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366 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 05:44:22 ID:dmflfCwi0
if漢√の者だけど、麗羽の立ち位置というかキャラをうまく表現できない為
今現在、執筆を止めております。
アホの子か、知力を上げてみるか…
華雄とどう絡ませるか…
一刀と斗詩を緩衝材として使って何とかするか…
頭の中で整理できたら、続きを書こうと思います。

代わりに予告していた。『春蘭、初めてのお熱』をお送りします。
内容的にはタイトルとはほとんど関係ないかも…
何レスになるかは良く判らないが猿ったらゴメンね。
そうそう、エロは初めてだから大目に見てほしいかな。


367 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 05:46:19 ID:dmflfCwi0
『春蘭、初めてのお熱』

私はもう死ぬかもしれない…
意識は朦朧とし、身体を起こすことさえ億劫だ。

「死ぬなぁ!姉者ぁぁ!」

妹の秋蘭が、私の手を取ってそう叫ぶ。
その後ろでは、最愛なる王が我ら姉妹を悲しそうに見つめていた。
秋蘭の影で見えないが北郷らもいるらしい、たぶん私の最期を見届けにきたのだろう。

「…秋蘭。コホッ…私が死んだら、華琳様の事をどうか頼んだぞ。」
「何を言ってるんだ姉者!一緒に華琳様を支えていこうと北郷と約束したではないか!」

北郷か…そうだったな。

「北郷…どうやら私は約束を守れそうにない。…すまない。」

確かに3人で華琳様を支えていこうと約束した。
だが、私の命は此処で尽きようとしている。
ああ…この夏候元譲ともあろうものが病に倒れるとは。

「……はぁ…で、結局どうなの?」
「ちょっとばかり熱が高いですが、ただの風邪ですねぇ。」
「…………」
「…やっぱりそうか。」
「春蘭様が風邪とは…天変地異の前触れでしょうか?」
「私の時は気合が足りないとか言ってたくせに…無様ね。」
「春蘭様でも風邪って引くんですねぇ。」
「大丈夫ですか春蘭様?ボクの肉まん食べますか?」
「姉者ぁぁ!死ぬなぁぁ!私を置いて逝かないでくれぇぇ!!」

368 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 05:48:50 ID:dmflfCwi0
えーとな、そのーなんだ。
し、仕方ないだろ。こんなに苦しいものだとは知らなかったんだ。

『風邪』が…な。

それと秋蘭…。あまり大げさに叫ばないでくれ…うぅ。
というか北郷…そんな眼で見ないでくれ。

「ともかく!ただの風邪なんだから、さっさと仕事に戻るわよ!」
「ところで春蘭ちゃんはどうしますか?華琳様?」
「一刀に任せるわ。」
「え…俺?なんで?」
「今日は休みなのでしょう?ちょうどいいから今日一日は春蘭の看病をしなさい。」
「俺に拒否権は…。」
「ある訳ないでしょ。それとも一刀は、病気で苦しんでる春蘭を見捨てる薄情な人間だったのかしら?」
「…わかったよ。でも、あとで誰か来るんだろう?」
「いいえ、今日は忙しいし春蘭の分の仕事もしなければならないから誰も来れないわ。」
「あの華琳さま私は姉者の傍に「却下よ」…ハイ。」
「という理由で頼んだわよ。」
「アンタ…相手が風邪だからってイヤラシイ事しようとかすんじゃないわよ。」
「ふ、二人っきりで1日を…密室…看病…イヤラシイ……ブファ。」
「はーい稟ちゃんトントンしますよー。ああ、それとお兄さん。汗を掻いた時の為の服はこの中ですのでー。」

なんかだかゴチャゴチャ話をしていたみたいだったが…。
結局は北郷が私の看病をする…ということでいいのだろうか?

「………。」
「……気分はどうだ?」
「最悪だ。」
「まぁ、風邪だしなぁ。」
「ああ、風邪だ。ただの風邪だ!悪かったな!ただの風邪で!死ぬだのなんだの馬鹿だと思っただろ!!」
「お、おい。そんなに叫んだ「げほごほごほ」言わんこっちゃない。」
370 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 06:29:13 ID:dmflfCwi0
うう、北郷め。人が病気で苦しんでいるというのに、そんなに怒らせて楽しいのかこの男は。

「いいから横になれよ。あと、お茶な。」
「うむ、すまん。」

お茶を一口飲んで横になると、北郷が水で濡らした手拭いを額に乗せてくれた。
冷たくて気持ちいい。なんだやれば出来るではないか。

「でも、春蘭が風邪とはね。」
「…そんなに可笑しいか?」
「そういう事じゃなくてさ。」
「?ではなんだ?」
「最近無理してたのかなってさ、それなのに俺、気付いてもやれなかった。」
「そんな事はないさ…あの時受け止めてくれたろう?ありがとな北郷。」

