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463 名前:◎魏魏魏の一刀 1/4[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 13:25:55 ID:DbDaUoI5O
真桜「隊長〜、頼まれてたヤツ出来たで〜」
一刀「え?マジで?」
真桜「大マジやがな。いや〜見た事も聞いた事もないモンを造るっちゅーんがこないに難しいとはなぁ」
一刀「うわ、すげぇな…再現度高過ぎだろ…」
真桜「ウチの技術力は三国一いいいぃぃっ!出来ん事はないぃぃぃぃっっ!!で、これ何するモンなん?」
一刀「解らずに造ったのかよ…これはなぁ」

華琳「…じてんしゃ?」
一刀「そ、自転車。俺のいた世界じゃ1番ポピュラー…じゃなくてありふれた乗り物だよ」
秋蘭「乗り物?これに乗るのか?」
一刀「そ。流石にタイヤのゴムとかは無いけど、それ意外は完璧に再現してある。再現率85%くらいだ」
真桜「へへへ、もっと褒めて褒めて♪」
春蘭「で、これをどうするんだ?」
一刀「どうするって、乗り物なんだから乗るに決まってんだろ。これで警邏もやり易くなるってモンだよ」
華琳「具体的にはどうやって乗るの?」
一刀「うん、まずはここにこうやって跨がる。で、ハンドルを持つ。足元にあるペダルを漕いで…進む!」シャーシャー
季衣「ぅわー、すごーい!」
流流「兄様速いです!」
霞「へ〜、馬よりかは遅いけど、小回りは利きそうやなぁ」
禀「徒歩より速く、そして疲れない…正に理想の乗り物ですね」
風「げに恐ろしきは天の国の技術、ですね〜」
華琳「ふぅん…ねぇ一刀、私も乗ってみたいわ」
春蘭「いけません華琳様!こんな怪しげな物に華琳様を乗せる訳にはまいりませぬ!」
桂花「そうです!きっとこの変態の事ですから、華琳様が乗った瞬間に妊娠させてしまう仕掛けがしてあるに違いありません!」
465 名前:◎魏魏魏の一刀 2/4[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 13:29:13 ID:DbDaUoI5O
一刀「そんな不気味な仕掛けあるか!あ、でもこれ俺のサイズに合わせたから、華琳が乗ると足が地面に着かないよ?」
華琳「何言ってるの?当然一刀が支えるのよ」
一刀「あ、そりゃそうだ。じゃあ俺が持っててやるから、乗ってみな」
華琳「う、うん…」
春蘭「待て北郷!それが我等の主に害を及ぼさぬとは限らん!華琳様が乗る前に、本当に安全かどうかをこの夏候元譲が自らの身体で試してくれるわ!」
桂花「良い事言った!今春蘭が良い事言った!」
一刀「…どうする?」
華琳「…まぁ良いわ。じゃあ春蘭、しっかりと確かめてちょうだいね?」
春蘭「お任せください華琳様!こんな小賢しい乗り物くらい、この私にかかれば!」

ガシャーン!
春蘭「ぎゃーっ!?」
ガシャーン!
春蘭「うひぃーっ!?」
ガシャーン!
春蘭「ぶぎゅるっ!?」
華琳「……ねぇ一刀?あれ、貴方の世界では子供でも乗れるって言ってなかったかしら?」
一刀「い、いや、確かに乗れない人もいるけど…あんな豪快にこける人はいないなぁ…」
霞「魏武の大剣www」
真桜「曹魏の要www」
春蘭「何だこれは!?馬に乗るより難しいではないか!こんな物に乗れるかぁっ!」
桂花「やれやれ…普段偉そうな事を言ってるくせに、こんなのにも乗れないの?子供以下じゃないの」
一刀「……」ジーッ…
春蘭「……」ジーッ…
桂花「な、何よ?」
466 名前:◎魏魏魏の一刀 3/4[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 13:32:02 ID:DbDaUoI5O
ガシャーン!
桂花「むきゃーっ!?」
ガシャーン!
桂花「ひぎぃーっ!?」
ガシャーン!
桂花「へぶらいっ!?」
一刀「……」
華琳「……」
霞「天才軍師www」
真桜「張子房の再来www」
桂花「むきぃーっ!何で私がこんな目にあわなけりゃいけないのよ!?アンタなんか虎の肛門に吸い込まれて死んじゃえ!!」
一刀「どんな凄絶な死に方だよそりゃ…じゃあ次は秋蘭乗ってみる?」
秋蘭「ん?私か?」
桂花「ハッ!この私ですら乗れなかったのに、蘭ごときが乗れる訳ないでしょ!?」
春蘭「姉であるこの私が乗れなかったのに、秋蘭には荷が重いぞ!」

