- 602 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:06:06 ID:ufezkXai0
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5分後あたりから桃香させていただきます
- 604 名前:新釈・覇王別姫!?(1/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:14:53 ID:ufezkXai0
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「も、申し上げます!」
血相をかえて玉座の間に飛び込んできた伝令は、官渡四方が敵軍に包囲されたことを告げた。
「進退ここに窮まる……か」
華琳は伝令に下がって休むよう伝えると、静かに目蓋を閉じる。
居並ぶ魏の重臣たちの面持ちも暗い。
大陸に覇を唱えた大国魏も、今や中原の一部を残すのみ。百万を数えた精兵も、一万弱にまでなっていた。
「……畏れながら申し上げます……」
重苦しい空気の中、稟が口を開く。
しかし華琳はその先を封じるように手で空を切ると、玉座から降り足取りも重く退室してしまった。
「……華琳さま……」
桂花は心配そうな眼差しでその後姿を見送る。
- 605 名前:新釈・覇王別姫!?(2/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:16:28 ID:ufezkXai0
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「ええい! 何とかならんのか!?」
春蘭は華琳の姿が見えなくなると、焦りを隠さずに叫んだ。
「何とかなるなら、とっくに何とかしてるわよ! けど……」
この桂花の言葉に同意するように、稟も言葉を繋ぐ。
「敵軍五十万。対する我が方は一万弱」
「大を以って小にあたる、が兵法の基本ですからねぇ」
眠っていたかに見えた風も反応を示した。
「ええい! そこを何とかするのが軍師の仕事であろう。
仮にも華琳さまの軍師であるなら何とかしてみせろ!」
なおも焦れる春蘭の相手は秋蘭に任せ、俺は軍師三人に向かい、
「なあ、相手の兵糧庫を急襲するってことはできないのか?」
と、尋ねる。
俺たちの歴史の官渡の戦いでは、烏巣にある兵糧庫を曹操軍が奇襲。
補給線を断たれた敵は統制を失い、それを好機と打って出た曹操が勝利することになっている。
しかし稟は力なく首を振った。
「残念ながら……」
そうか……。たしか官渡の戦いは、袁紹と曹操の覇権争いだったはずだ。
しかし今の敵は袁紹じゃなく、呉蜀連合軍。ここまで歴史が違ってくると、
俺の世界の知識なんてあてにはならない。
それに相手があの袁紹ならともかく、華琳が認めた英雄孫策や劉備となると補給線の守備が手薄なんてことはないだろう。
となると、華琳が言うように本当に……。
いや、華琳も間違いなく英雄だ。何といっても、覇王曹孟徳なのだ。
俺は弱気になりかけた思考を振り払うように、首を横に振る。
とはいえ何か具体的な打開策が出るわけでもなく、華琳不在のままでは軍議を続けることもできないということになり、一先ず解散となった。
- 606 名前:新釈・覇王別姫!?(3/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:18:38 ID:ufezkXai0
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俺は自分の部屋に戻ってからも、打開策を考えていた。しかし凡人の俺に何かひらめくはずもなく、
下手の考え休むに似たりを繰り返していると、一人の侍女が華琳が俺を呼んでいるとつげに来た。
日が落ちた暗い廊下を進み玉座の間に行くと、主要メンバーが全員揃っていた。どうやら俺が最後だったらしい。
「……一刀も来たわね」
華琳はゆっくりと全員を見渡し、静かに、しかしはっきりと漢詩を詠い始める。
「力山を抜き、気世を蓋う。時利あらず、騅逝かず。騅の逝かざる、奈何す可き。虞や虞や、若を奈何せんと……」
四面楚歌だ。一時は天下の実権を握った覇王項羽が、漢軍に追い詰められ垓下で詠んだ詩……。嫌味なくらい今の華琳に当てはまる。
約一名を除き、華琳の言わんとしていることを察した皆はそれぞれ苦悶の表情を浮かべた。
「……ん? おいどうした秋蘭? なぜみんな泣いておるのだ……?」