昼食後の鍛錬の時、不意に倒れた私を受け止めたのは、近くで見ていた北郷だったのだ。

「そんなのただの偶然だよ。お礼を言われる事じゃないさ。」
「うん、そ、そうか?…うむむ。」

なんだかそう言われると、お礼を言ったこっちが損した気分だ。


時間がどれだけ経ったのか…すくなくとも日は沈んで夜にはなっただろうか?
そう考えた時ぐぎゅうるる〜と変な音が鳴った。
もちろん、私のお腹の音なのだが…。

「お腹すいたの春蘭?ちょっと待ってて、今お粥か何か作ってくる。」
371 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 06:30:00 ID:dmflfCwi0
そう言うと北郷は部屋から出て行った。
その時、ようやく北郷が手を握ってくれていた事に気付いた。
手を軽く握ると、さっきまでの温もりがとても愛しく感じる。
私はこんなにも弱かっただろうか?
北郷がいない事が、こんなにも寂しく感じるだなんて。


…遅い。いや、私がそう感じるだけか?
…でも。…もしかしたら。
さっきから悪い考えしか頭に浮かんでこない。
普段は考えることをしないせいか、こんな時だけ考え込んでしまう。
なぜ来ない?誰かと話すのに夢中なのか?
私と一緒にいるのは嫌なのか?
北郷は私の事を嫌いなんじゃないのか?
いつもいつも、追い掛け回しては剣で切り掛かり罵倒する。
今日だって折角の休日なのに、私の看病で台無しにしてしまった。
こんな女、北郷が好きになってくれるわけがない。
そうだ、北郷は『優しい』から嫌だって言わないんだ。
本当は迷惑で、大嫌いなのに…。
私を抱いたのだって華琳様の命令だったからだ。
そうだ、別に北郷から求めた訳じゃない。
「好きだ」とか「愛してる」なんて言われた訳じゃない。

「………………北郷。」

悲しかった。私の独りよがりだったんだ。
北郷に好かれてるかもだなんて…。
『一刀』だなんて呼んでみたり、恋人みたいだなんてに勘違いして…。

…馬鹿だな私は。

372 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 06:31:18 ID:dmflfCwi0
「ごめんごめん。ちょっと流琉に身体に良い物…どうしたんだ春蘭?」
「…いや、なんでもない。ちょっと考え事をしていただけだ。」
「?…考え事?まあいいや。お粥食べるだろ?食べさせようか?」
「いい、自分で食べれる。…それと、もう私の事は良い…部屋に戻ってくれ。」
「駄目だよ春蘭。俺は今日一日、春蘭の世話をするつもりなんだから。」
「いいから!一人にしてくれ!!」

腕を振ると、北郷の手に当たりお椀を落してしまった。
折角のお粥が布団と私の服を汚す。
熱くはあったが、今はそんなことはどうでもよかった。

「ああもう、大丈夫か。どうしたんだ春蘭?何かあったのか?」
「何でもないから!もういいんだ!…私に…優しく…するなぁ。」

感情に任せて北郷の胸に縋り付く。
堰を切ったように涙が止まらなかった。
北郷は『優しい』そう秋蘭に言ったことがある。
でも、それは残酷だ。
北郷が他の女の子とそういう事をしてるのは知ってる。
その娘たちは北郷に好きだと伝え、好きだと言って貰えたのだろう。
私は、決して『特別』なんかじゃない。
それどころか、私なんか他の娘の様に思いすら告げず成り行きで抱いて貰っただけ…。
ただのお情け。私を拒めない一刀の『優しさ』。

ごめんなさい、こんな私で。ごめんなさい、好きになって。
ごめんなさい、迷惑ばかりかけて。ごめんなさい、もう…私に構わないでくれ。

「んむ、ぐ…ふぁ、な、何ふぉ…あ、や…だ、ん、んくっ……はぁ、も、んちゅ、ふぅ…。」

何が起きたか理解できない。
気がついたら、一刀に頭を抱え込まれるように抱きしめられ。
口内を思うままに蹂躙されていた。
375 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 06:38:00 ID:dmflfCwi0
「や、んく、む…んふ、んぁ、あぁ…かじゅ、んは…とぉっ…なん、んぁ、んむ、れぇぇ。」
「…春蘭が好きだから。それじゃ駄目?」
「わ、わらひが…好き?んふ、あぁ、ちゅぷ、んぁぁ!」
「ねぇ、春蘭は俺が嫌い?」
「んん!ひぁ、ンぁん…わ、わら…ん、ひも…しゅ、好き…かじゅと、ふぅ、がぁ…しゅき…なのぉ…。」
「じゃあ、何で優しくして欲しくないの?俺、春蘭の事傷つけたくないよ。」
「らって、んんぅ…わら、しは…わらひ…うぅぅ。」

一刀と舌を絡め合いながらも、少し、また少しと、キモチを重ねていく。
唾液がクチュクチュやらしい音を立てる。
舌足らずな私の言葉を、一刀は受け止める。
全部、全部話した。
私の不安を、悲しみを…そして、誰よりも貴方を愛しているということを。
一番じゃなくて良いから、迷惑なら捨ててくれて構わないから、『特別』になんかなれなくて良いから。
ただ、私に貴方を…一刀を好きでいさせて下さいと。

