- 315 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 01:59:51 ID:Fn2bTHlp0
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ハムと華雄のSS投下〜
ただ今回のはちょい長いのでまったり待っておくれ
今回は台詞前名前1文字形式じゃなく先に登場人物宣言形式で
登場人物:ハム、華雄、朱里、特別ゲスト
- 316 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:02:17 ID:Fn2bTHlp0
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「はらへった・・・」
「咽乾いた・・・」
「・・・疲れた・・・」
突然ですが北郷一刀、異世界にて遭難中です
事の起こりは数日前、朱里の提案から始まった
「ご主人様、対呉防衛用に防御陣を作成しようと思うのですが、いいでしょうか?」
「対呉?・・・そうか、今度の魏との決戦に横槍入れられないように、か」
「はい。孫権さんの性格からこちらに侵攻してくることは無いと思うのですが、あの白装束の動きが気になるので」
「魏への奇襲もあいつらに台無しにされたしな。分かった、防御陣の構築は任せる。ただ出来ればあちらにあまり刺激を与えないでくれよ?」
「はい!お任せください!」
それから数日、華雄と伯珪と朝食後の茶を飲んでいた所に朱里がやってきた
「ご主人様!対呉防衛陣、完成しました!」
「対呉防衛陣?」
「ああ、曹魏との決戦に保険を、と思って」
「ふ〜ん、保険ねぇ。この間の白装束とかいう奴等の対策か」
BINGO。流石我が軍の知力4位
「奴等への対策なら主殿の護衛だけで済むのではないか?孫呉の兵等恐れるに足りん。あの程度ならいつでも倒せる」
水間での戦いを思い出しながら孫呉の兵を貶す我が軍知力ワースト4位
「いや、流石にあの頃のまま、ってことはないと思うのですよ?」
見た感じ孫権は堅実らしさを持ってたからなぁ、時間もあったし戦うことになったら厄介になるとは思うが・・・
「そうか?曹魏の兵は左程変わりない弱さだったが・・・まあ主殿が言うのなら警戒しておこう。無駄かもしれんが」
「相変わらずな・・・それで、どんな感じの陣になったんだ?」
「はい、呉をあまり刺激しないように、との事なのでちょっとしたからくりを使いました」
えっへん、といわんばかりに胸を張る朱里。最近軍師らしくない、と嘆いていたからなぁ・・・
「からくりかぁ、朱里ちゃん、どんなのか見に行ってもいい?」
「はい、構いませんよ。ご主人様も来て頂けますか?」
「おう、見にいくよ。ちょっと愛紗に言ってくる」
「では私も行こう」
- 317 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:03:53 ID:Fn2bTHlp0
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「到着しました!」
「こんな所に道があったのか・・・」
朱里に連れられてやってきたのは呉領に接する山の中。普通なら迂回するが秘密裏の奇襲になら行軍可能、といった所か
「だが、それらしいものは何も無いが?」
華雄の疑問は尤もだ。辺りに陣らしい陣は見えない。洞窟の入り口っぽいのが見えるくらい?