本当にわからないらしい春蘭だけが困惑した表情を浮かべている。しかし今はそんな春蘭が少しではあるが頼もしい。
それはみんなも同じだったらしく、やれやれといった様子で場の空気がわずかばかり緩んだ。
「いいのよ、春蘭。あなたはそれで」
華琳にそういわれると、春蘭も弱い。
「……はぁ……。華琳さまがそうおっしゃるのであれば……」
と、相変わらず理解はできないといった様子ではあったが、納得はしたらしく引き下がった。
「全員! 明日の夜明けとともに敵の包囲を一点突破する! 魏武の最期の誇りを見せよ! 春蘭・秋蘭は騎兵の準備を!」
「はっ!」
「桂花・稟・風は敵本陣を探せ!」
「御意!」
そう猛々しく号令した華琳は俺に向かい、
「一刀は私に付き合いなさい」
と言って俺の手を引いてゆく。
「あっ、華琳さま……」
桂花はそれを止めようとしたようだったが、稟と風の二人に引き止められた。
- 608 名前:新釈・覇王別姫!?(4/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:24:31 ID:CbNXy4nj0
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「なぁ、華琳。どこに行くんだ?」
「……いいから黙って付いてきなさい……」
そう言う華琳の表情は重く、とても逆らえそうにない。もっとも、いつも華琳には逆らえないのだが、今日は無言の圧力がいつも以上に強い。
それに、もしかしたら明日にはもう……。
いや、華琳はこんなところで死ぬようなタマじゃない。何といっても覇王なのだ。
それに、俺の世界の歴史でも曹操が討ち取られたなんて話はない。
……でも、ここまで歴史が変わると……。
「……入りなさい」
そう言った先は、華琳の私室だった。
俺は黙ってその言葉に従う。
「……その椅子にかけて」
華琳が指した椅子は、いつも華琳が使っているものらしく、細部まで作りこまれた一目で高価なものとわかるそれであった。
俺は一瞬ためらったが、華琳に押され半ば無理やり座らされる。そして華琳は俺の膝の上に座った。
華琳の柔らかいお尻の感触が膝に心地いい。そして何より華琳の匂いと共に伝わってくる肌の温もり……。
「……一刀」
後ほんの少し動けば唇が触れ合うところで華琳が息をする。
「明日……私たちは……死ぬ」
「なっ!?」
今まで俺が一生懸命に否定し続けてきた言葉を華琳が呟く。
「……一刀。これは最期の命令よ……」
華琳は乱れた呼吸を整えるように一呼吸置き、力強い目で俺を見据えると、
「あなたは生きて……!」
と言って、俺の唇にそっと自分の唇を重ねた。
しかし華琳はすぐに顔を引き離し、
「……いい? 天の遣いと言えば、孫策や劉備も無下にはしないはず。今すぐこの城を出て敵陣に降りなさい」
と、立ち上がり俺に背を向けた。
いつもは威厳と誇りに満ちた華琳の背中も、今は小さく震えている。
俺はその様子に耐え切れなくなり、華琳の肩に手を回し抱き寄せた。
「いくら華琳の命令でも、その命令だけは聞けない」
「なっ!? あなた、死ぬのよ!?」
- 609 名前:新釈・覇王別姫!?(5/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:25:45 ID:CbNXy4nj0
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華琳は振り返り、怒ったように俺を強くにらむ。
しかし肩に回した手だけは振りほどかないでいてくれたことがうれしく、俺はさらに言葉をつないだ。
「……明日は俺も連れて行ってくれよ?」
「……全く……最期までバカなんだから……」
「ん? 何か言ったか?」
「……何でもないわよ」
そう言った華琳の頬は赤く染まり、あまりの可愛さに俺は華琳を抱きしめずにはいられなかった。
華琳もそれを拒否することはなく、俺たちは一晩中愛し合った。
お互いの鼓動を感じながら。お互いの生を確かめるように……。
- 610 名前:新釈・覇王別姫!?(6/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:27:46 ID:CbNXy4nj0
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明朝。城にはまだ朝靄が立ち込める時間。
華琳は陣頭に立った。
「聞け! 魏の勇士達よ! これより我らは最期の決戦を挑む! もはや我らに恐れるものは何もない。
我らは死してなお歴史にその名を刻みつける!