「ごめんよ。…本当にごめん。俺…最低だ。本当は俺が言ってあげるべきだったのに…。」

一刀はそっと抱きしめていた手を離すと、私の指に自分の指を絡めてきた。

「確かに酷いよな…色んな娘たちに手を出しといて、それでも俺は…春蘭が欲しい!」

唇を合わせる。触れ合うように。壊さぬように。
絡めた指を愛撫するように擦ってくる。
同じように、舌が唇を割り進入してくる。
そのままゆっくり一刀は私を押し倒す。
汚れた掛け布団は既に無く。柔らかい感触が包み込む。
唾液を混ぜ合わせ、流し込んでくる。
私はそれを音を立てて飲み込む。
手を顔の横に押し付けられ、身動きできない。したくない。
一刀の唇が、頬を、喉を、胸元を舐め上げる。
口で服を肌蹴ると、その中の乳首を舐めて噛んで愛撫する。
376 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 07:00:18 ID:dmflfCwi0
「なぁ!んんぁ、はぁ…っ、キモチイイよぉ…かじゅとぉ♪」
「はぁ、はぁ…もう我慢できないよ春蘭。」
「うん♪わ、私も早く…一刀の、一刀のモノになりたいよぉ。一刀だけのものに。」

少し強引に服を脱がされる。
もう、私のソコは膣から溢れ出る愛液でトロトロだった。
一刀も服を脱ぎ、私のソコに熱く滾った肉棒を擦り付ける。

「もう!もう好いからぁ!入れてぇ…かずとぉ」

泣きながら懇願する私の中に、一刀が入ってくる。
抵抗などなく、初めての時のキツさなど…もう微塵も感じなかった。
代わりに感じるのは、圧倒的な快楽。

「イッ!あぁぁぁぁああぁああぁあぁ…はぁああぁ、いぃくふぅうううぁ!」

イッた。一片の容赦もなく、身体中をガクガク痙攣させながら…。
私の膣内が、子宮が、魂がその全てに歓喜する。
口から唾液を零れさせ、右眼から悦楽の涙を流す。
指を絡めた手を握ろうとしても、この快楽漬けの身体では僅かに握り返すのがやっとだった。
かつて、後ろから突かれたこの身体にとって、前から抱きしめられるこの体勢は初めての感覚だった。
凄まじいまでの一体感。愛し合ってると心と身体に刻み込まれる感覚。

「ひゃぁぁ、ふぁ、いい…キモチ良すぎるぅぅ。ひ、ひとつになりゅぅ…かじゅとが、あぁん♪」

子宮の入り口に、一刀のモノが当たってる。
膣内を隙間なく埋め尽くし、ピッタリ収まってる。
まるで、私だけの為にある様な…いや、私が…私の方が一刀の為にあるんだ。

「かじゅ、んぁ、とぉを…ひゃん、かんじりゅぅのお…かじゅとのモノになってるのぉ♪」
「ああ…今だけは、俺は春蘭だけのモノだ。そして、春蘭は俺だけのモノだ。」
「うれ、ひぃ…ん、んんぁん♪動いれぇ、もっとぉ一刀を感じたいのぉ。」
377 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 07:01:45 ID:dmflfCwi0
繋がったまま口付けを交わす。
胸を揉まれ、膣を掻き回される。何度も何度も。
ギュポッ!ニュプッ♪ジュポ、ジュブブ…。
イヤラシイ水音が響く。そして、私の喘ぎ声も…。

「イク、あぁん……や、らめ、も…イクッ!あぁぁぁ!……や、イクぅ、あはぁ、止まんない♪」
「春蘭…春蘭、き、きもちいよ。…絡み付いて。すぐにでも…出そうだ。」
「な、子宮に…らひぇ、らひてぇ…かじゅとのれ…孕ませれぇ。」

一刀が私を掻き抱くようにして、一番奥へと突き刺さる。
子宮口をこじ開ける様に、一刀はおちんちんを捻じ込む。
そして、待ちに待った精液が…一刀の子種が、私を孕ませる為注ぎ込まれる。

「来ったぁぁ!かじゅとのぉ♪…赤ちゃんの素ぉがぁ、孕んでくぅぅりゅぅぅ。イッ!!かはぁ!!」
「種付けしてる…俺、今春蘭を孕ませてる。中から俺のものに染め上げてる。」

そうして、私は正真正銘。一刀のモノになった。


あれからどれだけ身体を重ねたか判らない。
まどろみの中にいた私たちだったが、朝になったら誰かが来る。
名残惜しいが身体を離し、後始末をする。
ただ、私の服は汗とお粥、そして愛液と精液でグチョグチョで変える必要があった。

「そういえば…風が汗を掻いたら着替えさせろって服を用意してくれたっけ。」

そうして北郷が渡してくれたのは、真っ白な服だった。
378 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/19(木) 07:06:39 ID:dmflfCwi0
下は忘れたのか入ってなかったそうだが…。
袖を通し、前を閉める。全部閉めるとキツイので、上は少し空けておく。

「…なぁ春蘭。」
「うん?どうした一刀?」
「………ごめん!我慢できん!!」
「ちょっ!だ、駄目だ。……あぁぁ。」




…後で一刀に聞いたら、『裸にわいしゃつ』は反則なんだそうだ。

 


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