- 640 名前:エロ本[sage] 投稿日:2008/12/24(水) 00:14:57 ID:CJXO1+mD0
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スマン……蜀はネタがなかった……終わりには=了=発売まであと二日と入れる。
あと、四コマのサオトメ先生。ごめんなさい。
この世界にきて、もはや我慢がならなかった。
この世界に対し挙兵しようとまで思った。
当然だ……
メンマをあんな風に扱うとはーーーーー!!
『新世界にて〜超絶番外編・星の場合〜』
- 641 名前:エロ本[sage] 投稿日:2008/12/24(水) 00:19:57 ID:CJXO1+mD0
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唐突に星が一刀の部屋に来た時に言ったのはその一言だった。
「と言う事で、主。協力してくだされ」
「いや、そんな事言われても……」
唐突の相談に一刀は戸惑っている。
いや、この世の中でこのような相談を受ければ、当然の反応だろう。
「ってか、なんで今さら……」
「これを見てくだされ!」
そのように言うと、持ち出したのはビン詰めの『ハム屋のメンマ』と真空パックの『粥屋のメンマ』だ。たしか、どちらも星がお気に入りのメンマだったが。
「至高のメンマは生き物なのです! 呼吸をさせず、このような狭い中に閉じ込められては可哀そうです」
「いや、んなこと言われても……」
「こんな風にメンマを扱うとは、この世界はどのような歴史を歩んできたのか!」
メンマの事で歴史云々までさかのぼる星についていける人間が何人いようか?
少なくても、目の前の一刀はその人間でないのが確かであるが。
「いや、とはいっても……」
「そこで、主に相談に来たのです」
「……話を聞けよ」
だが、馬の耳に念仏という言葉があるように、この状態になった星を止められるものなど存在しようか?いやいない。
「メンマに革命を起こそうと思うのです!」
- 642 名前:エロ本[sage] 投稿日:2008/12/24(水) 00:25:11 ID:CJXO1+mD0
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「はっ?」
「この世界をメンマによって征服するのです! さすれば、みなが太平の道に導かれんことでしょう!」
(あー、またなんかに影響されたな。……『こ●っくパーティ』あたりか?)
しかも、彼女の後ろには、何故か鉈を持っていそうなピンク色のアイドルが煤けて見える。いろいろなものに洗脳されたのが一刀にも分かった。
現実世界には怖いものがたくさんある
「なぁ、星……もしかしたらだけど、どんな事をやるつもりだ?」
「もしかしたらとは、心外な。私はこの身がどうなろうともやり遂げるつもりですぞ」
そして、彼女は息を一息すると。
「まずは、メンマの『ぶらんど』を設立します。そこから全世界にメンマを安くウマいメンマを発信するのです」
完璧に何か間違えている気がするが、それに星は気づいていない。
「我ながら、この世界に乗っ取った名案ですな!」
「いや……」
「そうです! このブランドのますこっとを華蝶仮面にするのも」
ますます妄想が広がっていく星。
そろそろキャラ崩壊とかテロップが入ってもおかしくないような状況だ。
「さぁ! 主! 我と共に世界の覇を目指しましょう」
「いや、やだ……はぁ」
拒否権など与えられるはずもなく、ドナドナと一刀は連れて行かれる。
むなしく、彼の響きだけが誰もいない部屋に響き渡った。
- 643 名前:エロ本[sage] 投稿日:2008/12/24(水) 00:31:27 ID:CJXO1+mD0
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その3日後、その星お気に入りのメンマ会社2社が倒産したことにより、星が三日三晩寝込んだことでこのメンマ革命は実行に移されることはなかった。
はたして、成功していたら世の中が変わったか?それは永遠に分からずじまいであった。
=了=発売まであと二日
ふははははは、いつもどおりに来ると思ったか!次は元通りだけど。
うん、正直スマンカッタ……orz