蒼天よ、刮目せよ! 天が見捨てし曹魏が雄姿をとくとその眼に焼き付けるがよい。
そしてこの大陸から我ら曹魏を消したことを後悔するがいい! 全軍! 黄泉路を血潮で染め上げよ!」
華琳の声は大地を震わし、空をも震わせるように木霊した。
そして蒼天は刮目するかのように朝靄を晴らし、日輪を昇らせる。
いよいよだ……。この城を出れば最期。もはや行くあてもない。あるとすればせいぜい地獄、か……。
「あら、怖いの?」
いつの間にか隣にいた華琳が、いつもの意地悪そうな声で俺にそう言った。
「まあね……」
情けないが、俺は震えていた。しかし華琳のいつもと変わらぬ様子に少しは平常心を取り戻す。
「……あれからいろいろあったよな……」
華琳は「えっ?」といった表情を俺に向ける。
こっちの世界に来てすぐ、稟や風に出会わなければ野盗に斬られていたかもしれない。
そして、もしあの時華琳と出会っていなければ、今頃俺は死んでいたかもしれない……。
……華琳と出会ってから本当にいろいろとあった。
華琳に怒鳴られたことも、春蘭に斬られそうになったこともいい思い出だ……。
ああ、走馬灯のようにってこれなんだなと俺が感慨に耽っていると、
「……一刀……。後悔はない……?」
と、華琳が俺の手を握り締めてきた。
「……華琳?」
- 612 名前:新釈・覇王別姫!?(7/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:29:37 ID:ex3rwx8K0
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華琳の手は冷たく冷え切っていた。
そうだ、華琳も怖いのだ……。
しかしそれでもなお覇王曹孟徳であろうとする少女の強さと儚さ……。
俺は力強く、
「後悔はないよ。君に出会えて本当によかった」
と、華琳の手を握り返した。
「……ばか……」
と呟いた華琳の手は、少しではあったが温もりを取り戻した。
「華琳さま……」
と秋蘭が近づいてくる。
こんな時、秋蘭は気配りができるので助かる。
これが春蘭や桂花だったら……。
「出撃準備、整いました」
そう言った秋蘭は、俺にだけ聞こえるように、
「ありがとう、北郷。華琳さまの代わりに礼を言う」
と耳元で囁いた。
「俺は何もしてないよ?」
肩をすくめてそう返すと、
「うむ、ならばそういうことにしておこう」
と言って持ち場に戻っていった。
華琳はその報告を聞き、俺から手を離し颯爽と馬に跨ると、最期の号令を発す。
「全軍! 突撃せよ!」
「全軍! 突撃!」
「全軍! 突撃!」
華琳の号令にあわせ、春蘭と秋蘭も下知を飛ばす。
- 613 名前:新釈・覇王別姫!?(8/8)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:31:02 ID:ex3rwx8K0
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平原を覆いつくす敵は総勢五十万。
目指すは孫策・劉備連合軍本陣。
おそらくこの戦いで俺たちは全滅するだろう。
しかしそれでも後悔はない。
今は曹孟徳という偉大な王の、華琳という気高い少女の生き様を蒼天に高々と掲げるだけだ。
先頭を疾駆する華琳は天に向かって叫ぶ。
「我は覇王曹孟徳なり!」
姓は曹、名は操、字は孟徳、真名は華琳。
乱世の覇王は龍のような苛烈さで泰然と敵陣になだれ込んで行った……。
- 614 名前:新釈・覇王別姫!?後日談(1/4)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:33:15 ID:Y27h5fyP0
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「はい、カット!」
真桜の声が響き渡り、その場にいた全員の動きを止める。
「大将、いい画取れたで」
そう言うと、真桜はポンポンと『映写機』を叩いた。
……そう、俺たちは軍事演習も兼ねて映画の撮影に来ていたのだ。
もちろんこの時代に『映画』なんてものは存在しない。
それなのに何故『映画』が、そもそも『映写機』なんてものがあるのかと言えば、
真桜が『かめら』を改良して作ってしまったからだ(ホントなんでもありだな、この世界……)。
某漫画ではないが、「曹魏の科学力は世界一ィィィ!」とも言いたくなる。
「それにしても真桜。よく華琳が魏の滅亡なんて設定を許したな……」
「何言っとるんや、隊長。いいも何も、脚本・演出は全部大将やで。ウチはただ大将に言われた通りにこれを回しただけや」
……そうだったのか……。それにしては、けっこうきわどいベッドシーンもあったような……。
そんなやり取りをしていると、華琳たちがやってきた。
「あら一刀。なかなかいい演技だったわよ」
そう言った華琳の横で春蘭が、
「うぅ……華琳さまぁ……」
とねだる様な声を出す。
「春蘭もいい演技だったわ」
「はいっ!」
