>>718
美羽が一刀の意見を取り入れ、郵便事業を始めた。
人気取りの一環として、美羽の顔を印刷した切手を販売する。
するとこの切手が、特に孫呉領域を中心とした地域で販売数を大きく伸ばした。
ところが、肝心の評判が芳しくない。
美羽「一刀よ、愚民どもはあの切手の何が不満なのじゃ?」
一刀「どうやら切手が上手く貼れないらしい」
七乃「うーん。裏に塗る糊の量が少ないとかじゃないんですか?」
一刀「いや、糊の量は充分だ」
美羽「うむむ。それでは一体何が問題なのかのう」
一刀「……問題なのは、切手の裏ではなく表に唾を付ける点なんだ」