[戻る] []

551 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/13(火) 16:54:20 ID:hnDzD7hE0
>>549
GJ!名前で呼ぶ鈴々なんて(ry
まだまだ兄妹っぽいとこからどう変わるかが楽しみなED後ですなw

さて、昨日の本スレネタから不意に浮かんできたものを投下。TS注意


励ますよう俺の肩を叩く及川の手から逃れようと、勢いよく体をひねった時――
俺達を追い抜こうとしていた女子学生にぶつかってしまった
「・・・・・・チッ」
「なんやあれ、感じ悪いのぉ。折角の可愛い子ちゃんなのに」
「・・・・・・」
「なんやかずピー、どないかしたん?」
「えっ?」
「さっきの奴の背中をジーッと見つめて・・・はっ、まさか一目ぼれか!?悪いことはいわん、ああいうのはやめとけ」
「ちがっ!」

「・・・・・・ここから・・・・・・・じまる・・・・・・・・・いかねぇ・・・・・・・・」
先程の女子学生がショーケースに展示されているものを食い入るように見つめながら何事かをぶつぶつと呟いている
「(何か・・・・気になるな)」
552 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/13(火) 16:54:58 ID:hnDzD7hE0
「誰だ貴様。私に何の用だ」
「何の用も何も、どっから持ってきたんだよ、それ。第一、お前この学校の生徒じゃねえだ――ろっ!?」
「・・・・チッ」
「い、いきなり何しやがる!?」
「邪魔だよ、お前」
無造作に放たれる蹴り。その一つ一つが雑草を刈る鎌のような鋭さで俺の急所を狙う
「くっ」
なんとかその蹴りを捌き、距離を開ける
「チッ、しつこいな、お前」
「しつこい、じゃねえ、てめえ一体何者だ!?どうして盗みなんかしやがる!」
「盗み?ああ、これの事か。これはお前らに必要ないものだ必要のないものを奪って何が悪い」
「なっ」
「それにこれは貴様には何の関係もないだろう。死にたくなければ失せろ。そして今日見たことを忘れるがいい」
「泥棒ごときが偉そうに言うんじゃねえ!盗人猛々しい!」
「あくまで邪魔をするのか。ならば殺してやろう。突端を開く鍵が無くなれば外史は生まれず、このまま終わることができるのだから」
「はあ?なんだよそれ」
「もう語る言葉は持たん。死ね!」
四方から繰り出される打撃が禍々しい風切り音と共に襲い掛かってきた
「うわっ」
金的を、目を、金的を、眉間を、金的を、こめかみを、金的を、咽を、金的を
あからさまに急所だけを狙ってくる
「くっ!」
なんかやけに金的への攻撃が多いが、蹴りと共にスカートがめくれてパンツが見えているのがバレタ!?
「どこを見ているか貴様っ!!」
「うわっ!?」
そんな思考をした途端先程までよりも大きい一撃がくる。だが咄嗟に放ったのか、それで体勢を崩している。チャンスだ!
「うらぁぁぁ!!」
553 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/13(火) 16:55:46 ID:hnDzD7hE0
「ちぃ!」
俺の一撃はあっさりと防がれる。が、その時の弾みで少女が持っていた鏡が宙を舞う
「チッ!鏡が・・・」
「させるかよっ!」
俺と少女、同時に鏡へ手を伸ばす。が、手は届かず地面に落ちて割れてしまう
「しまったっ!くそ、余計な手間をかけさせやがって!」
「何が余計な手間だ!元々お前が盗みなんてしなければよかったんだろうが!!」
「何も分かっていない奴がべらべらと・・・チッ、もう始まりやがったか」
「な、なんだ!?割れた鏡が・・・・・・」
割れた鏡から光が発し、俺と少女を包む
「なんだこりゃ!?どうなってやがる!?」
「どうしようと無駄だ。もう戻れん。幕は開いた」
「だからなんだってんだよ!?」
「飲み込まれろ。そしてこの世界の真実をその目で見るがいい」
「なっ、それはどういう意味――っ?」
薄れ行く意識の中、少女が呟いた意味ありげな言葉がやけに耳に残り、そこで俺の意識は途絶えた・・・・・・・

〜中略〜

「この外史を潰す潰さないを作られた存在である私達がどうこうしようなんて、おこがましいとは思わんかね?」


ついカッとなって書いた。後悔は少ししている。だが反省は(ry

 [戻る] [上へ]