- 412 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 19:45:01 ID:0IFDGkqr0
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それはなんでもない日のことである。
晩ごはんを食べて自分の部屋に戻るとコンコン、とノックの音が響く。
「ご主人様、少し時間を頂いてもよろしいでしょうか」
チッ、これで五人目だぞ、今日はいったいどうなっているんだ。
そんな俺の内ポケットの中には。
パンツが。
休日だったその日は特に予定は入っておらず
暇を持て余していた俺はいつものように市場には出かけずに城内をふらついていた。
と、そのとき
「あっ、ご主人様」
声がした方に振り返るとたくさんフリルのついた服を着た可愛らしい少女がいた。
「月か、どうしたの」
「はい、あの、詠ちゃんを見ませんでしたか?」
「ツン子かぁ、今日は見てないなあ。何かあったの?」
「はい、お水を持ってくるといったきりなかなか戻らないので…」
「ふーん、じゃあ一緒に捜そっか?」
「そ、そんな、いいですよ、ご主人様の手を煩わせるほどのことでも……」
「いいっていいって、ちょうど暇してたんだよ」
そういって柔らかい少女の手をつかんで歩き出す。
そういえば詠だけでなく今日はあまり知り合いに会ってない。
いつもなら少し歩くだけで休日が潰れるのだが。
- 413 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 19:46:10 ID:0IFDGkqr0
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「それで響子さんはその後どうなったのですか?」
「結局それがさあ…」
月に永遠の管理人さんについて語りながら歩く。
皆どうやら俺のいた世界に興味があるらしく、ことあるごとに何かしら聞かれるのだ。
以前華琳に少し話をしたら朝まで捕まってしまったこともある。
そうやって雑談しながら捜していると廊下に誰か倒れているのを見つけた。
ツン子だ。
「お、おい、大丈夫か!?」
「詠ちゃん!?」
二人して駆け寄り呼びかけるが返事が無い。
どうやら気を失っているようだ。
「大丈夫!?しっかりして、詠ちゃん!」
月がツン子の意識を確認しているのを横に周りを警戒を配る。
賊か?ただの事故か?
とりあえず賊らしき気配はなく、ツン子を見るに争った形跡は無い。
水を入れていたであろう桶が転がっているだけだ。
「とりあえず医者に見せよう、呼んできてくれる?」
「は、はい!」
- 414 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 19:51:24 ID:0IFDGkqr0
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あわただしく駆けていく彼女を見送り、あらためてツン子を調べる。
脈あり、意識なし、目立つ外傷は頭のたんこぶ。
どうやらただの事故らしい。
ホッと一息つくと、偶然目にスカートがきわどいめくれ方をしているのが飛び込んできた。
細い太もも、それに吸い付くように黒いストッキング、そしてかすかに見えるあれは…
_ ∩
( ゚∀゚)彡 縞パン!縞パン!
⊂彡
いったらんかーい。
一刀は決断した。もう後へは引けない、引かない。
下半身の相棒が命ずるままに行動するのだ。
(月が城付きの医者の所まで行くのにざっと二分、往復四分か。この時間制限で出来ることは!)
俺はスカートを大きくめくり黒ストッキングの両端に手をかける。
そして左右のバランスを崩さぬように徐々に、しかし手早く脱がしていく。
ついに生足の登場だぁー!
しかし今の俺にはそれを堪能する暇は無い。
同じように両手を使いパンツを脱がす。
スルスル、スルスルと魅惑の生足に縞々の生地を滑らす。
縞パンはくるぶしを通り過ぎた後、
その小さな可愛らしい足の指に引っかかることなくツン子の体から離れる。
そして内ポケットに収納。やったぜ!
このとき俺は神になった。