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22 名前:三教一致 バレンタイン用拠点フェイズ[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 15:24:01 ID:arD6NJvKO
「にゃー(三教一致設定です。時間も今、投稿してる時間より後です。)」
「にゃー(四本桃香です)」
23 名前:三教一致 バレンタイン用拠点フェイズ1-4[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 15:27:25 ID:arD6NJvKO
「暦の上では向こうの世界じゃバレンタインかぁ。まあ、こっちにそんな風習無いし。第一チョコが無い」

朝の定例会議の最中。
『賊の侵入!らしい』との報が入る。
『らしい?とは何事か!弛んでるぞ』と愛紗の叱咤が飛ぶ。
だが、賊の正体を知れば、警備には酷と言うものだった。
「か〜ずと」
陽気な声と共に雪蓮が現れる。
「雪蓮」
「雪蓮さん」
この国トップの二人が同時に声を出す。
「どうしたんですか?雪蓮さん。騒ぎまで起こして」
「その通りだ、孫策殿」
「今日はね、大事な日なの」
「大事な日?」
「そう今日は、バレンタインなのよ」
慌て小声になる。
「…ちょ、雪蓮。あっちの記憶は無いって…」
「…言ったわよ、政治・軍事面等の勢力に影響力が有りそうなのは思い出せないって…」
「所で孫策お姉ちゃん、馬連多員って何だ?」
「バレンタインよ、張飛。で、バレンタインってのは、天の国で女の子が好きな男性に本来はチョコって物をあげてね愛を告白するの」
「愛を告白するのか!」
「そうよ張飛。でもこの世界にはチョコが無いから代用品でいいんじゃないかな?」
24 名前:三教一致 バレンタイン用拠点フェイズ2-4[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 15:32:02 ID:arD6NJvKO
「でも、何でそんなこと知っているのだ?」
「そりゃ〜天の事なら、一刀に決まってるじゃない♪」
一斉に冷たい視線が降り注ぐ。雪蓮の奴、絶対わざとに違いない。
「それにね、今日贈り物をすると。一月後に三倍になって還ってくるのよ」
「さ、三倍になるのか!」
「そうよ、三倍」
「じゃあ、鈴々いっぱい、い〜っぱい贈り物するのだ」
最早、違うと言える雰囲気ではない。雪蓮を見ると、悪い顔をしている。絶対わざとだと確信した。
「皆さん、ちゃんと会議を閉めますよ」
そわそわしながらも、きちんと会議を閉める朱里。
閉めたと同時に真っ先に会議室を出て行ったが。
「で、孫呉は私が代表して来たって訳」
「抜け駆けだろ」
「ひっど〜い、一刀。皆の分、渡さないわよ」
「雪蓮はそんな無責任な事はしないだろ」
「ちぇ、見抜かれてるか」
「信頼してるんだよ」
包みを開けると中から、手料理・桃・胡麻団子・桃マンと色々記憶に有る食べ物が出てくる。
「で、これは私から」
誰も居なくなった会議室で手に持った李を一口かじると。腕は頭に回し、口に運ぶ。
「は……ぁ、はっ、う、ん、は、はぁ、ふ、」
26 名前:三教一致 バレンタイン用拠点フェイズ3-4[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 16:04:39 ID:arD6NJvKO
そのまま長いディープキスに。
雪蓮と一刀の唾液に李が混じって、甘露な蜜が出来上がる。
全てが一刀の口に運ばれると、喉を鳴らして飲みほす。
「もう一口いる?」
「願わくば、李一つは欲しいね」
「了解♪」
甘く長い時間が流れる。

始めにやって来たのは、意外?順当?たんぽぽだった。市販の美味しいで有名処のお菓子。
二番手は意外、持ってくると思わなかった焔耶だ。
「これはあれだ、皆持ってくるだろうから。そう義務だ、義務で持って来たのだ」
あっちで言う義理チョコか?
だがこれも有名処の市販のお菓子だが義理や義務買うには安くない物だった。素直じゃない。
次に白蓮、普通に市販のお菓子。
「普通って言うなー!」
その次が、鈴々に恋、翠とねねだった。
肉マンが四つだけ。三倍返しが目的でかなりの量を買ったが、このメンバーである。
一個食べたが最後、むしろよく四つ残ったものだと感心する。
次は紫苑と璃々ちゃん、璃々ちゃんメインの手作りお菓子。
月と詠も来た、だがこちらは手料理だった。
「次は詠ちゃんと一緒にお菓子も習っときます」
「なんで僕が」
と二人。
桃香も来た。
「ご主人様、朱里ちゃんと雛里ちゃんに習いながら作ったんだよ」
27 名前:三教一致 バレンタイン用拠点フェイズ4-4[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 16:07:31 ID:arD6NJvKO
朱里と雛里が二人で凄い量を持ってくる。
皆がみんな持ってくる食べ物が真心が込もって美味しかった。
「さあ、ご主人様。私のチャーハンをご賞味あれ」
忘れてた!。
落ちがやはり愛紗か!と思ったのだが、普通に旨かった。
「あはは、どうせ私が落ちだと思ってただろ。しかし、落ちなら別に居るぞ」
何言っているの?愛紗さん?
「それは私の事かな?」
現れたのは星。そうかやはりメンマか。
「違いますぞ、主」
「人の心読まないでください」
と、星の後ろに桔梗も居た。
手に手に大量のお酒を持って。
「いくら主でも、その量を全部食べれまい。ならこちらはお酒を提供するゆえ、そちらを分けてくだされ。もちろん私と桔梗はお酒をバレンタインとやらの贈り物です」
「いいわね〜、皆で飲みましょう」
「雪蓮!居ないから帰ったんじゃなかったの」
「あら一刀と、滅多にこれないのに易々と帰る訳ないじゃない。じゃあ皆、派手に飲みましょう」
バレンタインが飲み会になっちゃたけど、皆の真心とかなりの人数の手料理が食べれたから良しとするか。
「ご主人様、こっち来て飲みましょうよ〜♪」
28 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/02/14(土) 16:17:16 ID:arD6NJvKO
パチパチ
「にゃー(まずは支援ありがとうございます、反応遅くてすいません)」
「にゃー(後、お目汚しもすいませんでした)」
パチパチ
「にゃー(しかし風様どこ行ったんだろ?後、ホワイトデーいります?)」
「にゃー(何か暖かいな、春だからかな?)」
ゴ――――!
「にゃー(火事だー)」「………風……曹魏を書かない馬鹿猫は焼けてしまえばいいのですよ〜」

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