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611 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/14(水) 19:38:16 ID:Ag/CSO/G0
ようやっと規制解除。巻き込まれウザー
>>596,605
GJ。やっぱり時事ネタでは一騒動あるもんだよねぇw
俺も時系列完全無視お祭りバレンタインSS投下開始しますよっと


ある冬の寒い日
いつものように街へ脱sげふげふ。街へ警邏に出かけ、不気味な笑顔を浮かべている例の店主に出会ってしまった
「これはこれは太守様。今日はいつもより大変そうですなぁ」
「は?」
まさか脱走したのがバレテル!?
「これをお持ちください。こちらは胃腸薬、こちらは精力剤になります。何、若い時分は勢いが大切ですからな、お代はいりませんぞ。ほっほっほ」
そう言って俺に2つの薬を押し付けて去っていく店主。何がしたかったんだろうか?

こっそりと部屋に戻り、書簡をなんとか片付けて風呂でゆったりと安らぐ
「は〜、のんびりのんびり」
風呂からあがり、部屋に戻る。そろそろ寝るかな?と思ったところで誰かが扉を叩いた
「どうぞー」
返事をすると扉を開け、華雄と伯珪が入ってくる
「夜分遅くに失礼する、まだ起きていたようでよかった」
「や、悪いね一刀。こんな時間に」
「いや、かまわんよ。んで、何か用かな?」
2人共何かを隠しているような気がするが、それが何かは分からない。最近なんかあったっけ?
612 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/14(水) 19:39:00 ID:Ag/CSO/G0
「主殿これを」
「あー、その、一刀。これ、やる」
「これは?」
紙で包装されリボンのような物が巻かれた小さな箱が2つ。んー、どこかで見た記憶が・・・
「うむ。昨日の警邏中に桃屋の店主に出会ってな。店主が言うには今日は「ばれんたいん」なる日で、愛しい殿方に甘い菓子を贈る日だとか」
「それで材料を分けてくれたから、こうして2人で作ってきたんだ。そ、それで、受け取ってくれるか?」
ばれんたいん・・・ああ、だからチョコの包装に似ていたのか〜。ってなんでんなこと知ってんだ店主!?
「あ、ああ。情報の出所とか異様に気になるが、受け取らせて貰うよ。華雄も伯珪もありがとう」
だがそれはそれとしてこんな可愛く綺麗な女性に貰えると嬉しくなるのが男心。んー、今年は及川には圧勝だな、フゥーハハハハ!
「喜んで貰えて何よりだ」
「うんうん、苦労した甲斐があったよ」
俺が受け取ったことを笑顔で喜んでくれる2人。ああ、可愛いなぁ、もう。そういえば昼間精力剤をって思考操作されてる!?
「と、ところで苦労って、どんなことがあったんだ?」
「ん?ああ、この前麗羽達が氷室を作っていただろう?どこからか雪や氷を持ってきて」
「ああ、そんなのもあったっけ。華琳の酒蔵と場所争いをしてて。あの時は大変だったなぁ・・・」
麗羽達がどこかの雪山から雪や氷を持ち帰り、保存しておくための倉を作ると言い出した
そこまでは良かったんだが、よりによって華琳の酒蔵をどかしてそこに作れと騒ぎだして・・・ああ、あの時の事思い出すと胃が・・・・・・
「湯煎とかいうので一度溶かして、少し味付けした後に氷室で冷やせば完成する、って聞いたんだが・・・」
「麗羽が許可しなかった、か?」
「それもあるが、皆が氷室を使おうとしてな、どこに誰のが置いてあったか分からなくなりかけた」
「は?」
イマナニヲオッシャイマシタカカユウサン
613 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/14(水) 19:39:37 ID:Ag/CSO/G0
「まあそういうわけで、本当はもっと話したいけど皆も来るだろうから、私達は先に戻るよ」
みんなが・・・俺、明日の朝日拝めるんだろうか・・・・・・ああ、胃腸薬が神に見える
「では・・・ふむ、このまま、というのも少し癪だな。主殿」
さっき押し付けられた胃腸薬を置いた場所を思い出していると何かを解く音が聞こえ、呼ばれたのでそちらを向く。と
「んむ!?」
「んっ、んむ、ちゅ、ちゅる。ふふ、どうだ主殿、旨いだろう?」
華雄に口移しでチョコを食べさせられました。ちょっぴり苦めのカカオ味と華雄の舌が・・・
「あー!何やってんだよ華雄!?」
「ん?いいじゃないか。お前もやればいいだろう?」
「え?・・・そ、そうだな。よし、いくぞ一刀」
「ちょ、ちょっとまて伯kんむぅ!?」
「んちゅ、んむぅ、じゅるる、はむ、ぺろっ、ぷはぁ。へへ、どうだ一刀、旨いだろ♪」
確かに伯珪のチョコは砂糖が多目のようで甘かった。だが!ディープ過ぎて味なんてあんま残らなかったぞ・・・・・・
「む、やるな伯珪」
「ふっふ〜ん、私だってやるときゃやりますよ」
「少々口惜しいが、これで失礼するよ主殿」
「それじゃまたな、一刀」
「あ、ああ。また明日・・・」
2人が出て行くと共に机に崩れ落ちる。今のでその、息子が凄く元気に・・・あー、どうしよ
614 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/14(水) 19:45:06 ID:Ag/CSO/G0
皆が来る、と聞いて抜くに抜けず悶々としている。ああ、これは辛い・・・・・・誰かたすk
「北郷一刀、そこにいるな?」
「ちょっとお邪魔しますよ」
神は死んだ・・・・・・なんでこの状況で左慈と干吉が!?
「何の用だ?今は正直辛いから一人にして欲しいんだが・・・」
「安心しろ、これを渡したらすぐに去る」
「あん?これは・・・げっ」
そういって俺に放り投げたのは見覚えのある包装紙・・・・・・
「な、なあ、左慈。一つ聞くが、これはどういうつもりだ?」
「今日は恨みを持つ者に贈り物をするとその者に不幸が訪れる日、とあの店の男に聞いたのでな」
何考えてやがるあんちくしょう!!!!
「ご主人さ・・・・・・ま?」
げぇ!関羽ぅ!
「あ、愛紗?」
「まさか、まさかご主人様がその用な趣味であろうとは・・・・・・」
「違う!これは誤解だ!俺はノーマルだ!!」
「何が誤解なものですか!ならばその、そ、そそり立ったものをどう弁解するのですか?」
うええ!?あの口移しで反応したのが収まってなかった!?
「ちがっ、これは華雄と伯珪が」
「ご主人様の・・・不埒者ー!!」
「ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
615 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/14(水) 19:50:19 ID:Ag/CSO/G0
「くくくっ、元気ですねぇお二人とも」
「おい、どういうことだ干吉?」
「何、今日は女性が愛しい殿方に愛の告白と共に贈り物をする日でしてね。きっと関羽の目には貴方が北郷一刀に告白したように映ったのでしょう」
「なっ!?貴様!何故それを知っていて教えなかった!?」
「おやおや、私はてっきり知っているものかと。いやはや、なかなか面白いものでしたよ?」
「干吉っ!貴様、殺す!」
「ははは、そんな怒った貴方も可愛らし・・・左慈?貴方、どこからそんな物を取り出したのですか?」
「知らん。だが何故か手に馴染む・・・・・・ターゲット確認。排除開始」
「な、待ちなさい左慈!それはちg」

「お、流れ星が2つ」
「ふむ。主殿との口付けに流れ星、縁起がいいな、今日は」


以上〜

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