七夕小ネタ
一刀「そうだ、今日は七夕だな!」
華琳「たなばた……? なに言ってるの? 今日は針仕事の上達を願う日よ」
一刀「いや、俺の世界では牽牛と織姫がだな……」
春蘭「牽牛と織女の物語だろう? 子供でも知っているぞ」
秋蘭「北郷の世界でも同じ言い伝えがあるのだな。しかしお前は針仕事などすまい」
一刀「あ、うん、そうなんだけど……えっと……」
季衣「春蘭さまー、7本、糸とおせましたよー」
流琉「こっちの針も終わりましたー」
華琳「季衣に流琉、えらいわね。さ、捧げ物をして祈りましょうか。じゃあね、一刀」
一刀「あ、うん、いってらっしゃい」
そして、一刀は、いかに日本文化が大陸からの影響を受けているかをしみじみ考えつつ、
一人寂しく床につくのであった……。