嬉しそうな声を上げる春蘭には悪いが、春蘭は特に演技らしい演技をしていないはずだ。
というのも、よく言えば素直な春蘭に演技なんかできないだろうというのが全員の意見で、
春蘭には特に演技指導もなく、素のままでいてもらったのだ。
その方が下手に演技されるよりいいだろうとの華琳の判断だ。
「何だ、北郷? 何か文句がありそうな顔をしているな?」
「いや、春蘭は名女優だったよ」
「そうだぞ、姉者。演じているとわからないほど自然だったぞ」
うわ……、何気にひどいこと言ってるよ……。
しかし春蘭はというと、秋蘭の皮肉にも気づかず「そうだろう、そうだろう」と満足気だ。
まあ、本人がいいならそれでいいか。
- 616 名前:新釈・覇王別姫!?後日談(2/4)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:36:29 ID:Y27h5fyP0
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「帰ったら季衣たちにも私の名演技を見せてやろう!」
と息巻く春蘭の相手は秋蘭に任せ、俺たちは撤収の準備に入った。
今は乱世。いくら演習を兼ねているからとはいえ、いつまでも本国を留守にするわけにはいかない。
季衣は最後まで来たいと言っていたが、万一のために霞たちと許昌で留守を守ってもらっている。
- 617 名前:新釈・覇王別姫!?後日談(3/4)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:38:30 ID:xxpsrN2j0
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許昌への帰途、俺は真桜たちとこんな話を交わした。
「それにしても贅沢な映画になったな」
「そりゃそうやで。何といっても、大将が全面協力。曹魏五十万を動員しとるんやもん」
華琳が天の世界に人一倍興味を示すことは知ってはいたが、まさかここまでするとは……。
ハリウッドも真っ青の一大歴史スペクタクル映画。
役者は全部本人。セットももちろん本物。呉と蜀の兵は当然呼べないので、魏の兵を使ったが、
それでも屈強さでは両国に引けをとらないし、何といっても本職の兵隊だ。
レッド・ク○フなんか目ではない。
「なんやそれにしても、大将も可愛いとこあんなぁ」
真桜があきれ半分、からかい半分の口調で絡んできた。
「華琳がかわいい?」
それは確かに華琳は文句なしの美少女だ。しかし今回の件は、どう考えても華琳の道楽優先の映画撮影。
それがどうして可愛いのだろう?
「隊長はにっぶいなぁ」
そう言った真桜にあわせるように、
「一刀殿は『史記』を知っておりますか?」
と、稟がやってきた。
『史記』とは前漢の司馬遷が記した中国の歴史書だ。
それは古典の授業で習って知っているが、それがどうしたのだろう。
「おぉ、お兄さんは意外に博学ですねぇ」
風が何気に失礼なことを言った気がするが、気にしない方向で。
「おほんっ」
と、稟が言葉を繋ぐ。
「ならば今回の『えいが』が四面楚歌を下敷きにされていることもご存知ですね?」
そういえば華琳が項羽の詩を詠んでいたっけ。しかしそれがどうして……?
「はぁー……」
ここまで言ってもわからないのかという三人のため息が聞こえた……。
「ならばご説明いたしましょう」
風が助け舟を出してくれる。
- 619 名前:新釈・覇王別姫!?後日談(4/4)[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:39:30 ID:xxpsrN2j0
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「追い詰められた項王が虞姫を思って詩を詠むというところまではお兄さんもいいでしょう。
その後、虞姫は項王と別れて自決するのです。
でも今回の『えいが』では、虞姫役のお兄さんは最後まで生き残っていますねー」
華琳が項羽で、俺はどうやら虞美人だったらしい……。男として情けなくはあるが、
事実みなに守ってもらってばかりだから仕方がないといえば仕方がないが……。
「はぁー……。一刀殿はここまで言ってもおわかりにならないのですか?」
うっ……稟の視線が痛い。
「まぁ、でもそういうんが隊長のいいところやで」
「まあそうですね」
「おうおう、そうだぜ。兄ちゃんはそのままで十分だ」
俺は何とも釈然としないまま許昌への帰途についた。【了】
- 620 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 10:42:00 ID:xxpsrN2j0
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初投稿ということで、慣れないことが多く、
ところどころでIDが変わっていますが、どうかお許しください。
時間軸としては、魏√赤壁前となっております。
それではお目汚し失礼いたしました。