「はい。からくりを作動させない限りは普通の山道なんです」
「ふ〜ん、これじゃあここに防衛陣があるなんて誰も思わないね。あ、これなんだろ・・・」
伯珪が山肌にあるちょっとしたでっぱりに興味を持ち近づいていく。確かにあれは気になるな
「えっへん!これは八陣図と言ってですね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「「「「え?」」」」
山が振動した、と思った。揺れが激しくなり、立っていられなくなったとき、俺と朱里の間の地面から岩が生えてきた
「きゃっ!」「うぉ!?」
・・・・・・・・・・・・
揺れが収まり、辺りを見回す。唖然としている華雄に焦っている伯珪が見える。だが朱里の姿が見えない
「っ、朱里、無事か!?」
「だ、大丈夫です〜。ご主人様達は大丈夫ですか?」
ほっ、どうやら大丈夫のようだ
「ああ、大丈夫だ。それで、どうやって出ればいいかな?」
「・・・・・・一度作動したら出口に着く事で元通りになるってからくりなんです・・・」
「げっ、ってことは・・・」
「はい・・・後は愛紗さん達に来てもらってここを崩すかしか。ごめんなさい」
ってことは自力で脱出するしかないか
「おっけ、こっちはこっちでなんとか出口向かってみるよ」
「はい・・・・・・出口への道順ですが」
- 318 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:10:58 ID:Fn2bTHlp0
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「おっけー、覚えた。多分大丈夫だとは思うけど、万が一今日中に戻れなかったら愛紗達に助けてくれるよう伝えてくれるかな?」
「はい、分かりました。ご主人様、華雄さん、伯珪さん、どうかご無事で」
「ふ、私がこのような所で果てるものか」
「だいじょーぶだいじょーぶ、すぐに脱出出来るって」
この事態を引き起こした奴が言う台詞か?と小一時間問い詰めたい・・・
「さて、んじゃいきますか」
観光気分で八陣内に入る俺達。まだ昼前だし、夜には帰れるだろう
ところがどっこい、2時間くらい進んだ辺りで道に迷いました
似た様な地形多いし通った道の印付け忘れたし、遭難確定ですよハハハ
「はらへった・・・」
「咽乾いた・・・」
「・・・疲れた・・・」
茶を飲んでいた俺は腹が減り、茶菓子を食べていた伯珪は咽が渇き、愛紗達と稽古をしていた華雄は疲労が激しい
それでも出口を求めて彷徨い歩くこと数時間・・・・・・
「はぁ、少しこの辺りで休もう。疲れたまま動くのはまずい」
「そうだな。少し体を休めてから出口を探そう」
「み、みず〜」
流石の華雄も息は荒く、伯珪も倒れかけている
比較的涼しい岩場に腰を下ろし体を休める
(あー、やば。昨日遅くまで政務やってたからなぁ、眠気が・・・・・・)
- 320 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:14:17 ID:Fn2bTHlp0
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目を覚ますとそこは見慣れた町並み。背後には5人の完全武装の男達。どうやら警邏の途中みたいだ
(ああ、これは夢か。俺達はまだ迷ってるはずだしなぁ。お、あの桃旨そう・・・)
これは夢で、ここで食べても現実には変わりない。そう理解していても食べたくなるのが人の性
桃を売っている店まで歩く。途中、いきなり曲がり角から人がやってきた
慌てて避けようとしたが避けきれずバランス崩して転んでしまった
「あいたたた」
「あわわわわ、ご、ごめんなさいごめんなさい!」
見上げれば愛紗よりやや年上くらいの女性が少し怯えながら謝っている。まあ後ろがあれなら誰でも怯えるよなぁ・・・
「あー、怪我もなかったし、全然平気。君こそ怪我はない?」
「あぅ、はい、私は大丈夫です。少し急いでいたもので、本当にごめんなさい」
「いやいや、気にしなくてもいいよ。こっちこそ急ぎの用を邪魔してごめんね?」
「あぅ!いえ、気にしないでください。自分でも少しはしゃぎすぎていたって思いますし・・・」
「ふーん、何か良い事あったんだ?」
「あ、はい!自分でも良く出来たと思った物が会心の出来だ!って皆に褒められて。えへへ」
凄い嬉しそうに話してくれるからついつい俺まで嬉しそうになった。ああ、これこそまさに現実逃避の境地か・・・
「そうなんだ。おめでとう」
途端に顔を真っ赤にして慌てだす女性
「あぅぅ、ああありがとうございます。は母が待っているのでし失礼しますー!」
そう言ってあっという間に立ち去る女性。う〜ん、綺麗だったなぁ・・・・・・
- 321 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:15:10 ID:Fn2bTHlp0
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「お、太守様も玄ちゃんの美貌に骨抜きにされましたか。これは関羽将軍に密告しなければ・・・」
いきなり現れた商人がトンデモナイ事を言う
「わーわー!骨抜きになってないしそんな危ないこといわないでー!」
ただでさえちょくちょく愛紗の目を盗んで街に来てるのに!
そんなこと言われたら「そんな不埒な事のために街へ出ているのですか!?」とか怒られ外出禁止令が出てしまう!
