姉たちの会。
蓮華「はぁ……」
大喬「? どうなされたんですか、蓮華様」
蓮華「いや、小蓮がな。こちらに来てからどうも反抗的でな。何かと言うと口答えして、私の言うことを聞こうとしもない。
……ひょっとしてこれが反抗期というやつだろうか」
大喬「は、はぁ。(なんかもっと別のことに原因がありそうですけど……)
でも……わかります。小喬ちゃんも最近もなんだかツンツンしちゃってて、ちょっと困ってます」
愛紗「そうだな。私にも義妹の鈴々がいるが、最近は少し生意気なところがある。
昔は姉者姉者と呼んでくれていたが、今は愛紗と呼び捨てだ。
将としてはお互いに対等であるべきとは言え、まるで義姉と思ってもいない」
春蘭「なんだ貴様ら、だらしない! 姉として、年長者としての威厳を見せないから妹がつけあがるのだ!
そこへ行くと私の妹、秋蘭は立派だ。妹として姉である私を立ててくれる。あれこそ妹の鑑というやつだ」
全員(そりゃあ……。姉がこんななら妹がしっかりするだろうよ……)