- 606 名前:ヨバイ1[sage] 投稿日:2008/12/19(金) 00:55:12 ID:6qAK+zOl0
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真・恋姫†無双 発売一週間前カウントダウン記念!
それはある夜のこと……
一刀が君主として部屋で筆片手に格闘していると、フッと影が手元を覆った。
「ん?なんだ、華琳か。どうしたんだ、こんな時間に?」
「・・・・・・」
見上げるといつの間に入室したのか華琳が一刀の手元を覗いていた。
「華琳?」
「なにをしてるの、、、一刀。」
「え〜と、見ての通り溜まっちまった政務をやっつけてるんだが、、、明日〆切りなの忘れててさ〜朝廷までにあげないと愛紗たちにまた怒られちゃうんだ、はははっ」
ばつが悪そうに頬をかく一刀と机に山と重なる訴状や決裁案件を見比べる華琳。
「はぁ〜この程度の量で徹夜?まったく…」
呆れ顔ですたすたと机を回りこむと、ちょいと一刀の膝の上に座り込み筆を手にした。
「お、おい、華琳…」
「安心なさい、このくらいすぐに済むわ。」
「いや、それはありがたいんだけど……」
「…なによ。まさか重いとか言うんじゃないでしょうね。」
「いや、むしろ軽すぎて落っことしそうで怖いんだが……」
「じゃあ、ちゃんと支えてなさい、ほら。」
ぐいっと腰を押し付けられて一刀の頬が染まる。
「お、おい、華琳……」
「あら、さっそくむくむくさせて…相変わらず反応がいいわね。ふふふ♪」
さらさら筆を走らせながら巧みに尻で一刀を刺激する華琳。疲れマラのギンギンに勃起した感触を楽しみながら、鼻歌まじりに彼女の筆は軽快に案件を片付けていく。
「か、華琳、そんな刺激したら……」
「ふふ、もう我慢できないの?頑張りなさい、もうすぐ片付くから。服を汚したくないでしょ。あの娘はともかく、賈駆は何て言うかしら♪」
「う、くぅ・・・」
月や詠にごわごわの下着を見つかる恐怖の未来図に爆発カウントダウンのスピードが若干ゆっくりになる。
- 607 名前:ヨバイ2[sage] 投稿日:2008/12/19(金) 00:56:31 ID:6qAK+zOl0
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「ふふふ、いい子ね。さあこれで終わり♪」
ことりと筆を置く音に一刀が机上を見るとさきほどまで混然となっていた訴状や決裁案件が綺麗にまとまっていた。
「うお、あれだけあったのを一瞬かよ、、、」
「ふん、この程度。私が魏王だったころはこの十倍はこなしてたわ。大体、貴方は一つ一つの案件にこだわりすぎなのよ。
こーゆーのは癖があるからその辺のツボを抑えて後は担当官らに任せれば、たいてい上手くいくのよ。
重箱をスリコギで掻き回す要領でね。」
どこぞの帝王学を語りながら器用にくるりと対面座位になる華琳。その瞳は熱く潤んでいた。
「さあ、お手伝いのご褒美を貰おうかしら……ん♪」
眼を細め接吻をしてくる華琳を抱きしめる一刀。彼女の細い腕が彼の頭に絡みつくのに連動するかのように激しく舌が彼の口腔に侵入する。
「(おぉ、今日はまた一段と激しいな〜どうしたんだ華琳の奴)」
懸命に負けずに舌を絡めながら目を白黒させる一刀がふと視線を降ろすと、すでに勃起マラが彼女の細い指に引っ張り出されていた。くいっと腰を浮かすと白い指がマラを中へ誘導する。
「(おいおい華琳さん〜積極すぎ……お〜柔らかいぃぃ!)」
ぬるりと包まれる熱い感触にカウントダウンが一気に加速する。
「(ヤバぃ!華琳、離れ…)」
急激な射精感に思わず慌てて細い腰を捕まえ抜こうとするが、華琳はがっしり脚を絡めて離れない。
それどころかくねくねと腰をグラインドさせて扱きあげる一方でひたすら舌を吸ってくる。
上下同時攻撃に一刀の堤防は呆気なく決壊した。
「(か、華琳っ!)」
「んんっ!んぅ〜〜〜!!」
ビクンッビクンッと互いに硬直する一組の影、やがてどのくらい経ったか崩れ落ちるように二つに別れる。
くてっと一刀の胸元に小さなツインドリルがしな垂れかかる。
「華琳……」
- 608 名前:ヨバイ3[sage] 投稿日:2008/12/19(金) 00:57:39 ID:6qAK+zOl0
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余韻を楽しみながら頭を撫でているとすーすー寝息が聞こえてきた。
「なんだ、寝ちゃったのか……一回で終わりなんて…なんか今日の華琳は…あふ、眠っ……」
撫でる手が力無く華琳の肩に墜ちた頃には二人仲良く寝息を立てていた。
・・・
・・
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「こぉんの〜バカチンコォ〜!」
