本スレの流れを見ていて、小ネタ投下

思春「む、何をしているのだ、幼平め。廊下の隅で蓮華様を見ているが……護衛ならば、私に任せればいいものを……」
？？「そうよねー。思春は蓮華べったりだものねー」
思春「それが我が使命。そも、あなたの命じられたことではありませんか？　雪蓮様」
雪蓮「あら、驚かないのね、つまんなーい。亞莎はびっくりして腰ぬかしてたのにー」
思春「驚かして回っているのですか!?」
雪蓮「うん。祭は泣いて喜んだくせに、母様連れてこいってうるさいのよ、ひどいと思わない？」
思春「死者は安らかに眠るのが仕事です。疾くお帰りを」
雪蓮「えー、でもー」
思春「お・か・え・り・く・だ・さ・い」
ちりーんちりーん
雪蓮「あーれー」

思春「む、今度は蓮華様のお部屋に入っていくだと？　猫を連れているが、いったい……。猫好きのあやつらしいが……」
？？「ふむ、しかし、明命の趣味は少々度が過ぎるような気がするのだが、どうだろう」
思春「ええ、その通りですね。しかし、死者がよみがえってくるほどのことではありません、公瑾殿」
冥琳「うむ、別に出てくるつもりもなかったのだが、興覇よ、雪蓮を見かけなかったか？　遊びにいくの〜、などと言って現世に出てきているはずなのだが」
思春「すでにお送りいたしました」
冥琳「なに、入れ違いであったか。これは一大事、早速戻らねば」
思春「はあ、では、孫策様にどうぞよしなに」
冥琳「ん？……あれ？……えーと？」
思春「……どうなさいました？」
冥琳「いや、戻れん」
思春「……全く、あなたがたは」
ちりんちりーん
冥琳「うーわー」

思春「む……二人で猫を構っていらっしゃる……」
思春「幼平といい、蓮華様といい、かわいらしいものだ」
思春「なべて世はことも無し、と言ったところか」
？？「ほんとーにねー」
思春「……文台様まで、あなたがたはほんとにもう……」
ちりんちりんちりーーん

一刀「……し、思春？　なんだか、あの……」
思春「ただの幻だ」
一刀「いや、幻っ」
思春「幻だ」
ちりーん
一刀「うん、幻です。わかったから刀を下ろしてくれると嬉しいなあ」
思春「うむ、夏の日の幻だ」
　そうして二人はモフモフし続ける二人を眺めて立ち尽くすのであった。

おっと、書き忘れてました。
キャラクターソング CD vol.3 孫権×周泰のドラマパートのパロディSSであります。