一刀ナレ『反董卓連合が解散したのも束の間。漢王朝の力が衰退しきったのをきっかけに世は群雄割拠。戦乱の時代へ突入か…
曹操の魏は許昌を拠点として西方諸国を次々と併呑しているし、孫権の呉も江南・江東をほぼ平定…』
伝令「御注進! 北郷太守に至急お目通りを!!」
愛紗「どうした、何事か!?」
伝令「はっ、冀州方面へと放っていた斥候より報告が! 南皮の袁紹が周辺地域を併呑せんと軍を動員させたとの事です!
袁紹軍は手始めとして現在遼西郡を侵攻中!」
一刀「なんだって! 遼西といえば、公孫賛の本拠地じゃないか!」
伝令「袁紹軍の数は約三万! 対する公孫賛軍はわずか五千! 陥落は時間の問題かと」
一刀「わかった、ご苦労さん。しばらく休んで次の任務に備えてくれ」
伝令「はっ!」
一刀「さて、どうしようか…」
にア 公孫賛を助けに行く
放っておく
一刀「皆、話は聞いたな? 俺は公孫賛の救援に行こうと思うんだけど…どうだろう」
愛紗「公孫賛殿とは黄巾の乱の際に共闘して以来の付き合い。すぐにでも駆けつけるべきでしょう!」
鈴々「袁紹には連合軍のときに受けたカリもあるし、ここらで一発お返ししておきたいのだ!」
一刀「うん。朱里、どう? 現在のうちの戦力でどうにかできそう?」
朱里「うーん…現在我が軍の戦力は約二万です。本拠地の防衛に最低五千は残さなければならないですから、動かせるのは一万五千。
公孫賛さんの兵と合わせて総数二万。対する袁紹軍は三万です。兵数で負けてる以上、勝つのは厳しいかと思われます…。
しかし、袁紹軍を撤退させる。もしくは、公孫賛さんを救うぐらいなら策次第で何とか。
ただ、後者の場合は公孫賛さんが遼西郡をきっぱり捨てる事が出来ればの話ですが…。
それに、曹操さんや孫権さんの動きもありますし、今はあまり国力を消耗させるのは得策ではないです…」
一刀「そうか。まあ、愛紗に鈴々、朱里も居るんだ。何とかなるさ。
よし、じゃあ皆、出陣だ!何としても公孫賛を助けるぞ!!」
全員「おお――――っ!!」
※:戦闘パートではバッチョンが居ない代わりに公孫賛が白馬陣で援護攻撃してくれます
2周目はこんな感じに派生するに違いないと思っていた時期が俺にもありました…