「流石の太守様も関羽将軍には形無しですなぁ。はっはっは!」
「酷いぜおっちゃん・・・」
「まあまあ、耳寄りな情報を教えますからご勘弁を」
「耳寄りな情報?」
「ええ。玄ちゃんは元々黄巾の乱の時に公孫賛将軍に仕官したのですが、母が病にかかったと聞き出奔して戻ってきたのですよ」
「へ〜、親孝行なんだな」
「ですから、太守様が玄ちゃんの母の病気を治す、と言って治療して差し上げればきっとうまくいくはずですよ、はい」
「なるほど。確かにあの子は美人だし紫苑さん並みの色気と胸が、ってそうじゃないだろー!!」
フヒヒ、サーセンといいながら去っていく商人。どこでんなこと知ったんだよ・・・
「ったく。でも、伯珪の元部下か。後で聞いてみるかな?有能そうなら是非仲間になって貰いたいし」
- 322 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:16:39 ID:Fn2bTHlp0
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「ん、んぁ、うぅ、は、伯珪、んくっ、主殿が目を覚まし、んぁあ たからもうやめ、はぅ」
「んちゅ、ちゅる、むちゅ、ぺろ、はむ・・・」
目が覚めたらそこは桃源郷だった・・・
「って何をしてるんだお前等ー!!」
伯珪が座り込んだ華雄に圧し掛かり、裸に剥いて体中を舐めている
疲労によって抵抗できないのか、快楽に押されて抵抗しなかったのかは定かではない
が、体中舐められた事でエロイ光沢がっ!伯珪も伯珪でこっちにお尻を突き出す格好になっていて・・・
「あぁ、あ、主殿、あふ、伯珪を押さえてくだsふぁっ!」
さらにこんな艶声を聞かせられて我慢出来るとでも?いや、出来まい!
「と言うわけで俺も混ぜたまへ伯珪君」
「はむ、んちゅ、んん?ああ、一刀〜」
俺の声が聞こえ顔をあげる伯珪。胸元はだけ、色っぽい雰囲気を醸し出しているが目がやばい
俺を認識した途端標的をこちらに移し、飛び掛ってきた
「うぉ、ちょ、伯珪?」
「あふ、はぁ、はぁ、た、助かった?」
「一刀・・・ん、はむ、ちゅく、んぷ、ちゅ」
抱きつかれキスと共に舌が入れられる
「ん、ちゅる、んむ、ぷはっ。伯珪?大丈夫なのか?」
「んんぅ、ずるい・・・」
「え?」
「一刀、みんなとはこうやってしてるのに、私だけずっと置いてきぼり・・・何度か誘ってもすぐに逃げちゃう・・・・・・」
「う、いや、それは」
ほんとに冗談かと思ったり、てか誘われていたんだ俺・・・・・・
「私だって、一刀の事好きだもん・・・こうなりたいって、思ってたんだから・・・」
「伯珪・・・・・・」
「一刀・・・・・・」
お互いの顔を見て再びキス
気が付かなかった、とはいえ今まで悲しませてしまったんだ、ちゃんと答えてやらないと・・・
(この文は省略されました。続きを読むには各々の脳内で編集してください)
- 323 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:21:41 ID:Fn2bTHlp0
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「うう、腰が痛い・・・」
「まったく、だらしがないぞ、あれくらいで」
散々搾り取られ、最後の方は赤玉出かけたのにあれくらい、ですか・・・
「まあそう言ってやるな伯珪。お前だってお前だって漸く思いを果たせて本望だろう?」
「うん、まあそれはそうなんだけどね。でも気持ちよかったし、まだまだしたかったなぁ・・・」
ひぃ!また搾り取られる!?
