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670 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/15(木) 16:44:51 ID:jjBTGUel0
ちょっと前本スレであったネタを元にしたSS投下開始


最近領内で奇妙な病が流行っているという話を聞いた
なんでも頭痛や吐き気、体の感覚の喪失等といった症状が現れるらしい
またどれ程病が重くなっても、布団から起き上がることが出来なくなるだけで死には至らない、とのこと
原因はまったくわからず、今出来ることは病にかかってしまった者の治療手段の模索と民の動揺を抑えることくらいしかない
そんなある日の夜・・・・・・

「はぁ、これで終わりか」
ようやく今日の分の書簡が片付き、朱里の元へ運ぼうとした時
「ご主人様!」
「うぉ!?恋か。どうした?ん?その子はセキト?」
いきなり部屋へ乱入してきたのはセキトを抱えて何かに焦っている恋だった
「セキトが、倒れた」
「何!?」
近づき、良く見てみるとセキトの呼吸は荒く、苦しんでいるのが分かった
「これだけじゃ俺にはわからない。獣医がいればいいんだが・・・」
無論俺に医療知識なんてものはないし、そうそう都合よく病気を治す薬があるはずもなく
671 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/15(木) 16:45:21 ID:jjBTGUel0
「・・・?これ、薬?」
「へ?」
落ちていた何かの薬包を拾った恋がってそれ確か謎のロリ薬!?
「セキト、飲む」
「ちょ、恋!それ違う!」
それをセキトに飲ませようとする恋。慌てて止めようとするも遅く、既にセキトが薬を飲み込んでしまった
「っ!?セキト!?」
「うおっ、まぶし!?」
その瞬間、セキトの体が光、目を開けていられなくなる。光がやみ、何かが崩れ落ちる音と共に目を開ける
「え?・・・セキト?」
「う〜、痛い・・・あ、ご主人様!」
そこには呆然とする恋、そして恋をご主人様と呼び、抱きつく犬耳少女の姿があった

まて、こんな事がありえるはずが・・・・・・いや、異世界に飛ばされるとかあったんだし、こんなのもありか?
「セキト・・・なの?」
「そうですよ、ご主人様、ボクのことが分からないんですか?」
セキトらしき犬耳少女が泣きそうになり、それに慌て、少し困った顔の恋。うん、これは貴重な表情だ
「ご主人様、セキトが人間になっちゃった」
「うーん、あの薬がこんなことになるとは・・・あ、でも確か効果は一晩だけって言っていた気が」
「えー、そうなんですか?折角ご主人様と話せるようになったのに・・・・・・」
悲しそうな顔をするセキト。すまん、俺には何故こうなったかわからんのだ・・・
調薬した華佗なら何か知ってるかもしれないが、何処にいるかとかまったく分からない
「でも、セキトとお話できて、嬉しい」
そんなセキトを抱きしめて微笑む恋。姉のような母のような表情で、妬けるじゃないかセキトめ
「あ・・・はい!ご主人様、一杯お話しましょう!」
「良かったな、恋、セキト。んじゃ俺はこれを届けてくるから、ゆっくりしていくといい」
「あ・・・・・・」
良く分からない薬で起きた奇跡の一時、邪魔するのも無粋だし、少し時間空けてから戻るかな
672 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/15(木) 16:46:40 ID:jjBTGUel0
「やったー!麻雀で1位げっつ!」
「おめでとう!(AAry」
「コングラッチュレーション!(AAry」
「ありがとう!これで華雄は俺の嫁に、ん?なんか外が騒がしいな」
「うわっ!扉がチェーンソウでこじ開けられる!?」
「逃げろー!」
「ちょ、お前ら俺を置いてくなよ!」
「逃がさないわよ〜ん」
「げぇ!貂蝉っ!」
「ふふふ、私もいますよ」
「う、干吉もか!?や、やばい、やばすぎる!誰か助けてくれ!!」
「あらあら、助けてだなんて無粋ね〜。貴方はちゃ〜んと私達が可愛がってあ・げ・る」
「そういう訳です。ではいきますよ」
「ひ、た、たすけ・・・」
「幻影分身!」
「ひぃっ!?101人の干吉と貂蝉が!」
「「「「「では始めましょうか」」」」」
「ぎゃーーーー!!!!!」

