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314 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 00:12:33 ID:vN5aTKEX0
「さて、昨日の賊討伐、その手際見事であった。春蘭、桂花、両人前へ。
 貴方達にはどのような褒美こそふさわしいか考えてみたの。
 地位を与えると言っても二人とも魏では最高位、財貨を与えるといっても大して嬉しくはないでしょう。」

玉座の階の下、二人は無言で肯く。

「そ・こ・で。 一日中ギュッ!とされるのと、一日中ナデナデされるの、そうね・・・あとは普通に財貨。 好きなものを選びなさい。」

「わ、私はなでなでが良いです、華琳様。」と春蘭
「私は一日中ギュッとしていただきたいです華琳様。」と桂花

流石は華琳中毒患者、即答である。二人とも常には無いデレ顔である。

「そう、ではドチラが先に褒美を受け取るのかしら? 二人同時というのは無理なのよね・・・。」

「勿論!私からです華琳様。」猪春蘭面目躍如である、桂花に先を取らせるようなことはしない。

「フン、後日私が華琳様に大事に抱かれている姿をみて悔しがるあなたの姿が目に浮かぶわ。」と軍師らしい酷薄な笑みをうかべる桂花。

「では、桂花は下がりなさい。春蘭目を閉じてしばらくじっとしていなさい。」

何の疑いもなく目を閉じ口をωにし顔を赤らめる春蘭は忠犬と呼ぶに相応しい。
耳と尻尾があれば、ビーグル並の垂れ耳。千切れんばかりに左右にブンブン振られる尻尾が目に浮かぶようだ。
(今度服屋の親父に 犬耳と尻尾をつくってもらおう・・・。でも、百合的にはネコだよな・・・。)
と下らないことを考えているとタチの女王が階段をおりながら手招きしている。残る片手の人差し指は唇の上に置かれていた。

「春蘭、まだ眼を開けては駄目よ。」
その声が聞こえるのと同時に頭に暖かくやさしい感触が広がる。 ナデナデ、ナデナデ・・・・・・
至福の数分が流れ「あの、華琳様そろそろ目を開いてもよいでしょうか?」
「春蘭良く聞きなさい、そこから一歩も動くことは許さないし、手も動かしてだめよ?わかったら眼を開けても良いわ。」
華琳の声は春蘭の予想だにしない方向と距離を置いて響いてきた。眼の前からではなく斜め後方からだったからだ。
春蘭の眼前には勿論俺がいるわけで・・・。
320 名前:314の続き[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 00:53:00 ID:vN5aTKEX0
驚いた春蘭は赤かった顔をさらに赤くして、声の主のほうを振り返ると。
後ろから抱きすくめるように、桂花の口を押さえた華琳がニヤニヤと楽しそうな笑みを浮かべていた。
「かっ 華琳様これは!。」
「どう、気にいってくれた?私の褒美。今日一日しっかりナデナデされなさい。  一刀、言われなくても解っているでしょう?。」
「今日一日春蘭をナデナデしたらいいんだろ?誠心誠意やらせてもらうよ。」
春蘭はじっとしていろと言われたからか、諦めたのか、口答えもせず振り払う素振りも見せずやや俯き加減にナデナデされつづけている。
「皆に今日、明日の一刀の仕事を割り振る事。、そして明日、桂花は一日ゆっくりやすみなさい。 風、稟頼んだわよ。」
と言って桂花の戒めを解き玉座へ向かう華琳、とおりしなに春蘭に動いても良いが振り払ったりしてはだめよと言い含める。
「嫌がる桂花を無理やり抱き「どうだ俺の剛直の熱さが判るだろう?」
 抗おうとするが散々暴れていた桂花は、疲労と共に胸や腰に与えられる執拗な愛撫に段々と抗う・・・・。」
ブツブツと妄想しつつ鼻血を流す稟にズビシッ!ズビシッ!と延髄あたりにチョップを繰り返しながら「かしこまりましたー。」と風
「お待ちください華琳様。もしや私への褒美というのは・・・。」
「あら、私は一日中ギュッとされる とは言ったけど誰がするとは言っていない筈よ?
 勿論私は最初から一刀にやらせるつもりだったの、私の褒美に不満があるとでも?」
褒美に対する不平不満は重罪にあたるらしい、桂花は二の句を継がず唇をかみながらキッと俺をにらむ。
「あんたの存在そのものがいけないのよ!この全身精液万年発情男!」
意外にも大人しくナデナデされ続ける真っ赤トマトのような春蘭に戸惑いながら明日の事を考え憂鬱になる一刀であった。
321 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 00:59:23 ID:vN5aTKEX0
皆さんGJ

おれも流れに乗るぜ!って乗れて無い感がばりばりです。
だめだー!面白くかけません。やっぱりゆっくり書かないと駄目ですね・・・。
(ゆっくり書いてもだめなんですけどね!。)

ぜんぜん関係ないのですがHDDがいかれて珈琲の続きとか、桂花の話とか、
書きかけのデーターが電子のモズクになってしまいました。
良く聞く話ではありますが、まさか自分がこのような事を書き込むとは・・・orz

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