「一度気絶した奴が何を言うか。ほら、主殿が怯えてるぞ」
「え?あ、あははー、ごめんごめん。嬉しいのと気持ちいいのでさ、全然止まらなくなっちゃって。あはははは」
俺のことを好いてくれるのは嬉しいし、男としてこういうことは好きだ
でも限界まで搾り取られるのは勘弁して欲しいな・・・・・・
「お、川の音がする。出口が近いかな?」
「ふむ・・・多分これだな。動かすぞ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「お〜、外だ外だ〜。川も見えるし、水浴びしてから帰ろうぜ」
「そうだな、一度体を洗う必要があるし」
「うぉ、まぶしっ」
ああ、太陽が黄色いぜ・・・・・・
「で、人を散々心配させておいてなんですかこの甘い空気は。一刀、とは随分と親密になったのですね」
「あ、愛紗。お、落ち着きたまえ、これには海よりふかーい事情が・・・」
「問答無用!!!」
「ぎゃーーーーーーー!!!!」
- 324 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 02:24:42 ID:Fn2bTHlp0
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以上。特別ゲストは夢オチにするか登場させるか少し迷っている
ここまでやってると華雄とハムの真名欲しいなぅ・・・(´・ω・`)
FD発表&ルート追加を強く望む!!!
- 328 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 03:23:06 ID:Fn2bTHlp0
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322にツッコミがない件
何かに負けた気がするので全面降伏投稿
初エロなんで描写がおかしいかもしれんがそこはスルーするか脳内変換汁!
「完全に2人の空間だな・・・・・・・・・・・・」
思いを交わし、繋がりを求める2人
既に伯珪の秘所は濡れ、一刀のモノを受け入れる準備は出来ている
「あ、押し倒されたな・・・・・・」
一刀が押し倒され、伯珪が覆いかぶさる
喪失の痛みに耐えながらも愛する人と結ばれた事で幸せを感じる為か、苦悶の表情はすぐに消え、快楽に顔を歪める
「ん?これは水?この岩肌から滲み出ているのか・・・」
騎乗位で最初は一刀のみがゆっくりと、そして徐々に腰使いが早くなり、伯珪が嬌声を上げ始める
「そういえばあれから少し前、伯珪がこの辺りに何かしていたな・・・・・・」
一際大きい嬌声と共に伯珪の体は跳ね、涎を垂らし光悦とした表情で余韻を楽しんでいる
だが、これで後年「鎮黄(ちんこう)の使い」として名を馳せる彼が終わるものか?それはありえない
伯珪にキスをし、意識が戻ってくるのを確認してから再び動き始める
「ふむ、突然ああなったのはこれが原因か?・・・少し持ち帰って調べてみるか」
先ほどと違い、痛みはなく最初から快楽が襲い掛かってくる
あまりの快楽に、そしてずっと肌で感じている幸福感と共に再び絶頂、気を失ってしまう
- 329 名前:華雄[sage] 投稿日:2007/02/08(木) 03:28:06 ID:Fn2bTHlp0
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「まあこれくらいで十分だろう。ん?何か当たっていひゃぅ!」
伯珪が至福の一時を向かえ、気絶してしまい続けることが出来なくなった
しかし一刀がそれで満足できるはずはなく、近くで裸のまま岩肌に手をつき、腰を振っている華雄に襲い掛かるのは自明の理
「あ、主殿、ここはダメで、あぁぁぁぁ!す、すこしはなれ、ひゃぅ」
流石にこの奇妙な液体の近くで行うのは戸惑われるのか、そこから離れた岩肌に手を付かせ、後ろから突き入れる
そのまま腰を動かし、お世辞にも豊かとは言えない乳房を愛撫し、責め続ける
「んぅ、はげし、ふあぁ、もう、だめ、あ、ああああぁぁぁぁぁぁ!」
絶頂し、崩れ落ちる華雄。疲労と快楽とでもはや立ち上がることが出来ないでいる
一刀も華雄の中で射精し、余韻に浸っていた時、目を覚ました伯珪が一刀に近づき、モノを取り出して舐め始める
一瞬にして次弾装填されたモノを伯珪に入れようと覆いかかる、が反対に寝転がされ再び騎乗位となった
「はぁぁ、主殿、もっとぉ・・・」
ふらふらと起き上がり這いずりながら一刀に近づく華雄
そして一刀の顔の上にまたがり、腰を下ろして伯珪と抱き合い、お互いの唇を啄みながら胸を愛撫する
「ふふ、夜はまだ長いですよ主殿・・・」
いじょ。あれ?ハムメインのはずなのに何故か華雄が・・・・・・
公式の予約特典小冊子のハム&華雄テラモエス