が一同に介し、料理に舌鼓を打ち、そして酒に酔いしれている。
そんな、華琳が追い求め、そして勝ち取った至高の光景が今ここに広がっているのだ。
今、俺の心はあまりの興奮に震えている。
震えているのだが、それを表立って表現する事が出来ずにいた。
ただただその光景を眺め、そして胸の奥へ刻み込んでいく。
決して、忘れる事の無いように…。

ふと華琳の姿が目に入る。
丁度劉備さんと孫策さんに酒を注がれている所だった。
困った顔をしながらも注がれた酒を一気にあおった…かと思えば、手近な徳利を2つ持ち、2人の口元へと突きつけた。
まるで「さあ、次はあなた達の番よ」とでも言いたげに口の端を持ち上げている。
劉備さんも孫策さんも顔を見合わせて驚いていた様だがが、やがて揃って笑顔になり大きく頷いた。
そして華琳の持つ徳利へと手を伸ばし、一気に飲み始めた。
突如として始まった飲み比べに、周囲も盛り上がりを見せている。
三国それぞれの王が、まるで長年の友であるかの様に睦まじく騒ぎ、皆もそれを喜んでいる。

「もう、憂う事は何も無いんだな…」

そう独り言ち、この場を後にする事を決意する。
そして最後に一度だけ、一人の女性へと視線を向ける。
彼女は何も告げずに去る俺をどう思うのかな……?


さようなら、華琳…。さようなら、皆…。 そして、桂花…俺は……。




「………あの馬鹿男、何処行くつもりよ…。ま、概ね酒に酔い過ぎて厠所が何処か判らないんでしょうね」

「………………」

「あーもう! まったく世話の掛かる全身変態男だわ!!」


〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜


「ちょっとあんた! 城の庭に汚物ぶちまけるんじゃないわよ!!」

「……桂花?」

「ああ!? 服を着てると言う事はもうしちゃったのね! この馬鹿! さっさと掃除しなさいよ!」

「はい?」

「もう最悪…! これだから酔っ払いは嫌いよ! 特にこんな阿呆で阿呆な阿呆は!」

「えーと……?」

「酔っ払いの癖にその落ち着き様……はっ! まさかあんた手淫までやったわね!?」

「えええええ!?」

「この変態! こんな日になんて事してるのあんたは!! 恥ずかしくないの!?」

「ちょ、待て待て待て! 俺は何もしてないって!」

「嫌! 触るんじゃないわよ汚らわしい! どうせ蜀や呉やらの女達をその頭で犯してたんでしょ!?」

「意味分かんないし!」

「あ〜もうこれだから男っていう生き物は…………え? あ、あんた…その体……?」

「うわ! もう始まったのか!? 桂花のせいで感傷に浸る暇も無かったな…」

「あ、あたしは悪く無いわよ! そ、それよりもなんでそんな風になってるのよ…?」

「俺さ、この世界での役目を終えたらしくてな…。 ここに居られないみたいなんだ…」

「……消える…と言う事?」

「…………」

「華琳様は…この事を知っているの…?」

「……薄々気付いてはいるみたいだよ」

「何も言わずに去るつもりだったの?」

「……そのつもりだったんだけどな」

「そう…。 ちょっとあんた。 着いて来なさいよ」

「………。 華琳の所へなら行かないぞ」

「違うわ。 いいから黙って着いて来なさい」

「……判った」

 ……………………

「こっちよ」

「何処まで行く気だ……どわぁ!!」

「やった!! とうとう落とし穴に嵌めてやったわ!!」

「ててて……。桂花〜…」

「ふふん。 苦労して掘ったんだもの。 これに落とさずに消えられても困るわ」

「……はぁ。 まったく」

「……何笑ってるのよ?」

「いや、最後に桂花と話せて良かったな…って」

「あ、そう。 あたしはあんたが消えて清々するわ」

「はは…。 その憎まれ口も聞けなくなるなんて、寂しいもんだな…」

「……………」

「さようなら、桂花…。愛していたよ…」


〜 〜 〜 〜 〜 〜


 雲に覆われた月を見上げながら、少女は祝宴会場へと歩いていた。
「まったく、華琳様になんて報告すればいいのよ…。 あの全自動孕ませ男、最後の最後まで私に迷惑を掛けて…!」
 ぶつぶつと今はもう居ない人物への非難を綴り続けながら。
「あぁ! もうすぐ華琳様の演説が始まるわ! い、急がなきゃ!」

 少女は駆け出した。
 
 それと同時に雲が流れ、月明かりが少女を照らし出す。

 少女の頬へ月明かりを反射する一筋の光が見える。

 それは汗か…それとも…。


                        〜 桂花編・完 〜

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