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636 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 22:08:54 ID:KNTKInJV0
上のほうのレスで書いた、魏ルートの後、帰還した一刀が他の陣営の武将とも接触してちんこの力を
存分に発揮する、というのをついに書き始めてしまったので、予告を投下。

さすがに全員と関係もつのを書くのはきびしいだろうけどw

本編は来週あたりに投下したいと思ってます。


いけいけぼくらの北郷一刀(仮)予告編


          蒼天已死
          黄天当立


「漢室の命數はすでに尽きた!」
 曹孟徳の言は、簒奪への序曲なのか。

──それは、戦国のならいか。あるいは、俺の力の無さか。
「蜂蜜水がほしいのじゃ、蜂蜜水が……」
「美羽様、もう……ないんです。どこにも……ああ、この七乃が喉を刺しますから、そこから血をす
すってくだされば、すこしは渇きも癒えましょう」
「嗚呼、この袁術ともあろうものがこのざまよ」


「なんとかならねえのかよ、なあ、アニキ」
「猪々子さん、見苦しいですわよ」
「でも、麗羽さまぁ」
「ごめん、でも……」
──俺の泣き言を、彼女はただ、笑って聞いていた。たのしげに、そう、本当にたのしげに。
637 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 22:09:25 ID:KNTKInJV0
「へぅ……」
「もうこのフリフリともお別れってことね」
──全てをあきらめたような笑顔を、この子にさせたいわけではないのに。
「もう、そんな顔するな、このバカちんこ」


「なあ、一刀、あたしと羅馬にいくって約束……おぼえてる?」
──その問いかけは、たどたどしく普段の彼女とはとてもかけ離れていて。
「ああ、いこう、あの彼方に……ただ、ごめん。二人きりじゃないかもしれないけど」
「しゃあないなあ。孟ちゃんも惇ちゃんもみーんな連れて、羅馬まで進撃したろやないか」


「ま、そんなわけで行ってきて」
──でも、と彼女はつぶやく。消え入りそうに。
「……帰ってこなきゃ、だめよ」


「新しき時代には、新たな天の祝福を!」
 あるいは新たなる戦乱の幕開けを意味するのか。
 新たな出会いと戦いが、いま、はじまる。


注:予告と本編は異なる場合があります。

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