「何を読んでいるんだ朱里?」
「はわわ!?ご、ご主人様!い、いえ、これは、えーと」
「本か?どれどれ・・・「恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜34スレ355レス 俺の嫁の悲劇」?なんじゃこりゃ」
「あの、桃屋の店主さんから頂いたものなのですが・・・」
ま た あ い つ か !
「そうか、まあ、ほどほどにな?」
書簡を机に置いて踵を返す。今回ばかりは深く追求してはいけないと本能が訴えている!
「ま、まってくださいご主人様!これは誤k」
673 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/15(木) 16:58:45 ID:jjBTGUel0
書簡を届けた後風呂で一休みし、部屋に戻る
「おかえり、ご主人様」
「おかえりなさい、ご主人様のご主人様」
ベッドの上に座るセキトとその後ろから抱き付いている恋が出迎えてくれた
「ただいま。って戻らなくていいのか?」
「いいのだー」
「うん、ご主人様、眠くない?」
「ん、ああ、まだ大丈夫だけど?」
椅子に座りながら返事をする。たとえ眠くとも君達がそこにいては眠れないのだよ
セキトと話せる機会なんて普通無いし、そんな勿体無い事する気はないけど
「んじゃ俺も話しに混ぜてもr「ご主人様、こっち」ん?」
恋に手招きされてベッドに近づく。するといきなり腰を捕まれチャックを下げられ―って!
「えへへー。ご奉仕するわん♪」
「・・・ご奉仕するわん」
あっという間に恋とセキトに拘束され脱がされていく。あ〜れ〜
674 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/15(木) 16:59:25 ID:jjBTGUel0
「あー・・・夢、か?」
セキトが人間になって恋と一所にあれやこれやをする。なんつー夢だ
起き上がり思わず部屋を見渡す。無論恋やセキトがいるはずもなくいつも通りの部屋
「溜まってるのかな・・・」

今日の書簡も片付き、庭を歩く。途中セキトを連れた恋がやってきた
いかん、冷静になれよ俺。あれは夢だ、夢なんだ・・・
「ご主人様、おはよう」
「ああ、おはよう恋。セキトと一所に散歩?」
「うん、お風呂」
お風呂、川かぁ、俺も行こうかなぁ・・・
「あ、ご主人様、こちらにいらっしゃいましたか」
「愛紗?何かあったのか?」
「はい、病から戻った兵達の編成で少々。お時間頂けますか?」
「おっけ、すぐに行く。それじゃあ恋、またな」
「うん、また」

川に入り、水を浴びてさっぱりする
「セキト・・・」
周りを見回し、川岸で遊んでいる姿を発見
「わふ」
昨日のあれは夢。でもセキトとお話出来て良かった
「わふ〜ん・・・」
セキトの頭を撫でながら少し考える
「ご主人様、いつもより激しかった・・・セキトも一所のほうが、ご主人様も嬉しいかな?」
「わふ?」
675 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/15(木) 17:02:48 ID:jjBTGUel0
以上。エロ部分は各自で補完よろ
そしておまけ投下


「よぅ、おっちゃん」
「おや、これは太守様。今日はどのようなご用件でしょうか?」
「華佗がどこにいるか、わからないか?」
「華佗殿がですか?それは・・・・・・ははー、なるほどなるほど。そういうことですか」
「・・・なんか壮絶な勘違いをされているような気が」
「いえいえ、気になさることはありませんよ。若いというのはいいですなぁ」
「ちょ!絶対勘違いしてるだろおっちゃん!」
「まあまあ、これなぞいかがですか?この豊満薬は飲んだ者を一晩だけ大人の姿にしてくれるという」
「赤玉青玉かよって違うだろ!?」
「おや、お気に召さないので?ではこちらの母乳薬や逸物薬などは・・・」
「だから違うと言ってるだろうが!!!」
「ではこの精力薬はいかがです?これなら城中の女性全員を相手に出来ると思われますが?」
「・・・・・・買った」
「まいどありっ!」


ハーレムは書けないんで誰かよろ(マテ

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