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409 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 19:41:59 ID:wGQ4YeM40
>>408
GJ!こっちのが麗羽らしいw

現在メインのSSがちょいと躓いているので気分転換にネタSS書いてみた

今日は愛紗達と警邏中、例の華蝶仮面が現れ一騒動あった。愛紗と翠はそんな彼女が気に食わないらしく、直ぐに追いかけて行った
今は鈴々と共に警邏続行中。そして裏路地から事件の当時者である星が現れ・・・
「あ、星ー。華蝶仮面見なかった?」
「む?超絶美少女の華蝶仮面か?いや、見てはいないが今度はどんな活躍をしたのだ?」
自分のことをそこまでいうか・・・
「あ、太守様。先日はどうも」
鈴々が華蝶仮面の活躍を本人に話しているとき、この間の夢の中であった女性がやってきた
「ん?ああ、この間の」
あれ?もしかしてこれも夢・・・なわけないよなぁ・・・・・・うん、ちゃんと朝からの記憶があるし
「おや主、私達というものがありながら他の女性にも手を出していたのですか?」
「な、違うって。この人とは前警邏中にぶつかって・・・」
「ちちち違います。私と太守様が、そんな・・・・・・」
「そうか、それは失礼した」
「まったく。あ、知ってると思うけど俺は北郷一刀。君の名前は?」
「主・・・やはり手を出すつもりで?」
「出すかっ!」
「あ、あははは。えっと、私は姓は劉、名は備。字は玄徳です。玄徳と呼んでください」
「劉備・・・玄徳・・・・・・」
おいおい、劉備といえば三国志でも有名だし、関羽や張飛の義兄で君主だよな。もしかして俺がこの世界に来たことで表に出なくなったのか?
「むむむ、むむむむむ・・・」
「ん?どうした鈴々?」
鈴々が唸りながら俺と玄徳に視線を彷徨わせている。星も静かに何事かを考えているようだが・・・
「お兄ちゃん、ごめんなのだ・・・・・・鈴々はお姉ちゃんと一緒に漢王室を復興させなければならないのだ!」
「「は?」」
突然そんなことを言い出す鈴々に唖然とする俺と玄徳
「う、む。そうだな、鈴々私も同行しよう。何故かそうしなければならないような気がしてな。主、申し訳ない」
410 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 19:42:35 ID:wGQ4YeM40
「え?ちょっと2人共急にどうしたんだ?」
「あぅ、太守様、2人が怖いです・・・」
俺の後ろに隠れる玄徳。それを見た2人はいきなり武器を取り出して・・・
「な!?鈴々、星、正気に戻れ!」
「鈴々は正気だよ。お兄ちゃんを傷つけたくはないのだ。大人しくそこをどいて欲しいのだ」
「私も正気ですぞ主。私とて主を傷つけたくはありません。どうか劉備様から離れてください」
マジでどうしたんだ、急に。2人はおかしくなるし玄徳は怯えてるし・・・
「あぅぅぅ、ど、どうなっているんですか」
「俺にもわからん。只ここは逃げたほうが良さそうだ・・・逃げれるかは兎も角として」
さらに俺の後ろに隠れる玄徳。それを見てじりじりと近づいてくる2人
「あっ!あそこで華蝶仮面が洛陽のメンマを食べてる!」
「華蝶仮面!?」「洛陽のメンマ!?」
「今だ!」
ダメもとでの引っ掛けが成功し、玄徳の手を引っ張ってその場から逃げ出す。とりあえず朱里に相談してみよう

城に辿り着き朱里を発見。兵を連れているが何かあったのだろうか?
「はぁ、はぁ、朱里、少し相談が・・・」
「いくらご主人様でもこれだけは譲れません!全員突撃!私のお魚さんを取り返してください!」
その号令と共に兵達が玄徳を捕まえようとする
「ふぇぇ、またなんですかー!?」
「だぁぁ、朱里もおかしいのか!?くそっ、どこへいけば・・・」
再び逃走劇を始める俺達。今度は敵に軍師が付き兵達も参戦。厳しいなおい
411 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 19:45:04 ID:wGQ4YeM40
「この馬孟起、劉備様の下で働き、必ずや曹操の首を手に入れてみせましょうぞ!」
「翠!?復讐はもういいって言っただろうがー!」
「ひ、人殺しはだめですー!!」

「うふふふふ。私を年寄り扱いする子にはお仕置きが必要よね?」
「ちょ、紫苑、弓構えるな!うぉ、本気で撃ってきやがった!?」
「誰もそんなこといってませんー!!」

「あ、太守様、此処は誰もいないようです。ここに隠れましょう」
「ああ、そうだな・・・ん?琴の音が・・・」
「いい音色ですねぇ」
「待て、これは孔明の罠だ!!」

「ご主人様・・・このような時間からなんという不埒な事を。そこに直りなさい、成敗してさしあげましょう!」
「げぇ!関羽ぅ!」
「今までの人達よりも怖いですー!!」

「あれ?玄徳?どうしたんだ、こんな所で」
「あ、伯珪ちゃん、今急いでるからまた今度ね!」
「悪い伯珪、急いで逃げないとまずいんだ!」
「え?あ、ちょ・・・・・・・・・・・・いいもん、いいもん、どうせ私なんて」

「おや?主殿」
「あ、華雄!助け「邪魔をするなー!」か、華雄ー!!」
412 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 19:46:17 ID:wGQ4YeM40
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、な、なんとか逃げられたか・・・」
「はぁ、はぁ、そ、そうですね・・・でも、なんでこんな事に」
それは俺が聞きたい。どうしてみんなおかしくなってしまったのか・・・
「も、もしかして私のせいですか?」
「んなわきゃないって、だから泣くな!」
もしや、とは思ったのは口に出さないでおく。今でさえ泣きそうなのに言ってしまえば確実に泣いてしまうだろう
「・・・ご主人様」
うぉ、この声は恋か?いきなりだったからちょっとびっくりしたぞ
「あ、恋、いいとk「義妹虐めるの、許さない」え?」
最後に見たものは見慣れない赤い馬にまたがった恋が方天画戟を振り下ろす姿だった・・・・・・

BAD END1 偽りの君主

「うわぁ!?・・・・・・ゆ、夢?なんつー夢だ」
ベットから跳ね上がり生きていることを実感する。夢でホントによかったよ・・・
それにしても、夢とはいえあんなことが起きるなんて・・・
大体みんながおかしくなる事も恋が俺の事殺す訳ないよな。はは・・・・・・あれ?何か殺気が・・・・・・
「あ、起きた」
「ちょちょちょ、ちょっと恋さん!?その方天画戟はなんでせうか!?」
「・・・・・・愛紗が殴ってでもって起こして来いって言ったから」
愛紗ー!そういうことは相手を考えて言ってくれ!!
「起きる、起きるから。はぁ、びっくりした」
「・・・・・・ご主人様、おはよう」
「ああ、おはよう、恋」
そういえば今日は愛紗達と警邏の日だったな。華蝶仮面がどうのこうの言ってたっけ
さて、今日も頑張りますかっ
413 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/10(土) 19:52:46 ID:wGQ4YeM40
以上
これからも劉備を勝手に登場させるか否か、かなり迷ってるんだがどっちがいいかね?
夢のままの住人にするか伯珪と絡ませるか・・・
それに今更だが珍道中3人組も絡めそうにないんだよなぁ、どこかで合流させるか放置か・・・
愚痴多くてスマソ

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