- 148 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 18:57:44 ID:loBekWDhO
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念のため補足
三教一致の拠点イベントは三教一致の本編と時間軸は一致していない時が多々有ります。
例えるなら元の本編。
無印・真、恋姫†無双の拠点イベントで最後の拠点で初めてそのキャラに選択をするとたまに時間軸的におかしいのと一緒と思ってください。
ですので、脱線話は三教一致では必ず拠点イベントの文字を入れるよう心掛けます。
今後も馬鹿猫に熱いご支援よろしくお願いします。m(_ _)m
- 150 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 22:07:14 ID:loBekWDhO
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「にゃー(何も無いとこから一日弱で書いたから自信ないよ、5本桃香です)」
- 151 名前:三教一致 ホワイトデー呉イベント 1-5[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 22:10:34 ID:loBekWDhO
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夜もかなり遅く。
「孫策様ご帰還!」
その一報が入って間髪入れずに。
「孫策様から緊急召集です!」
緊急召集との事でやや緊張した面持ちで伝言を伝える兵士。
「あい分かった、直ぐに行く。下がってよろしい」
会議室に周瑜が入る、甘寧・周泰・呂蒙が既に待機していた。
「雪蓮。今まで何処に……は、愚問だな。大方、北郷の所に行ってたのだろう」
「正解♪」
上機嫌の孫策。
「ならば新たな疑問が生じるな?あなたなら一月前同様に一泊してくるのではないのか?滅多に会えないからとかこじつけてな」
「それは…」
「お姉様!緊急召集とは敵襲ですか!」
孫権が声を荒げながら入って来た。
「蓮華。敵襲じゃあないから落ち着きなさい」
「では何故緊急召集等を?」
「おや?敵襲でわないのですか?」
黄蓋が入って来た。
立て続けに陸遜が入って。
「緊急召集らしいですが、何ですか〜」
のほほんとした陸遜のおかげで場が和んでしまった。
最後に小蓮が入室する。
「雪蓮姉様、来たよー」
深夜の緊急召集にも関わらず全く緊張したものではなかった。
「皆、揃ったわね。先月のバレンタインデーに関連して、今日は男性からのお返しが有るホワイトデーって話は皆に話したわよね」
各々、返答をする。
- 153 名前:三教一致 ホワイトデー呉イベント 2-5[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 22:13:24 ID:loBekWDhO
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「で、これが一刀からのお返し〜」
箱と袋を見せる。
そして、先ずは箱を開ける。
「天の世界の食べ物で、呼び名はクッキーって言うの」
出てる皿に並べだす。
「へー、くっきぃですか雪蓮様」
「クッキーよ、亞莎」
「くっきー、こうですか?」
「まあ、そんなとこね」
「一刀様は凄いのですね、胡麻団子の時もなんだかんだで器用に作ってました」
皆の動きが一瞬止まる。
「亞莎。それはいつ?」
「前回の呉蜀定期報告会ですが?」
何やら色々と思い出したのだろう、顔を真っ赤にして照れる。
更に深く色々と思い出し慌て顔を隠す。
「亞莎ったら、ずるいー」
声に出して怒る小蓮。
むしろ怖かったのは声を出さなかった残り二人の姉達だった。
「(一刀ったら前回はたしか…)」
メラメラメラ…
孫権は何やら燃え上がっている。
孫策は笑っている、一見冷静だが……手に持っていた貴重なクッキー一枚を割っていた。
そして箱の中身の貴重なクッキーは、そのほとんどが割れていなかった。
もとよりクッキーというにはやや固めだったのと。
贅沢にクッキー一枚一枚を布で巻いていたのだ。
きっちり三枚づつ配られる。
取り出す時に割れてた一枚と自分で割った計二枚が雪蓮の所に行く。
まずは一枚、皆がその場で食べる。
- 157 名前:三教一致 ホワイトデー呉イベント 3-5[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 22:16:41 ID:loBekWDhO
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孫策を抜かし、初めて味わう食感と甘味の味付けに皆、感動している。