ドンッと部屋が揺れるような怒声に目を覚ますと目の前に角を生やした詠とその背に隠れる月がいた。
「お?おぉ?おはよう…詠、月?」
寝ぼけ眼で答える一刀に蚊の泣くような声で答える月の挨拶は詠の怒声に掻き消える。
「なにがおはようだ!朝っぱらから月になに見せつけてんのよっ!ドスケベッ!!」
「へ?……あ、華琳、、、」
猫のように一刀の上で丸くなって眠る華琳に今更気づく。
「『あ、華琳…』じゃないわよ!なにこの臭い?!あんたね〜えっちすんならちゃんと後始末してから寝なさいよ!掃除する身にもなんなさいよねっ!あ〜も〜椅子の下にも〜(怒)」
怒り狂う詠の声に華琳がむにゃむにゃと目覚める。
「ん〜朝からうるさいわね……あら?かずと?」
キョトンとした顔で見上げる華琳に一刀がひきつった笑顔を向ける。
「やあ、おはよう華琳〜ハハッ」
「??……なんで貴方が?、、、うっ!?」
ふと下半身に違和感を感じて華琳の頬が紅く染まる。
「はははっ、そういや合体したまんま寝ちゃったな。わりい……」
「わりいじゃないわよ、、、通りで朝からへその奥があったかいと思ったら……ばか♪」
上目使いに睨むとぎゅううと膣を絞めてくる華琳に驚き、耳元に囁く。
- 610 名前:ヨバイ4[sage] 投稿日:2008/12/19(金) 01:02:55 ID:6qAK+zOl0
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「(待った待った!華琳、言いたくないが後ろにお客さんだ。続きはまたにしよう、な?)」
「え?…きゃ!やだ、早く言いなさいよ!」
慌てて一刀から降りると真っ赤な顔で乱れを整える。
「ふん今更。乱世の奸雄もしょせん女ね。気をつけなさい、今に色に溺れて大火傷するわよ。」
「む、、、そうね、気をつけるわ、特に一度降った軍師にはね。」
バチッバチッ!
一瞬、詠と華琳に火花が散る。
「(あり?この二人ひょっとして相性悪い?)」
火花を散らす二人を止めようとしたところへ扉が開いた。
「華琳さま!こちらでしたか。」
「春蘭、秋蘭。朝から心配かけたわね。戻りましょう。」
そそくさと二人を間を抜けていく華琳。慌てて後を追う春蘭を眼で追いながら秋蘭がすぅ〜と一刀に近づき囁いた。
「すまないな、北郷殿。我が主が失礼した、許されよ。」
「別に迷惑は……」
「ふふ、そう言ってもらえるとありがたい。当分続くやも知れんからな。」
「? 当分ってなにが?」
首を捻る一刀にいつも冷静な彼女がくくっと笑いを堪えながら答えた。
「華琳さま、いつもと違わなかったか?」
「あ〜そういやちょっと…さっきも俺がいるの不思議そうにしてたし、、、」
「だろうな、、、北郷殿と従者方を信用して打ち明けるが、実は華琳さまはたまに寝ぼけて歩き回ることがあるのだ。」
「え?それって夢遊病ってこと?」
「たいていの場合は、私か姉者が襲われて終わるのだが……今回は我らより北郷殿に惹かれたらしいな♪」
- 611 名前:ヨバイ5[sage] 投稿日:2008/12/19(金) 01:03:54 ID:6qAK+zOl0
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面白そうに見つめる秋蘭の視線に一刀の頬が染まる。
「まあ…という訳で今後もちょくちょく寝ぼけ夜ばいをかけて来るだろうからよろしく頼む、ご主人様♪くくっ」
含み笑いを残し秋蘭はさっさと去っていく。
後に残された一刀の後ろで詠と月の会話が響く。
「月〜今ちょくちょくって言ってたわよね〜」
「う、うん、、、」
「あ!そういや今日ってお茶会の日だよね、月♪」
「? う、うんそうだけど……詠ちゃん?」
「確か新しい茶菓子持ってくるって言ってたわね〜孫家の末っ娘♪」
びくっと一刀の背中が揺れる。
「え?シャ、シャオが来るのか?」
「えぇ〜そうよ〜♪い〜お茶会ネタができたから楽しいひとときなるわ。おほほほほ〜♪」
麗羽のように手で口を隠して笑う詠に一刀が手を合わす。
「頼む、詠!いや、詠さん!それだけは勘弁してくれ!シャオに喋ったりしたらあっという間に広まっちまう。」
「そ〜ね〜特に姉が知ったら面白い事になるわね〜くくっ」
蓮華にじわじわと問い詰められる未来図に一刀の血の気が引く。
「ま、待て、話し合おうじゃないか…」
と一歩、詠に踏み出したとき扉が元気良く開いた。
「やっほ〜月、来たよ!今日はお姉ちゃんも連れて来たから…あ、一刀だぁ〜ほら、お姉ちゃん、早くぅ♪」
「もう、シャオたらはしゃいじゃって、はしたないわよ。一刀、お邪魔じゃないかしら……」
遠慮しながらも嬉しげ入って来る蓮華を見て、詠はニヤリと笑った。
「どうやらこういう天命みたいね、バカチンコ♪」
その後、彼がどうなったかはまた別の機会に……ちゃんちゃん♪
…………ヨバイ・華琳編 完