一刀「そう、視点は足元じゃなくて常に前を見て…おぉ!乗れてる!」
秋蘭「乗れた!乗れましたよ華琳様!」シャーシャー
華琳「やるじゃない!さすが秋蘭ね!」
流流「秋蘭様すごいです!尊敬しちゃいます!」
真桜「へ〜、初めてやのに乗れるってすごいなぁ」
春蘭「……」ポカーン
桂花「……」ポカーン
一刀「じゃあこの調子で、みんなも試してみてくれ。あ、季衣と流流はもう少し大きくなってからな?」
季衣「ブーブー!」
流流「ブーブー!」
467 名前:◎魏魏魏の一刀 4/4[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 13:33:49 ID:DbDaUoI5O
霞「お、意外に難しいけど…よっと…こうか!?」シャーシャー
真桜「やたー!姐さん乗れてるでー!」
一刀「さすが霞、運動神経が良いなぁ」
春蘭「……」ポカーン
桂花「……」ポカーン

禀「常に前を向いて、身体を安定させ、一定の速さで漕げば…の、乗れた!乗れましたよ華琳様!一刀殿!」
風「わー、禀ちゃんさすがですー」
季衣「やっぱり軍師様は飲み込みが早いな〜」
春蘭「……」ポカーン
桂花「……」ポカーン
一刀「凪と沙和も乗れたし、華琳もすぐ乗れるようになるよ。俺がちゃんと教えてやるからさ」
華琳「う、うん…ちゃ、ちゃんと…優しく教えなさいよ…?」モジモジ
一刀「解ってるって。ほら、支えててやるから手ぇ出して」
華琳「うん…手を離したりしたら…許さないから…」
春蘭「グググ…ギギギ…」ギリギリ…
桂花「グム…ギル…ガン…ゴー…グフォ…」ギリギリ…
真桜「あ、せやったら春蘭様達にも乗れそうなんも造ってあるから、乗ってみますぅ?」
春蘭「何!?それは簡単か!?」
真桜「簡単やと思いますよ?じてんしゃよりも構造は複雑やないし」
桂花「乗る!何としても華琳様と一緒に乗るわ!早く持って来て!」
真桜「はいはーい。ほな持って来ますわー、えっと確かいちりんしゃ、っていうんやったっけ?まぁ車輪も1個しか無いし、イケるやろ…」
468 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 13:41:44 ID:DbDaUoI5O
終わり。とりあえず初めてなんで好きに書いてみた。
471 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 14:11:30 ID:KMfVFxfZ0
>>468

楽しく読みました

桂花「なんとかしなさいよ、この全身精液変態孕ませ男!」
春蘭「そうだぞ北郷、首と胴が離れたくなければ対策を講じろ」
桂花「むしろ対策を講じた後に首と胴が離れてほしいわね」
一刀「たすけて、真桜えも〜ん」
真桜「じゃじゃーん、ほじょり〜ん♪」

春蘭「乗れる、私にも乗れるぞ!」
桂花「こんな便利な器具が有ったのなら最初から装着しておきなさいよ、全く
   はっ、もしや私たちに恥をかかせて華琳さまの寵愛を受けようと…なんて汚らわしいっ!」
一刀「俺の世界じゃ補助輪を付けているのは小さい子供だけなんだよ」
桂花「なっ…ムッキー!」
春蘭「華琳さま〜っ!どうですか〜?」


こんなシ−ンが目に浮かんだw

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