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783 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/01/04(日) 01:56:24 ID:GCfZU8Ac0
883 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/01/03(土) 20:44:40 ID:F2mkpDl10
桂花は一刀の子を妊娠すべき
そう、あえて桂花で

「桂花が結婚してるとは思わなかったな」
この一言がいけなかった。
北郷隊の3人は、それまで興奮しきって、始終開いていた口をピタッと閉じた。
「……結婚?」
「おう」
一刀は、まだ魏に戻ってきて半日しか経っていないので、自分が消えていた3年余りを承知していなかったのである。いとも真正直にうなずいて、
「桂花の子だろ? 2・3歳かな?」

「ちょ、隊長マジボケ? 沙和の実力では突っ込みきれないの、真桜ちゃん」
「いや、ウチの肩叩かれてもなあ……さすがの種馬も種の行方まではわからんのやろか。て凪は何しとんの」
「あまり子供に聞かせるべきじゃないと思って」

「……これだから男なんて信用ならないのよ」
一人しか男を知らないくせに、荀ケはあたかも自分が結婚詐欺師に貢がされた挙句捨てられたことがあるとでも言うように顔をしかめた。
「なんだ、3年たってもまだ男嫌いなのかよ」
と一刀はまじめな顔で言った。「あのなあ桂花、いくら嫌いだからって、子供の前でそんなこと言っちゃいけないんだぞ? あの子ももう3つぐらいなんだから、そろそろお母さんの言うことも……」
一刀は目をパチクリさせた。
「……え、3歳?」

周囲がため息をついて、
「正確には2歳と5ヶ月です、隊長」
「ちなみに今日は隊長が消えてからきっちり3年目なの」
「ついでに言うとくとその時点で3ヶ月、10ヶ月目まで文句たらたらやったけど生んだが最後180度変わってしもて子煩悩大爆発……という説明セリフもおまけしたるでぇ」

一刀はまず自分を指差し、荀ケを指差し、最後にその娘を指差した。
784 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/01/04(日) 02:00:02 ID:GCfZU8Ac0
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今や魏のアイドル、であるらしい。
「両親がアレな関係やから、どんな子供になるか思いましたけど」
「無事……というかなんというか。素直ないい子ですよ」
「ビックリ仰天なの」

「そりゃ父親が真面目だからだろう」
「わ・た・し・の娘ですもの、素直で美少女で誰からも愛されるに決まってるでしょ。もっとも華琳さまほどじゃないけど」

「いや、このきりっとした目が俺似じゃない?」
「私が生んだのよ! だったら私似に決まってんでしょ!!」

「いや子作りは共同作業だろうが! 普通両親に似るもんでしょ桂花さん!?」
「なにが両親よ! あんたが勝手に中で出してただけでしょうがっ」

「お前もアンアン鳴いてただろうが!」
「あっ……あれはっ」

「ふふん、そういうデレの出しようがないツツツツン子ちゃんなところが可愛いぞ、桂花」
「っ……死んじゃえこのバカ! ちんこ!種馬!全身精液男! 近づくな顔近づけるなまた孕んじゃうでしょ!?」

「うわ、種馬や」
「種馬なの」
「……種馬です隊長」
視線は、微妙に生温かかった。
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ケフィアかわいいよケフィア。きっと「くやしい!!でも〜」って死ぬまで言ってるに違いない。
790 名前:783[sage] 投稿日:2009/01/04(日) 12:25:11 ID:6s1FFhOx0
すいません、ややこしい事してしまいました。
>>789さんのおっしゃるとおり、3行目までが本スレでの投稿です。

今後は識別しやすいよう気をつけます。ご指摘ありがとうございました。

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