残りは各々自室で食べるのか?手をつけない。
ので、次に袋を取り出すと。
「冥琳」
「うぬ」
袋を差し出すと、受け取る周瑜。
そのまま次々に、全員の名前を上げて全員に渡す。
袋から中身を取り出すと指輪が出てくる。
「これは、お姉様が指にはめている指輪と同じですね」
「あれ〜皆同じ。一刀にしては珍しく気が利かない〜」
「指輪の裏を見てみなさい」
指輪を覗きこむ皆。
「この見た事も無い記号は何でしょうか?」
「それはローマ字って言うの」
「ろうま……羅馬の事か雪蓮」
「大秦とも言いますね〜」
「そう、そのローマの文字で私達の名前を彫ったの」
「これが羅馬の文字なのか」
ここでも未知の知識に興味を示す軍師達。
「で、ローマの文字で名前を書くと凄く長くなるから頭の字だけ取るのと、名・姓の順に並べるのが向こう風習なの。でも真名は外せないから名と姓の間に入れた、簡単に言うとこう。詳しくは一刀に聞きなさい」
各々意味は解らないがローマ字での自分の名前を確かめる。
「後、ローマ字の部分は一刀自らその人のことを思って彫ったらしいから、見た目が同じのが有っても一つ一つがその人専用らしいわよ」
- 158 名前:三教一致 ホワイトデー呉イベント 4-5[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 22:18:56 ID:loBekWDhO
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一刀が彫ったと分かり、更によく見る。
「指輪は薬指にはめるのよ」
右手の甲を顔の位置に運び、手本を示す。
手からはみ出た、良からぬ顔をしている孫策に気付く周瑜。
皆が手本に習い、指輪をはめようとしてた時。
「で、どの様な意味が有るのだ。雪蓮?」
「あら意味なんて有ったかしら冥琳」
「こっちのではありませんぞ、天の風習を訪ねておりまする。策殿」
「うっ、祭まで」
「我ら二人。何年、策殿と一緒に居ると思っておりまする」
「いいもん、別に隠す事じゃないし。…貰った指輪を薬指にはめるのは、くれた相手との婚約指輪になるだけよ」
「ほう」
「ほほう」
「「なっ!(////)」」
「…」
「「へ〜」」
「…(////)」
多種多様な反応が起こる。
「成る程、些かも問題無いな。いずれ孫呉に天の血を組み入れる予定なのだから」
事務的な言い方だが顔は僅に綻びながら指輪をはめる周瑜。
「そうじゃのう、問題は無いか」
と、続いて指輪をはめる黄蓋。
「あら〜、仕方ありませんね〜」
指輪をはめる陸遜。
真っ赤に照れながら次々と孫権・周泰・呂蒙が指輪をはめた。
「…ふん、くだらない…」
と、呟きながら指輪はしっかりと懐にしまう。
それを見逃さない全員。
反応は蜀のツン軍師コンビと同じである。
後日、指輪がはめらてるのは言うまでもない。
- 160 名前:三教一致 ホワイトデー呉イベント 5-5[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 22:22:58 ID:loBekWDhO
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「あ――――――!」
一斉に皆、小蓮を見る。
「どうしたのシャオ!」
「指輪がはまらない」
小さい薬指にぶかぶかの指輪。
ここでも抗議の上下運動が見られた。
「シャオ。ほら小さい鎖が有るでしょう、それを指輪に通して首からさげるの」
「嫌だ〜、シャオは一刀のお嫁さんだから今はめたいの〜」
駄々をこねだす小蓮。
「シャオ様。今、指輪の大きさが合ってしまいますと。これから先、成長後の大事な時に指輪が指に入らなくなってしまいます」
まるで母親の様に諭す周瑜。
「それに、黄忠が言っていたけど。首輪だと思えば、お嫁さんよりある意味重要よ」
「お姉!…さ……ま」
想像したのか真っ赤になって黙ってしまった孫権。
「それなら一刀の方がお似合いよ。雪蓮姉様」
「それもそうね、フフッ」
こっちも別の想像をしだす。
「(一刀に首輪で……ハッ!)シャオ!、お姉様!」
笑い声が木霊する。
「(やっぱり今日中に帰って来て正解だったわね)」
孫呉のホワイトデーはこうして幕を閉じたのだった。
- 161 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 22:29:06 ID:loBekWDhO
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「どうしたのです一刀十三号?」
「にゃー(悪い寝る、支援ありがとうございました。後、お目汚し失礼しました)」
「おぉ!私のエロエロを書いてるのですね〜」
「…………(相手する余裕無し)」
「ええい、さっさと寝てしまい〜。それではまた〜」