あとがきのようなもの   何とか終わりにまでたどり着けました。飽きっぽい自分がここにまでたどり着けた事を本当に嬉しく思います。(続けるにした  がってグダグダになっていったのは謹んでお詫び申し上げます)   言い訳ではありませんが、ここで一段落させる事ははじめから決まっていました。正直日常パートを延々と続けているようなも  のなので、続けようと思えばまだまだ続けることも出来たかもしれませんが、本音を言えばネタ切れです。   細かいネタは少しはあるのですが、それをこのシリーズに繋げる手段のネタがありません。本当に自分の引き出しの少なさ、底  の浅さを痛感する今日この頃です。   恋姫†無双に初めて出合ったのはブック○フで棚から出したままになっていた四コマでした。ググって初めて十八禁ゲームだと  知り、何故か次の日には新装版を手に入れ自分のPCにインストールしていました。   そしてSSと言う存在を知ったのもこのゲームがきっかけです。SSを探してあちらこちらを巡った結果、ここの『恋姫シリー  ズ 外史まとめサイト』にたどり着いたのです。   以前から自分の好きな作品の続編のようなものを妄想してはいましたが、読専だった自分が「書いてみよう」と思ったきっかけ  は、真・恋姫†無双の「魏ルートのラストシーン」と「呉ルートのラストシーン」そして一壷酒氏の「いけいけぼくらの北郷帝」  でした。(勿論自分ごときが一壷酒氏に及びもつかない事は重々承知しておりますが、多大な影響を受けたことは事実です)   そしてスレに告知もせずこそっと専用UP板に投稿すると言う暴挙にうってでました。丁度その当時は投稿の数が減っていたこ  とからか、スレの皆様に甘やかされ調子に乗っていたのも事実でした。   一応「還って来た種馬」にも触れますが、一刀と華琳のモデルになっているのは「中臣鎌足」と「中大兄皇子」です。「中臣鎌  足がいなければ中大兄皇子は権力を手にする事は無かっただろうし、中大兄皇子がいなければ中臣鎌足も歴史の表舞台に立つ事は  なかった」と言う自論が一刀と華琳に合っている様な気がしたからです。   かと言って華琳の倅の代で政権が潰れたりはしません。自分の脳内設定では、「曹丕は北郷の名と家を継ぎ、嫁は司馬懿」です。  藤原不比等に当たるのが曹丕となります。と言う事は、本編で書いた「北郷四家」は一刀の孫ですね。勿論、曹丕が禅譲を受けた  りしませんし、司馬氏が魏を乗っ取ったりもしませんし、一刀の孫が天然痘でバタバタ死んだりもしません。美味しいとこ取りで  す。   そしてそんな勝手な脳内妄想を垂れ流していた自分ではありますが、「還って来た種馬」を書くにあたって自分が決めていた縛  りがいくつかあります。それは「主要なキャラの人死にはなし」「悪人はなし」「名有りのオリキャラを出来るだけ出さない」  (何人かは登場しましたが、必要最小限に抑えた心算です)でした。それっぽい人物をにおわす程度の事はしましたが、三国志の  登場人物の数を考えれば調子に乗っていると収集がつかなくなる事は目に見えていましたし、自分そこまで詳しくもありませんし  ……。   ですが、当初一人だけオリキャラを出そうかと考えていました。それは一刀の男友達(親友と言うよりは悪友)です。貂蝉や卑  弥呼ではそれにあたりませんし、華佗はフラフラしているので使いにくい(都合よく登場はさせましたが)。その為「一刀の事を  ちゃんと認めていて、間違っても華琳や春蘭達に手を出さない便利な人物」として曹仁か曹洪を考えていました。しいて言えば外  史における及川祐ですね。しかし今となっては出さなくて正解だったと思っています。恐らく扱いきれていないでしょう。   ごちゃごちゃと書いてきましたが、この作品が自分にとって良い経験と思い出になった事は間違いありません。専用UP板の表  示回数を眺めながらニヤニヤしたのも良い思い出です(気持ち悪いですね、スイマセン)。拙い稚拙な文章である事は自覚してい  ますし、まとめスレの自分の掲載作品に眼を通せば「はじめから書き直したい」と思いもします。ですが勿論後悔はしていません  し(反省はしています)、今は一応やり遂げたと良い気分でもあります。   では、再び皆様とお会いできることと、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。   乱筆乱文をお許し下さい。                                               2013年11月27日                                                  岡山D   P.S.   今思い付いたまとまるかどうか全く判らない小ネタ。   ・璃々の家出(ありがち……)   ・一刀の孫呉見聞録(一刀、大いに喰らう)   ・真・恋姫†無双ゼロ(オリキャラ多数の為、多分無理)   ・蜀関係の何か(適当すぎる……)